厚地カーテン

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色柄を強く出さず草花を飾りたい|ツヅリの光で浮かぶ織り柄を選ぶ

この記事の目次
  1. 色の対比より、織り柄の現れ方を選ぶ
  2. 露草が見える角度と、目立たない角度を考える
  3. 非遮光の厚地として使う時間を決める
  4. ヒダと継ぎ目を、柄の面に含めて選ぶ
  5. 両開きの合計幅と、掛ける丈を測る
  6. 控えめな柄の変化を楽しめるなら選ぶ
  7. 参考資料

花や葉の模様を窓へ取り入れたいけれど、はっきりした配色で部屋の主役にするほどではない。そんなときは、柄の色数だけでなく、光を受けたときの織りの見え方から選ぶ方法があります。

インズの「ツヅリ ベージュ」は、露草の柄を光沢糸で織った非遮光の厚地です。異なる色で草花の輪郭を強く描くより、光の角度によって柄が引き立つ表情を楽しみたい人の候補になります。

いつも同じ鮮明さで花柄を見せたいか、それとも目立つときと控えめなときがある方が好きか。そこを決めてから、1.5倍ヒダの見え方と生地の継ぎ目、窓に合う寸法を考えます。

色の対比より、織り柄の現れ方を選ぶ

草花のカーテンを探すとき、最初に花の種類や色を比べることは多いでしょう。もう一つの判断は、地の部分と柄の部分を、何によって見分けたいかです。配色の差で輪郭を見せるものと、糸の光沢で模様が浮くものでは、選ぶ楽しさが違います。

ツヅリは後者を検討したいときの候補です。ベージュを基調にした厚地の中で、露草の織り柄が光の角度によって引き立つと案内されています。柄を付け足した色面として見るより、同じ布の中の表情として眺めたい場合に合う考え方です。

たとえば、木の家具や無地の座面を使い、部屋の色数は今のままにしておきたい場合です。新しい色を大きく増やす代わりに、閉めたカーテンへ草花の線を取り入れる案になります。家具と同じ色になる保証はないため、ベージュという色名だけで調和を決めず、生地の色も確かめます。

和室へ掛ける場合も、「和室向けだから合う」で終わらせない方が選びやすくなります。床や壁、建具が作る直線の中に、草花の線をどのくらい見せたいかを考えます。いつも明瞭な模様を望むのか、近づいたり光が変わったりしたときに気づく柄が好きなのかで、選ぶ方向が決まります。

一方で、光沢そのものを避けたい人には、落ち着いた色名だけを理由にすすめられません。控えめな配色と、艶のない表面は同じ条件ではないためです。ツヅリを選ぶ際は、色の穏やかさだけでなく、糸が光を受ける表情も好みに含めてください。

露草が見える角度と、目立たない角度を考える

商品写真では、まず草花の線と背景の布を見分けます。そのうえで、光が当たって柄が引き立つ写真と、生地全体を見る写真を比べます。最も柄が分かりやすい一枚だけを基準にすると、どの位置から見ても同じ輪郭が続くと考えやすくなるためです。

この商品の説明は、光の角度によって柄が引き立つというものです。正面なら必ず見え、斜めなら消えるという一定の規則まで示すものではありません。自宅の窓でどちらの方向に光が来るか、いつもどこから眺めるかを重ねて考えます。

たとえば、昼に窓の正面の食卓へ座り、夜は斜めの位置の椅子で過ごす部屋です。二つの席から全く同じ模様を見せたいのか、それぞれで柄の目立ち方が変わってもよいのか。後者を楽しめることが、光沢糸の織り柄を選ぶ理由になります。

ここで見たいのは、艶が強いか弱いかだけではありません。草花の線が背景からどの程度見分けられると好ましいかが中心です。面全体が光る無地のカーテンを好む人と、糸の表情で模様を見たい人では、同じ光沢でも満足するポイントが違います。

生地サンプルを利用するなら、窓の近くで向きを変え、地と柄の関係を見る方法があります。ただし、小さな見本で一枚のカーテン全体やヒダの影を再現できるわけではありません。柄の一部の手触りや光沢を見る判断と、大きな窓で模様がどのくらい並ぶかの判断を分けます。

柄が目立ちにくい状態の布も好きかどうかまで考えたら、ツヅリ ベージュの商品ページ(インズ) で、露草の織りと全体の色を合わせて確認してください。目立つ瞬間だけでなく、普段の背景として置いておきたいかを選びます。

非遮光の厚地として使う時間を決める

ツヅリは非遮光の厚地です。光を抑える等級を必須にする商品としてではなく、光を通すことも含めて使うカーテンとして考えます。厚地という分類だけで、遮光カーテンと同じ働きを期待しないことが大切です。

昼に厚地を閉める時間があるなら、その状態でも光を取り入れたいかを考えます。たとえば、レースだけの窓より布の面を見せたいけれど、昼間に暗くすることを目的にしていない場合です。織り柄のある厚地を閉め、その姿を部屋の背景にする案になります。

ただし、非遮光だから、どんな窓でも室内が希望どおりの明るさになるとは限りません。窓の大きさや向き、外の環境によって条件は違います。昼光を通す商品であることと、照明を使わず過ごせることを同じにせず、望んでいるのが採光か、柄のある布を閉める姿かを分けておきます。

夜に閉めて柄を眺めたいなら、室内照明の下で見える表情を考えます。昼の窓からの光と、室内側の照明では条件が違うため、昼の写真と全く同じ浮き方を求めない選び方になります。

