厚地カーテン

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昼にプロジェクターを楽しみたい|アルファの完全遮光と光漏れの確認点

この記事の目次
  1. 映像を見る時間に窓から入る光を分けて考える
  2. 完全遮光でも明るい色を候補にできる
  3. 幅継ぎがなくても光漏れは残る
  4. 閉めたときに足りる幅と丈を決める
  5. サンプルで確かめることと注文メモ
  6. 参考資料

休日の昼に映画やライブ映像を見たいのに、カーテンを閉めても窓が明るい。プロジェクターのある部屋を暗くしたくても、普段のインテリアまで濃い色でそろえるのは迷うところです。

そんなときは、インズの完全遮光カーテン「アルファ」が候補になります。全色で遮光率100.00%と案内されているため、ライトグレーのような色も選択肢に入れられます。ただし、この表示は窓の周囲まで光が漏れなくなるという意味ではありません。生地で遮れる光と、隙間や縫い目から入る光を分けて、自分の窓に合う幅・丈を選ぶことが大切です。

映像を見る時間に窓から入る光を分けて考える

まず、普段映像を見る時間に、今のカーテンを閉めた窓を見てみましょう。生地の広い面が明るく透けているのか、上や左右に光の筋があるのかで、選ぶ際に重視する条件が変わります。

たとえば、午後に映画を見るとき、閉めた布全体が明るく感じられるなら、生地そのものの遮光性を重視する理由があります。一方、布の中央は暗いのに、裾や横から光が入っている場合は、遮光率の数字だけで判断せず、丈や幅、カーテンと窓の位置関係も見る必要があります。両方が気になる窓なら、生地と寸法を一緒に検討します。

窓が複数ある部屋では、映像を映す面の近くにある窓だけで決めず、視聴中に使う部屋の窓をひと通り見ておくと、購入する対象を整理できます。大きな窓を閉めても、小窓からは明かりが入るという場合もあります。部屋全体を見たうえで、どの窓の厚地を選ぶのかを先に決めましょう。

いつもは夕方に見ていて、休日だけ昼にも使いたい場合は、夕方の印象だけで厚地を選ばないようにします。たとえば映画を見始める午後と、その後も視聴する時間の両方で窓を見る、という比べ方です。光の入り方が違うと感じたら、その時間もメモに添えます。別の日の天候まで同じになるわけではありませんが、少なくとも自分が使わない時間帯だけを基準にすることは避けられます。

ここで確認したいのは、何時なら何%暗くなるといった数値ではなく、自分が気になる光の入り方です。「生地を通る明かりを抑えたい」「左右の隙間も気になる」と言葉にしておけば、商品の説明を読むときに、必要な条件を拾いやすくなります。

アルファが担うのは、まず完全遮光の生地を選ぶという部分です。交換後の映像の見え方は部屋や使用する機器にも関わるため、カーテンの商品表示だけで鮮明さまで決まるとは考えず、窓からの明かりを抑えるための選択として検討します。

完全遮光でも明るい色を候補にできる

アルファは、2枚の生地の間に2層のアクリル樹脂を挟んだ4層構造と説明されています。インズでは全10色を遮光率100.00%の完全遮光として案内しています。黒や濃いグレーでなければ同じ表示にならない、という商品ではありません。

昼の映像用と聞くと黒い布を想像しがちですが、普段過ごす部屋との合わせやすさも考えたいなら、ライトグレーから検討する方法があります。白い壁のそばに大きな濃色の面を作るのは好みではないけれど、映像を見るときには厚地を閉めたい。そうした希望なら、遮光の表示を確かめたうえで、色は部屋の中で選べます。

ライトグレーを候補にするのは、色合わせの提案です。どの部屋でも壁となじむ、圧迫感がなくなるという保証ではありません。同じグレーでも壁紙や床の色、照明の下では印象が違うため、画面の小さな色見本だけで決めきらないほうが、好みを整理しやすくなります。

また、日中に光を通して明るく見える厚地を探しているなら、完全遮光とは希望が異なります。アルファを検討するのは、映像を見る時間には布を通る光を遮り、必要なときにはカーテンを開けて使いたい場合です。閉めたまま透ける光を楽しみたいのか、閉める時間は暗くしたいのかを分けておきましょう。

縫製は、ここでは1.5倍ヒダの2つ山を選ぶ例で進めます。仕上がり幅に対して約1.5倍の生地を使い、上部のヒダを2つ山につまむ仕様です。アルファには2倍ヒダもありますが、ヒダの倍率は生地の使い方の違いであり、遮光率が倍率分上がるという意味ではありません。平らな布の姿を希望していても、アルファはフラットスタイルには対応していません。

色と縫製の候補が見えてきたら、インズのアルファの色・縫製を確認する と、選択肢を具体化できます。ライトグレー・1.5倍ヒダを出発点に、自分が閉めて使う窓辺を思い浮かべて比べてください。

幅継ぎがなくても光漏れは残る

アルファの特徴には、生地の幅継ぎがない「シームレス」もあります。幅継ぎは、横幅を出すために生地をつないだ部分のことです。アルファは幅の広い生地を使うため、このつなぎ目を設けずに仕立てられると案内されています。

