厚地カーテン
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1枚売りのカーテンを両開きにするには|クレストの幅と注文枚数を決める

この記事の目次
両開きのカーテンを買いたいのに、商品ページには「1枚入り」。幅の欄には窓全体の数字を入れるのか、半分にするのか。2枚セットを買うつもりで探していると、ここで迷いやすくなります。
びっくりカーペットの厚地カーテン「クレスト ベージュ」は1枚売りです。左右同じ幅の両開きで使うなら、同店の採寸案内に沿って1枚あたりの幅を決め、2枚注文します。レールの採寸幅が200cmなら、ゆとりを加えた合計幅は210cm、1枚の注文幅は105cm、数量は2枚という関係です。資料1
この記事では、直線のレールで左右同じ大きさの厚地カーテンを使う場合を中心に、採寸した数字を注文内容へ置き換えます。クレストのベージュと1.5倍ヒダの見た目が好みに合うことを前提に、幅・丈・フック・枚数を決めていきましょう。
1枚入りは販売単位、両開きは使い方
「1枚入り」は、購入する商品にカーテンが何枚含まれるかという表示です。「両開き」は、1つの窓を左右の2枚で覆い、中央から左右へ開く使い方を指します。1枚売りの商品でも、必要な幅のものを2枚そろえれば両開きで使えます。資料1
ここで分けたいのは、窓の数、届くカーテンの枚数、1枚の幅です。窓が1つだから数量1とは限らず、両開きだから窓全体の幅のカーテンを2枚買うわけでもありません。クレストの場合は、窓1つに必要な合計幅を左右に分けたうえで、1枚ずつ購入します。
たとえば「合計幅210cmの両開き」と「幅210cmのカーテンを2枚」は、完成した布の合計幅が違います。前者を作りたいなら、左右同じ幅の例では105cmずつです。メモに「幅210」とだけ書くと注文欄で迷うため、「2枚合計210cm」「1枚105cm」と言葉を添えておくと照合しやすくなります。
ショップや商品によっては、1窓分の幅を指定し、開き方を選ぶ販売方法もあります。以前購入した商品の数量の意味をそのまま持ち込まず、今回のクレストでは「1枚入り」を基準に考えてください。別の厚地やレースを一緒に探す場合も、商品ごとに販売単位を分けます。
クレストを選ぶ前提を確かめる
今回の対象は、びっくりカーペットのクレスト ベージュです。厚地のカーテンで、1.5倍ヒダ、A・Bフックの選択に対応し、共布タッセルとアジャスターフックが付属します。商品ページには希望の幅と丈を指定する欄があります。
ベージュの厚地を左右に掛けたい人が、自宅のレールに合わせて寸法を指定できる商品です。1枚売りであることに加え、希望幅・丈を指定できることが、左右同じ大きさの2枚をそろえる条件になります。
一方、昼に閉めて使うレースを探している場合や、ヒダ山を作らないフラットを希望する場合は、この記事で扱う仕様と異なります。また、ベージュという色名だけで、今ある家具や片側のカーテンと同じ色だとは判断できません。寸法が合うことと、色や縫製が好みに合うことを分けて選びましょう。
1.5倍ヒダの「1.5倍」は、生地を使ってヒダを作る縫製の表現です。後で計算する注文幅へ、さらに1.5を掛ける必要はありません。注文するのはヒダのために裁断する生地の長さではなく、商品として仕上げてもらう幅です。販売単位を確認したら、採寸へ進めます。
色や1.5倍ヒダの見た目、幅・丈の指定欄は、商品ページで確認できます。
幅は窓枠ではなくレールから測る
びっくりカーペットの採寸案内は、カーテンレールを基準に幅を測る方法です。一般的な機能レールなら、左右の端にある固定ランナーの間を測ります。装飾レールでは、リングをレールキャップの付け根まで寄せ、両端のリングの端から端までを測ります。左右の飾りやキャップは幅に含めません。資料1
窓ガラスや窓枠の幅と、カーテンで覆うレールの幅は同じとは限りません。窓枠の外側までレールが伸びている場合、窓枠だけの寸法で計算すると、その差が注文幅へ反映されなくなります。メジャーの両端をどこに合わせたかまで確認してください。
今のカーテンを参考にする場合も、平らに引っ張った生地の幅をそのまま新しい注文幅にしないようにします。元のカーテンがどの程度のゆとりで作られているかは、その数字だけでは分からないためです。今回はレールの採寸値から、購入先の式を使って幅を出します。
メモは「レール実測幅」「ゆとりを加えた合計幅」「1枚の注文幅」の3つに分けます。測った直後の数字に「注文幅」と書かず、計算前の値を残しておけば、後で幅を半分にしたかどうかを確認できます。厚地とレースのレールが前後にある窓なら、今回掛ける厚地側を測ったことも書き添えましょう。
1枚の注文幅を計算する
