厚地カーテン
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柄のラグに合うカーテンを選ぶ|ウィントの色と織りで窓辺を整える

この記事の目次
ラグを残して、窓に足す色を減らす
気に入っている柄のラグはそのまま使いたい。でも、カーテンにも柄を入れると落ち着かない気がする。そんなときは、窓を無地調の厚地にして、ラグの色を生かす方向から考えられます。
最初に決めたいのは、カーテン単体で好きな色より、部屋のどこを主役にしたいかです。ラグをよく見せたいなら、ラグの地色に近づける、壁となじませる、柄の中の落ち着いた色を拾う、という選び方があります。どれを選ぶかで窓の存在感も変わります。
インズのウィントは、5色から選べる無地調の厚地カーテンです。麻風の織りと縦方向のしわの表情があるため、大きな柄を増やさずに布らしさを残したい人の候補になります。ここでは1.5倍ヒダの仕様を前提に、今あるラグ、壁、家具に合わせて色を絞り、最後に注文寸法へ進みます。
ウィントは、織りの表情を楽しむ無地調の厚地
ウィントはポリエステル100%の二重織で、表側は麻を思わせる生地、裏側は白い生地です。天然の麻そのものを使ったカーテンではありません。麻風の見た目を選びたいのか、素材として麻を含むことが必要なのかは分けて考えましょう。
色はアイボリー、ナチュラル、ベージュ、ブラウン、グレーの5色です。色名から候補を探せますが、手持ちのラグの「ベージュ」と商品の「ベージュ」が同じ色とは限りません。画面で近く見える色同士でも、実際に並べると黄みや濃さの差が気になることがあります。
また、ウィントの生地には縦方向の細かな凹凸やしわ感があります。遠くからは無地に近く見せつつ、近くでは織りを楽しみたい場合に検討できます。一方、つるりと平らな面や、しわのない均一な無地を求めるなら、好みとずれる可能性があります。形態安定加工のある商品でも、生地固有のしわ感まで消えるという意味にはなりません。
柄ラグへ合わせる際は、色数を抑えられることと、表面の表情がなくなることを同じにしないでください。ラグの模様に加え、カーテンの細かな凹凸も楽しめるか。その点がウィントを選ぶ理由にも、候補から外す理由にもなります。
ウィントの5色と生地をインズで見るでは、色を並べた写真と生地の説明を確認できます。まずは気になる2色を選び、どの色が部屋に合うかを次の考え方で絞ってみましょう。
ラグの地色、壁、柄の色から候補を絞る
ラグの地色を拾い、床と窓に共通点をつくる
ラグを見るときは、模様の色と、その下に広がる地色を分けます。赤い模様のラグでも、全体の大部分が生成り色なら、窓には生成りに近い候補を置く考え方があります。
この選び方は、ラグの印象を部屋の中でつなげたい場合の案です。赤い柄をそのままカーテンへ広げるのではなく、地色を共通点にします。ウィントなら、まずアイボリーやナチュラル、ベージュを見比べる入口になります。ただし、名前だけで生成りに最も近い一色を決めず、ラグと並べて判断してください。
模様が細かく地色が分かりにくい場合は、少し離れて眺めてみましょう。近くでは何色も見えるラグでも、ソファから見ると明るい面として見えることがあります。普段の距離でどう見えるかを基準にすると、小さな柄の一色に引っ張られすぎずに選べます。
壁に寄せて、ラグへ視線が向く窓にする
ラグと壁の色が大きく違う部屋では、カーテンを壁に寄せる選択もあります。窓をもう一つの強い色にせず、ラグを眺める背景として考える方法です。
例えば、白に近い壁に濃い柄のラグがあるなら、ウィントの明るい候補を壁際で比較してみます。このとき、ラグにぴったり同じ色がなくても、壁とのつながりを優先してよいのです。ラグのすべての色をカーテンへ取り込む必要はありません。
ただし、明るいカーテンなら必ず部屋が広く見える、と決めつけることも避けたいところです。窓の大きさや家具の配置で印象は変わります。自分がよく座る位置から、窓が目立ちすぎないか、壁と並べた色差が好みかを確かめましょう。
柄の濃い色を拾い、窓にも存在感を持たせる
窓も部屋の一部としてはっきり見せたいなら、柄の中の濃い色を拾う方法があります。ラグにグレーがあればウィントのグレー、茶系があればブラウンを比較の候補にできます。
気を付けたいのは、ラグの中では小さかった色が、カーテンでは大きな面になることです。小さな線の色が好きだからといって、その色を窓いっぱいに広げた印象まで同じとは限りません。濃色が気になるときも、ラグの地色や壁に寄せた明るい候補を一つ残し、窓を目立たせたい程度で比べると判断しやすくなります。
白黒の幾何柄と、赤い柄のラグで考える
白黒の幾何柄に木の家具を合わせている部屋
白黒の幾何柄ラグに、木のテーブルや棚を置いているとします。ラグの線に合わせたグレーと、壁や木の家具に合わせて考えるナチュラルを、最初の比較候補にする案があります。
グレーを選ぶ案は、ラグの白黒と窓の色に共通する方向を持たせたい場合です。ただし、黒い線を拾うつもりでも、ウィントのグレーは黒と同じではありません。ラグの黒、家具の木色、壁の色と並んだときの差を見ます。