映像を見るための厚地を選ぶ場面では、幅継ぎの縫い穴を気にせずに済むことが判断材料になります。ただし、「幅継ぎがない」と「縫い目が一切ない」は別です。裾や両端には縫製した部分があり、インズは強い日差しが当たると、その針穴からの光漏れが目立つ場合があると説明しています。

同じ商品ページには、設置状況によって窓とカーテンの間から光が漏れる場合があることも書かれています。つまり、布の面、裾や両端の針穴、窓の周囲の隙間は、それぞれ分けて考える必要があります。シームレスという言葉を、窓全体を隙間なく覆う仕組みだと受け取らないようにしましょう。

この違いを踏まえると、向く条件も明確になります。生地を透過する明かりを抑えることが主な目的で、窓の周囲や縫製部分に光が残る可能性を理解して選ぶなら、候補にできます。反対に、小さな光の点や筋も残らない暗室が必須なら、アルファの完全遮光表示だけでは、その条件を満たすと判断できません。

「完全」という名前から期待を膨らませるより、初めに見た自分の窓の状態へ戻って考えると選びやすくなります。布の面の明るさが気になるのか、周囲の光までなくしたいのか。その希望と商品が説明している範囲をそろえることが、色やサイズを選ぶ前提になります。

閉めたときに足りる幅と丈を決める

生地が合っていても、必要な幅や丈と注文する数値が違えば、想定した覆い方になりません。アルファでは、開き方を選んだうえで幅を入力します。両開きの場合も、入力するのは左右を合わせた注文幅です。

レール幅160cmなら、注文幅168cmの例

普通の機能性レールで、左右の固定ランナーの中心間が160cmだったと仮定します。インズの採寸ガイドでは、300cm未満のレール幅に対して1.05倍した幅を案内しています。この例では、160cm×1.05=168cmです。装飾レールなどでは測る位置が異なるため、自分のレールに当たる説明から測ります。資料1

アルファで「幅168cm・両開き・数量1」とした場合、幅84cmずつのカーテンが2枚になる注文方式です。左右を1枚ずつに分けた84cmを幅欄へ入力するのではありません。また、2枚必要だからと数量を2にする例でもありません。数量1の注文の中で、両開きの2枚に分かれます。

1.5倍ヒダを選ぶからといって、168cmへさらに1.5を掛ける必要もありません。採寸したレール幅、ゆとりを含めた注文幅、ヒダを作るための生地量は役割が異なります。この例では「レール160cm、入力168cm、出来上がる左右の幅は各84cm」と分けてメモすると、画面へ移しやすくなります。

丈はランナーの穴の下から考える

床までの厚地カーテンを選ぶ例では、インズのガイドに従い、ランナーの穴の下から床までを測り、1cm差し引きます。測った長さが202cmなら、202cm−1cm=201cmが注文丈の例です。これは床まで掛ける通常の厚地の測り方であり、丈201cmなら光漏れがなくなるという数値ではありません。資料1

アルファの標準はAフックで、Bフックも選択できます。Aフックが合うレールで注文する場合、ガイド上の上部の生地1cmは仕立て側が加える部分です。注文丈201cmへ自分でさらに1cmを足し、202cmに戻すことはしません。

上からの光が気になるという理由だけでBフックへ変更するのも避けたいところです。レールの位置によっては、生地の上部が天井などに当たる場合があります。フックは遮光という名称だけで決めず、使うレールに合う形を選びます。腰窓やカーテンボックスがある窓は、この床までの例をそのまま使わず、ガイドの該当する測り方へ進んでください。

ここでの幅168cm・丈201cmは、アルファの1.5倍ヒダの注文範囲内で、どちらも1cm単位の整数です。自分の窓で測った値が違えば、その値から計算し直します。閉めたときに足りる寸法を選ぶことと、窓の周囲まで完全に光をなくすことは、引き続き分けて考えます。

サンプルで確かめることと注文メモ

色を最後に絞るときは、インズのアルファの生地サンプルを確認する という進め方があります。サンプルを使うなら、ライトグレーを壁紙や家具の近くに置き、昼の室内と、普段使う照明の下で色の好みを比べるとよいでしょう。触れたときの生地の感じも、画面とは別に判断できます。

ただし、小さなサンプルで窓全体を覆った状態は再現できません。サンプルを透かした印象から、完成品を掛けた部屋の暗さや縫い目の光漏れまで確認できたとは考えないでください。サンプルは生地選び、自室の観察と採寸は窓に合う構成選び、と役割を分けます。

今回の条件に当てはまる窓なら、注文前のメモは次のように整理できます。

  • 商品と色:アルファのライトグレー。
  • 縫製:1.5倍ヒダ・2つ山。
  • サイズ:レール幅160cmの例なら注文幅168cm、床まで202cmの例なら丈201cm。
  • 開き方と数量:両開き、数量1。左右各84cmの2枚になる。
  • フック:使用するレールにAフックが合うことを確認して選ぶ。

このメモは、仮定した寸法が合う場合の例です。自分の値へ置き換えたうえで、商品画面の幅、丈、開き方を照合します。映像を見る時間には生地から入る明かりを抑えたい、普段の部屋に合う色も選びたい。その希望と光漏れの限界の両方に納得できたら、インズでアルファの注文内容を選ぶ へ進めます。

参考資料

  1. インズ:カーテンの測り方
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