レール幅200cmなら、1枚105cmを2枚
同店は、測ったレール幅に5%のゆとりを加え、両開きならその幅を半分ずつ2枚にする方法を案内しています。左右同じ幅にする計算は「レール幅×1.05÷2」です。資料1
レール幅を200cmとした例では、まず200×1.05=210cm。これがカーテン2枚を合わせた仕上がり幅の目安です。次に210÷2=105cmとして、1枚の注文幅を出します。クレストは1枚売りなので、幅105cmのものを数量2枚にします。
ゆとりは左右それぞれに加え直すものではありません。この例で105cmを出した後にさらに5%を足すと、同店の式から別の寸法になります。また、合計210cmを1枚の幅欄へ入れて数量2にすると、合計420cmを注文することになります。数字だけを写す前に、それが合計なのか1枚分なのかを確認しましょう。
この計算はレール幅200cmという仮定の例です。自宅の実測値へ置き換えれば同じ手順で進められますが、左右で異なる幅を使う予定なら、単純に2で割る前提から変わります。
小数が出る幅は、1枚分を出してから切り上げる
びっくりカーペットは、幅・丈を1cm単位で調整する案内を設け、幅の端数は切り上げる方法をすすめています。計算途中で何度も丸めず、1枚分の幅まで出してから整数にすると、どこで調整したかが分かります。資料1
レール幅が185cmなら、185×1.05=194.25cmが合計幅です。半分は194.25÷2=97.125cmとなるため、1枚の注文幅を98cmに切り上げます。注文するのは幅98cmを2枚、指定幅の合計は196cmです。
計算上の合計194.25cmと、整数指定後の合計196cmが違うのは、1枚ずつ切り上げたためです。「計算値97.125cm→指定値98cm」と記録しておけば、整数にした理由を後から確認できます。
なお、公式の採寸案内では、レール幅185cmの例に幅100cmを2枚と提案しています。ここで求めた98cmは、同じ案内の計算式と1cm単位の幅調整を組み合わせた例です。100cmのままなら2枚合計200cm、98cmを指定するなら合計196cmとなります。公式の100cmを誤りと考えず、幅を調整するかどうかと、その後の希望寸法を区別してください。資料1
幅を十分に取ったという理由だけで、掛けたときに隙間がまったくできないと保証できるわけではありません。ここで決めているのは、同店のゆとりと指定単位に沿った注文幅です。
幅の区分と希望寸法を照合する
クレストの商品ページには、横幅100cmまで、150cmまで、200cmまでなどの区分と、希望サイズの指定欄があります。幅の表を見て「105cmがないから100cmにしよう」と決めるのではなく、希望幅105cmを含む区分と指定寸法を合わせます。
同店の採寸案内も、希望する幅が区分の間になる場合は、その幅が入る大きい側の区分を選ぶよう案内しています。105cmの例なら150cmまでの区分を選び、希望幅は105cmとします。区分の上限150cmと、実際に希望する105cmは別の数字です。資料1
もし150cmという区分名だけを見て、希望幅にも150cmと入力すると、計算した105cmとは違う注文になります。逆に100cmまでの区分を選び、希望幅だけ105cmにするのも案内に沿いません。「入る区分を選ぶ」「欲しい寸法を書く」を一緒に確認してください。
レール幅185cmの例で求めた1枚98cmなら、幅100cmまでの区分に入ります。希望幅は98cm、数量は2枚です。幅の区分を選んだところで作業を終えず、希望幅と数量も採寸メモへ照らします。
区分を選んだ後も、希望幅の指定が必要です。注文内容を確認する際は、区分の上限ではなく、自分が指定した1枚の幅が記録されているかをメモと照合しましょう。
丈は床との位置から決める
掃き出し窓は、ランナーの穴の下から床まで
びっくりカーペットの掃き出し窓の厚地カーテンは、ランナーの穴の下から床までを測り、そこから2cm短くするのが目安です。レールの上端や、カーテン生地の最上部から測った長さを使わないようにします。資料1
穴の下から床までが202cmなら、202−2=200cmが注文丈の目安です。同じショップでもレースには別の丈の案内がありますが、今回はクレストの厚地を注文するので、厚地の条件で計算します。厚地とレースを同じ日に選ぶ場合は、メモを分けてください。
同店は丈に端数が出る場合、切り下げをすすめています。たとえば穴の下から床までが202.7cmなら、2cm引いた200.7cmを、1cm指定に合わせて200cmとします。幅は切り上げ、丈は切り下げという違いを、同じ四捨五入で処理しないことがポイントです。資料1