ナチュラルを選ぶ案は、ラグの幾何柄を残しながら、窓と木の家具を一緒に眺めた印象を優先したい場合です。こちらも木色と同色という意味ではなく、並べて好ましく感じるかを比較する候補です。
ラグだけを見て選ぶとグレーに絞りたくても、部屋には木の家具が大きく見えているかもしれません。ラグの横へサンプルを置いた状態と、テーブル越しに窓を見た状態の両方で比べると、部屋に残すもの全体へ合わせやすくなります。
生成りの地に赤い柄が入ったラグのある部屋
赤い柄が気に入っている場合でも、窓を赤くする必要はありません。ラグを主役にするなら、地色からアイボリーやベージュを候補にする案があります。アイボリーとベージュのどちらを選ぶかは、壁やソファと並べて決めます。
例えば、壁が白に近く、ラグの地色は少し黄みを感じる場合、壁へ寄せるかラグへ寄せるかで答えが変わります。壁とのつながりを優先するなら壁際で、ラグとの共通点を優先するなら床の近くで差を見ます。一方を「正しい配色」と決めるより、どこをそろえたいかを先に選ぶほうが、迷う理由がはっきりします。
濃い茶色のソファもあるなら、ブラウンを試すことはできます。ただし、ソファと窓の両方が濃くなることを望むかは別の判断です。ラグを見せたいのに窓へ目が向きすぎると感じたら、明るい候補へ戻す、という順で考えてみてください。
サンプルは窓辺とラグの両方で比べる
画面で候補を絞ったら、ウィントの生地サンプルをインズで見るから、色と生地を確かめる方法があります。無地調だからこそ、色名だけでは分からない凹凸やしわ感を見ておきたい商品です。
サンプルは、机の上で一度見るだけで決めず、使う窓の近くで縦向きにしてみましょう。ラグの地色の近くに置いた状態、壁へ寄せた状態、いつもの席から窓を見る状態を分けて比べます。昼と夜の照明下でも見ておくと、自分が長く過ごす時間帯に好きな色かを考えられます。
見比べる項目を増やしすぎると決めにくくなります。今回は、次の三つを軸にすると整理しやすくなります。
- 残すラグ、壁、家具のうち、そろえたい相手と合うと感じるか。
- 縦のしわや細かな凹凸が、好みの布の表情か。
- 昼と夜のうち、よく使う時間帯の見え方を気に入るか。
小さなサンプルで、カーテン全体のウェーブや窓いっぱいの色面を再現することはできません。色の差と生地の感触を確認するものと考え、大面積の印象は商品写真や自宅の窓の大きさも合わせて想像します。
普段はカーテンを両端へ寄せる時間が長くても、閉めた状態を省かずに考えてください。開いていると細い面に見える色が、閉めると窓全体を占めます。昼はラグ中心、夜はカーテンも大きく見える部屋なら、夜の部屋全体で納得できるほうを選ぶことが大切です。
色が決まったら、1.5倍ヒダの注文寸法へ進む
レール幅200cmなら、指定する合計幅は210cm
ここではウィントの1.5倍ヒダ・2つ山を、掃き出し窓で左右に開いて使う例を考えます。フラットや別のヒダ仕様へ、この計算をそのまま当てはめないでください。
インズの採寸案内では、300cm未満のレールに掛けるヒダ付きカーテンは、レール幅に1.05を掛けて注文幅を求めます。機能レールは両端の固定ランナーを基準に測ります。厚地側の採寸幅が200cmなら、200×1.05=210cmです。資料1
ウィントで両開きを選ぶときは、2枚を合わせた幅を指定します。この例なら幅210cm、両開き、数量1で、幅105cmずつの2枚という関係になります。1枚売りの商品で幅105cmを数量2とする方式とは違うため、以前の注文メモをそのまま使わず、開き方の説明と入力内容をそろえましょう。
丈は床との間隔を決めてから指定する
同店の掃き出し窓の厚地の目安は、ランナーの穴の下から床までを測り、1cm引く方法です。測った長さが202cmなら、注文丈は201cmになります。この例の幅210cm・丈201cmは、ウィントの1.5倍ヒダで扱う範囲に入ります。
フックは標準のAに加えてBを選べます。どちらを使うかはレールの形や掛け方に合わせて確認し、フックより上へ出る布の分を自分で注文丈へ足さないようにします。色の検討に使った窓と、寸法を測ったレールが同じかもメモで確かめてください。
ウィントは無地調でも、幅によっては生地の継ぎ目が入ることがあります。窓を継ぎ目のない一枚の面にしたいことが必須なら、色だけで適合とせず、希望寸法での仕上がりを商品側へ確認してから選びます。織りの凹凸を楽しみたい希望と、縫製の線をどこまで許容できるかは分けて考えましょう。
ラグを主役にする色と織りが決まったら
柄ラグに合わせるカーテンは、ラグの中の一色と完全にそろえることだけが答えではありません。地色を拾う、壁へ寄せる、濃い柄色を窓にも使う、という選択から、残したい部屋の印象に近いものを選べます。
ウィントは、窓へ大きな柄を足さず、麻風の織りやしわの表情を残したい場合の候補です。サンプルで色と凹凸を気に入るか確かめ、閉めたときの大きな面も想像してから寸法へ進みましょう。
色が決まったら、1.5倍ヒダ、注文幅、丈、開き方、フックを確認します。例のレール幅200cm・高さ202cmなら、幅210cm・丈201cm・両開き・数量1です。ウィントの5色と生地をインズで見るから、自分の採寸メモと選んだ色を照合してください。