厚地カーテン
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麻のような風合いで洗える遮光カーテンが欲しい|レイエルの素材と色を選ぶ

この記事の目次
麻のような自然な表情は好きだけれど、家で洗える厚地にしたい。夜に閉めるカーテンには遮光も欲しい。そんな三つの希望を持つなら、インズの「レイエル」が候補になります。
レイエルは天然の麻ではなく、ポリエステル100%の麻風カーテンです。ウォッシャブルで、色によって1級または2級の遮光が案内されています。麻を含むことより、見た目と手入れ、遮光を組み合わせたい人向けの選択です。
ただし、好きな色を選んだ後で遮光等級まで同じと思わないことが大切です。素材へのこだわりを整理し、必要な等級に合う色を残してから、洗うときの一枚の大きさと注文寸法へ進みましょう。
麻らしさ、洗濯、遮光の三つを分ける
「リネンのカーテンが欲しい」という言葉には、麻という繊維そのものを使いたい気持ちと、麻のような素朴な見た目を取り入れたい気持ちがあります。まずは自分がどちらを求めているかを分けてみてください。
例えば、木の家具に合わせて光沢の少ない布を掛けたい、自宅で洗いたい、今の厚地と同じように夜は閉めて使いたい、という希望です。この場合、必ずしも麻を含むことが最優先とは限りません。見え方が好みに合うポリエステルの厚地も比較できます。
反対に、麻の繊維を使った布であること自体に魅力を感じるなら、見た目が近いだけでは希望を満たしません。レイエルの写真が気に入っても、「麻風だから麻が少し入っているだろう」と考えず、組成の段階で候補を分けます。
次に、洗濯と遮光を独立した条件にします。洗える表示があるから遮光も強い、厚地だから家で洗える、といった関係ではありません。商品を読むときには、素材欄、洗濯に関する表示、色別の遮光をそれぞれ照合する必要があります。
ここで優先順位も決めておきましょう。「天然麻ではなくてもよいが、家で洗えて1級であることは譲れない」なら候補を絞れます。一方、「麻を含むことも、家庭で洗うことも、完全遮光も必要」なら、レイエルの条件では足りません。どれかを後から都合よく読み替えるより、先に違いを把握した方が選び直す理由が明確になります。
レイエルは麻のような表情のポリエステル
レイエルは、麻のような質感と光沢を抑えたマットな生地を特徴にしています。商品説明には、生地へ柔らかさや落ち感を持たせる加工の案内もあります。つやの強い面より、布の表情を穏やかに見せたい場合に検討できます。
ただし、麻と同じ触り心地になるという意味ではありません。組成はポリエステル100%であり、麻風という言葉は見た目や風合いの方向を表しています。素材名から天然麻の性質をそのまま当てはめず、この商品の説明として読みましょう。
選ぶときには、接写と窓全体の写真で見るものを変えると整理しやすくなります。接写では、均一なつるりとした無地より、細かな表情のある面が好きかを見ます。全体写真では、その布を大きく広げたときの色の量や、縦に落ちる姿を見ます。
小さな画像では自然な布に見えても、窓全体へ広がると色面の印象が強くなることがあります。麻風という名前だけで部屋になじむと決めず、壁、床、いつも座る場所から見える家具との関係を考えてください。布を主役にするのか、家具の背景にするのかで、選びたい色も変わります。
例えば、木の棚や椅子の形を目立たせたいなら、大きな柄を増やさずマットな無地調を置く案があります。窓にも色を加えたいなら、同じ生地の色違いから検討できます。いずれも好みを整理するための提案で、どの部屋でも同じ印象になるわけではありません。
生地を手元で比較できる場合は、昼の窓の近くと、普段使う室内の明かりの下で、壁に添えて眺める方法があります。昼だけに見て決めると、夜に厚地を閉めて過ごすときの色の好みを確かめにくいためです。平らな状態だけでなく軽く折り、明るい面と影になる面の差も見ます。ただし、小片を折った姿は、完成品のヒダや窓全体の暗さを再現するものではありません。
比較の結果、「布の色は好きだが、閉じるときの暗さを優先したい」と感じたら、色の候補を等級の条件へ戻します。「見た目は好きだが麻の手触りそのものが欲しい」と感じた場合は、素材の優先順位へ戻ります。一つのサンプルだけですべての希望を確認しようとせず、色と表情を確かめる部分、仕様表示で確かめる部分を分けると、何が決まって何が残っているかを整理できます。
レイエルの生地と色をインズで見る
と、麻風の表情と色別の仕様を一緒に確かめられます。好みの候補が見つかったら、次にその色の遮光等級を照合します。
色を選ぶ前に、残したい遮光を決める
レイエルのアイボリーは2級遮光です。ライトグレー、ライトグリーン、イエローベージュ、ネイビーグレーは1級遮光と案内されています。同じ商品の五色でも、すべてが同じ等級ではありません。
1級を必要条件にするなら、まずアイボリー以外の四色から選びます。例えば、明るいグレー系の面を窓へ置きたいなら、ライトグレーを比較の入口にできます。濃い色を選ばなければ1級にならない、という商品ではないので、色の濃淡の印象だけで判断する必要はありません。