目隠しについても、非遮光という区分だけでは判断できません。外から見えないことを一律に保証する記事ではないため、使う場所の視線や明るさも含めて検討します。草花の柄があることを、視線を防ぐ性能の根拠にはしません。

寝る時間や映像を見る時間に、光をしっかり抑えることが必須なら、その条件を先に優先してください。見た目の好みと使う目的が一致してから寸法を決める方が、好きな柄を見つけた後で機能の違いに困らずに済みます。

ヒダと継ぎ目を、柄の面に含めて選ぶ

ここで選ぶ仕立ては1.5倍ヒダの二つ山です。上部で布をつまんだ形から縦のウェーブができるため、露草を平らな一枚の絵のように広げて見る姿とは違います。正面を向く部分も、波の側面へ回る部分も含めて柄を楽しみます。

ヒダによって布の向きが変わることは、光の角度で柄を見る商品では、仕上がりを考える手がかりになります。ただし、ヒダのどこが必ず光るか、どの草花が中央へ来るかまで決めることはできません。商品写真と同じ線の並びを自分の窓幅でも再現する前提にはしないでください。

もう一つ大切なのが、この商品の生地の継ぎ目です。ツヅリには、カーテン一枚の幅が57cm以上の場合に継ぎ目が入るという個別の案内があります。一般的なカーテンで聞く幅の目安より、選ぶ商品の記載を優先して確認します。

インズの縫製案内では、生地幅や仕上がり幅によって巾継ぎが入り、その位置は指定できないとされています。目立ちにくい位置への配慮の説明はありますが、必ず見えなくなるという意味ではありません。資料2

たとえば、一枚105cmの両開きなら、どちらも57cm以上です。左右のそれぞれに継ぎ目が入る条件を含めて選びます。「両開きだから細く分かれて継ぎ目がなくなる」と考えたり、一般的な100cm前後の説明だけを当てはめたりしないことが重要です。

草花の輪郭を楽しむ商品だからこそ、布をつなぐ部分まで気にならないかを考えます。柄が継ぎ目でどのようにつながるかを、この案内だけで保証することはできません。配置や連続性が最優先なら、注文前に販売店へ具体的に確認する必要があります。

また、継ぎ目をなくすために必要な幅を削るのは、窓を覆う条件を変えてしまいます。自分の窓を覆う幅で、織り柄とウェーブと継ぎ目を一緒に受け入れられるか。それが、この商品を大きな窓へ選ぶ際の判断になります。

両開きの合計幅と、掛ける丈を測る

インズの注文では、両開きは左右を合わせた幅を入力し、その半分の幅のカーテンが二枚になる仕組みです。一枚分を先に入力する店と同じ考え方で進めず、合計幅と一枚幅を分けてメモします。

機能レールの両端の固定ランナーの中心間が200cmの例なら、採寸案内のゆとりを加え、200×1.05=210cmを注文幅にします。両開きの指定で、一枚105cmが二枚、購入数量は1です。210cmを二枚買う注文ではありません。資料1

1.5倍ヒダという名前から、注文幅210cmをさらに1.5倍へ増やす必要もありません。仕立てに使う布の量と、完成したカーテンで覆う幅は別の数値です。レール200cm、注文合計210cm、一枚105cmという三つの関係を確かめてください。

この例の合計幅210cmは、1.5倍ヒダの注文欄にある幅333cmまでの範囲に収まります。もっと広い窓を同じ条件で注文できると一律に考えず、必要幅が選んだ仕立ての範囲内かを見ます。

丈はランナーの下から床までを測り、掃き出し窓では1cm引くのがインズの目安です。床まで202cmなら注文丈は201cmで、丈260cmまでの範囲内です。幅と丈は1cm単位の整数で指定します。資料1

腰高窓では、床までの長さから引く例をそのまま使いません。ショップは窓枠の下より15〜20cm長くする目安を案内しています。窓の下に家具があるなら、その長さで布と家具が重なるかも見ます。掃き出し窓と腰高窓を同じ部屋でそろえる場合も、それぞれの終わらせたい位置から丈を決めます。資料1

Aフックが標準で、Bフックも選べます。フックより上へ出る部分は店側で加算されるため、採寸した注文丈へ自分で上部の布を足しません。レールの形や掛ける位置に合うフックを決め、上の例では合計幅210cm・丈201cm・両開き・数量1として照合します。

控えめな柄の変化を楽しめるなら選ぶ

ツヅリ ベージュは、草花の輪郭を常に強く見せることより、光を受けた織りの表情を楽しみたい人の候補です。正面から模様が目立つ瞬間だけでなく、柄が控えめな布の面も好きかどうかまで考えると、選ぶ理由がはっきりします。

素材はポリエステル100%で、洗えることと形態安定が案内されています。洗濯時は商品の表示に従い、形態安定があるから洗い方を問わず同じ姿が続くとは考えません。見た目に加え、実際に扱う完成品の条件も合わせます。

非遮光を受け入れ、1.5倍ヒダと一枚幅57cm以上の継ぎ目を含めて選べるなら、最後に自宅の寸法と開き方を確認します。ツヅリ ベージュの商品ページ(インズ) で、色・仕立て・合計幅・丈・フック・数量をそろえ、眺めたい草花の表情を一窓分の注文にしましょう。

参考資料

  1. カーテンの採寸方法(インズ)
  2. カーテンの縫製と巾継ぎ(インズ)
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