この例は床との間隔を取る掃き出し窓の目安です。床に触れる長さを好みで選ぶ場合や、家具の上で止めたい場合に、そのまま同じ完成位置になるわけではありません。まず自宅の窓がどの採寸例に当たるかを決めます。
腰高窓は、窓の下にある家具も見る
窓が床まで届かない腰高窓では、同店は窓枠の下から15cm長くする目安を案内しています。丈はランナーの穴の下から希望する裾の位置までという基準で考え、窓枠の高さだけを入力するわけではありません。資料1
窓のすぐ下に棚や机があるなら、15cm伸ばした裾がどこへ来るかを見ます。家具の後ろに入る長さになるのか、天板に当たるのかで、希望する丈が変わることがあります。掃き出し窓の「床までから2cm引く」という式を、腰高窓の窓枠寸法へ当てはめないでください。
クレストの商品ページの丈の表は40〜240cmです。ここで示した200cmの注文例はその範囲内ですが、希望位置まで測った自宅の値も対応範囲に入るかを確認します。範囲を超えた数字を備考へ書けば製作できる、とは判断しないようにしましょう。
フックは種類と注文丈をセットで確認する
クレストではAフック・Bフックを選べます。びっくりカーペットの採寸案内では、フックの種類によって上部に出る生地の長さが変わります。ただし好みだけで決めず、今のレールやカーテンボックスに対して上部の生地がどう収まるかも確認します。資料1
丈の入力で大切なのは、AとBのどちらを選ぶ場合も、ランナーの穴の下を基準にした注文丈を使うことです。同店は、その上に出る生地をAなら1cm、Bなら4cm、工場側で加えると案内しています。資料1
たとえば、採寸から注文丈200cmと決めた例なら、Bフックを選んだからといって204cmへ書き換える必要はありません。上部の4cmは、注文者が入力丈に足す数値ではないためです。カーテン生地の最上部から裾までの長さと、注文欄に指定する丈を区別しましょう。
付属するアジャスターフックに調整機能があっても、採寸した丈を大まかにしてよいという意味にはなりません。まず基準どおりに測り、希望するフックの種類を選びます。既存カーテンのラベル寸法を使う場合も、どの位置を基準にした長さかが分からなければ、レールから測り直したほうが注文内容を説明しやすくなります。
左右同じ2枚でよいかを最後に見直す
ここまでの計算は、左右同じ幅のカーテンを2枚使う前提です。閉じたときの合わせ目を窓の中央からずらしたい、片側だけ広く覆いたい、といった希望があるなら、合計を2で割るだけでは希望の構成になりません。左右それぞれの必要幅を決める相談として、寸法と開きたい位置をショップへ伝えます。
カーブや角を回るレールも、直線の左右同幅の例とは分けて考えます。一般的な計算例をそのまま流用する前に、どこからどこまでを覆うかとレール形状が分かる資料を用意すると、確認したい点が伝わりやすくなります。
片側1枚だけを買い替える場合は、数量2という今回の結論を使いません。残すカーテンと寸法を合わせる必要があるだけでなく、色や縫製の違いが気になるかも別に考えます。新しく左右をそろえる相談と、片側を残す相談では、確認する条件が変わります。
複数の窓を一度に注文するときは、窓ごとにメモを分けると混同を減らせます。たとえば「居間:1枚幅105cm・丈200cm・2枚」と「寝室:別の採寸値から決めた幅・丈・2枚」を別々に記録します。どちらも両開きだからという理由だけで、同じ寸法を数量4へまとめないようにしてください。
1枚の寸法と数量をそろえて注文へ
クレスト ベージュを両開きで使う注文は、商品を選んだ後に、1枚あたりの寸法へ落とし込むと整理できます。レール幅200cm、ランナーの穴の下から床まで202cmの掃き出し窓という例なら、確認する内容は次のようになります。
- 商品・色:クレスト ベージュ、厚地の1.5倍ヒダ。
- 幅:合計210cmを左右に分け、1枚の希望幅は105cm。
- 幅の区分:105cmが入る150cmまでの区分。
- 丈:202cmから2cm引き、希望丈200cm。
- フック:自宅のレールに合わせてA・Bを選択。上部の生地分を注文丈へ足さない。
- 数量:1枚入りの商品を2枚。
この例の数字を、自宅で測った寸法と取り違えないことも大切です。幅は「測った値→ゆとりを加えた合計→1枚分」、丈は「基準位置からの採寸→裾位置の調整→整数指定」と、計算の理由が残る形にしておきましょう。
ベージュの厚地を左右にそろえたいという希望に商品が合い、1枚の幅・丈・フック・数量が決まれば、注文内容を具体的に確認できます。商品ページでは、選んだ区分と希望寸法の両方を採寸メモへ照らして進めてください。
参考資料
- びっくりカーペット「カーテンの採寸方法」 — レールからの採寸、幅のゆとりと両開き、端数処理、サイズ区分、丈・フック上部の扱い。