アイボリーが好みなら、2級という条件を受け入れられるかを考えます。「他の色は1級だから、アイボリーもほとんど同じはず」と自分で置き換えることは避けましょう。必要なのが1級という表示なのか、アイボリーの色なのかで、残す候補が変わります。
また、1級を選べば部屋全体が完全に暗くなるとは限りません。表示は生地の遮光に関わる条件で、窓の上や横、中央などの隙間まで消すものではないためです。今の窓で気になる明かりが布全体から透けるものか、端の隙間から入るものかも分けて見ておきます。
家で洗える麻風の厚地が欲しいという相談でも、遮光の希望を後回しにしない方がよい理由はここにあります。色や手入れを気に入っても、閉める目的に合わなければ、新しい厚地として満足できるとは限りません。反対に、2級を受け入れられるなら、色の好みを優先してアイボリーを残す選択もできます。
洗えることと、洗う一枚の大きさを分ける
レイエルにはウォッシャブルの表示があります。自宅で洗えることを購入条件にしている人にとって、素材の見え方と合わせて確認できる具体的な特徴です。天然素材のような見た目だから水洗いできない、と外見だけで決める必要はありません。
一方で、洗えることと、完成した大きな一枚を自分が扱いやすいことは別です。生地の幅、丈、ヒダ、開き方によって、外して手元にまとめる布の量が変わります。ウォッシャブルという表示だけから、洗濯機へ必ず収まる、今の厚地より軽いとまでは判断できません。
同じ窓を覆う場合でも、片開きなら幅全体が一枚につながり、両開きなら左右の二枚に分かれます。普段は片側へまとめたいけれど、洗うときには大きな一枚になる。この両方を受け入れるかを考えると、開き方を見た目だけで決めずに済みます。
例えば、幅210cmを一枚で扱う場合と、幅105cmずつの二枚を扱う場合では、手に取る一枚の範囲が違います。ただし、二枚にすれば洗濯の負担が必ず半分になるわけでも、完成重量を半分と計算できるわけでもありません。ここでは洗う単位を選ぶ判断として比べます。
具体的な洗剤やコース、乾かし方は、届いた製品の洗濯表示に合わせます。麻風だから一般的な麻の洗い方を使うのではなく、ポリエステルという組成だけから方法を一律に決めることもしません。購入前は洗える表示を条件として確認し、使用時は製品に指定された扱い方へつなげる順序です。
麻風の面をヒダ付きで窓へ広げる
ここでは、ライトグレーを1.5倍ヒダの両開きで選ぶ例を考えます。上部に二つ山のヒダがある仕立てで、平らな布の面だけでなく、縦の波を含めた姿を窓へ取り入れる選択です。レイエルの形態安定の案内も、このヒダ付きの構成として見ます。フラットへ変更する場合は同じ加工条件のままと考えません。資料2
仮に、厚地側のレール幅が200cm、ランナーの穴の下から床までが202cmだとします。インズのヒダ付きの幅は、このレール幅へ1.05を掛けるので、注文幅は210cmです。1.5倍ヒダの「1.5」をさらに掛ける注文ではありません。資料1
両開きは、この合計幅210cmを入力し、数量1を選びます。届く構成は幅105cmの二枚です。左右へ掛けたいから数量を2にするのではなく、一窓分の両開きが数量1に対応することを確認します。
丈は、例の床まで202cmから1cm短くした201cmです。Aフックを使える既存のレールを前提に、穴の下から希望する裾までを指定します。フックより上へ出る布の分を自分で足さないことも、丈の入力時に確かめてください。
この例は1.5倍ヒダの注文範囲内です。ただし、一枚の幅が105cmになるため、幅101cm以上の幅継ぎ条件に当たります。麻風の無地調でも、継ぎ目のない一枚の生地が届くと考えないようにします。縫い合わせの線を許容できるかは、色や遮光とは別に確認したい点です。
幅継ぎを避けようとして必要な注文幅を勝手に減らすと、窓を覆う条件が変わってしまいます。まず実際のレールを覆う幅を守り、その寸法での仕上がりに納得できるかを考えましょう。家で洗えることも、継ぎ目の有無や一枚の大きさを決める代わりにはなりません。
三つの条件をそろえて注文する
レイエルを選ぶ理由は、麻の繊維そのものではなく、麻のようなマットな表情を持つ洗える遮光カーテンを取り入れられることです。天然麻の含有を譲れるか、選んだ色の等級が合うか、洗うときの一枚の範囲を受け入れられるかを順に整理します。
例の条件なら、ライトグレー、1.5倍ヒダ、Aフック、合計幅210cm、丈201cm、両開き、数量1という注文メモになります。自分の窓では数値を測り直し、二枚になることと幅継ぎの条件まで対応させてください。
天然麻、完全遮光、アイボリーでの1級を必須にする場合は、今回の候補とは条件が違います。一方、麻風の見た目・家庭での洗濯・色に対応する遮光がそろえば、レイエルの商品ページ(インズ)
で、生地の好みと一窓分の指定を照合して選べます。
参考資料
- カーテンのサイズの測り方(インズ):幅の係数、丈の起点、両開きの指定。
- カーテンのスタイルと縫製仕様について(インズ):ヒダの種類、形態安定とフラットの違い。