厚地カーテン

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障子を残して厚地カーテンも掛けたい|ジャンディアの開閉と色を選ぶ

この記事の目次
  1. 障子を見せる時間と、厚地を閉じる時間を決める
  2. 二つの開閉が重ならないかを見る
  3. 格子の横に置くジャンディアの織りを確かめる
  4. 色と遮光の条件を一緒に決める
  5. 障子枠ではなく、レールから注文する
  6. 障子を動かす暮らしに合えば選ぶ
  7. 参考資料

障子を残した窓に厚地カーテンを加えるなら、昼は障子を見せ、夜は布を閉じる使い方を先に考えると選びやすくなります。すでに使えるカーテンレールがあり、障子の開閉を妨げずに掛けられる窓では、インズの「ジャンディア」が候補です。細かな織りの表情を持つ厚地で、色によって遮光等級が違います。

大切なのは、和室に合う色を選ぶことだけではありません。端へ寄せた布の後ろで障子の引手に届くか、二つを動かす手順が普段の暮らしに合うかを確かめます。ここでは既設レールを使う窓を対象に、取り付け工事ではなく、障子と厚地を一緒に使うための商品選びを整理します。

障子を見せる時間と、厚地を閉じる時間を決める

障子を残したい理由が、格子の見た目や紙を通した昼の光なら、厚地を開けておく時間が大切になります。日中は布を左右へ寄せ、障子の面を見せる使い方が考えられます。夜に厚地を閉めると、室内から主に見る面は障子から布へ変わります。

例えば、昼は座卓で過ごし、夕方から厚地を閉じる部屋なら、二つの表情を時間で分けられます。一方、昼も厚地を閉めたままにするなら、障子の格子を見る時間は少なくなります。障子を残すことと、いつも障子を見られることが同じではない点を確かめてください。

「和室らしさを残したい」という希望も、畳、木の枠、障子の白い面のうち、何を見せたいかで変わります。厚地を閉める夜に格子が隠れても、木の枠や畳と布の色が並ぶ姿を好めるかが判断点です。昼の障子に似た布を探す必要が必ずあるわけではありません。

まず、朝に開けるもの、昼に動かすもの、夜に閉めるものを書き分けてみましょう。障子を普段は動かさない窓と、毎日何度も開ける窓では、布の寄せ方に求める条件が違います。好みのカーテンを先に買い、あとから障子の扱いを合わせるより、使う順番を先に決める方が具体的です。

二つの開閉が重ならないかを見る

この選び方は、厚地を掛けるための既設レールを使えることが前提です。レールがない、使える状態か分からない場合は、先に取り付け条件を確認し、商品の幅や丈を確定する段階へ進まないでください。障子の木枠があるからそのままカーテンを掛けられる、という判断にはなりません。

既設レールがある窓では、障子の引手がどちら側にあり、布をどこへ寄せるかを見ます。例えば、左右へ厚地を寄せると、よく使う引手の前に布が集まる配置かもしれません。厚地を開けたつもりでも、障子を動かすたびに布をよける必要があるなら、その手順を受け入れられるかが分かれ目です。

今カーテンを使っているなら、端へ寄せた状態で障子を普段どおりに動かしてみます。ただし、別の厚地へ替えた後も同じ幅に収まると決まるわけではありません。生地や仕立てで集まり方が変わるため、今の布で分かるのは位置関係の手掛かりです。

障子の前へ手を伸ばす場所も確かめます。家具が近く、布をよける方向が限られる場合は、カーテン単体の開けやすさだけでは判断できません。座った位置から動かすのか、立って窓へ近づくのかなど、自分の普段の動作で見ると、必要な余白が分かりやすくなります。

布を片側へ全部寄せれば解決するとは限りません。片開きと両開きでは注文単位も変わり、集まる布の位置も変わります。先にどちらへ寄せたいかを決め、店の縫製案内で開き方を確認してください。片側の引手を使いやすくするために、反対側の動作が不便にならないかも見ます。資料2

ここで無理にカーテンの丈を短くしたり、必要幅を減らしたりして障子を動かしやすくする方法は取りません。窓を覆うための寸法は別に必要です。二つを一緒に使う手順が合わないなら、その窓へ厚地を加える案そのものを見直す判断ができます。

格子の横に置くジャンディアの織りを確かめる

ジャンディアはポリエステル100%で、小さな鱗のような織りの表情を持つ厚地カーテンです。強い大柄を窓へ足すより、細かな凹凸のある面を選びたい場合に比較できます。障子の紙を再現するレースではなく、夜に閉めて見る厚地として選ぶ商品です。

色を比べる相手は畳だけではありません。昼に布を寄せたときは、障子の白い面と木枠の近くへ色が集まります。夜に閉めたときは、窓全体に布の色が広がります。畳の上へ小さな生地を置いた色合わせだけでなく、白い障子のそばへ縦に置いたときも見てください。

例えば、木枠が濃い茶色なら、布を近い色のまとまりにしたいのか、白い障子との間に穏やかな色を置きたいのかを考えます。明るい木枠なら、布の色味が別の差として目立つ場合もあります。和室だから茶系に決めるのではなく、今ある二つの面との関係で選びます。

インズのジャンディアの商品ページ では、全体写真で閉めた面の色、接写で細かな織りを確認します。接写の凹凸が部屋の遠くからも同じように見えるとは限らないので、普段座る位置でどの程度の表情を望むかを考えてください。

生地を手元で確認できる場合でも、小片だけで端へ寄せた厚地の量まで決めることはできません。色と織りを確かめる作業と、障子の引手へ届くかを確認する作業は別です。色が合うという理由だけで、二つの開閉も問題ないと判断しないようにします。

色と遮光の条件を一緒に決める

ジャンディアの配色はトープ、ペールグレー、グレーベージュ、ピンクベージュです。遮光等級はトープが1級、ほかの三色が2級と案内されています。好きな色を選ぶ前に必要な等級があるなら、この違いを購入条件へ入れてください。

例えば、1級を条件にしているなら、トープがその条件に入ります。白い障子の横にペールグレーを置きたいと思っても、それは2級の選択です。色を優先して等級の条件を見直すのか、等級を優先して色を変えるのか、または別商品を探すのかを決める場面になります。

障子が一緒にあるから、2級のカーテンを1級と同じものとして扱えるわけではありません。障子紙の種類や状態も窓ごとに違い、厚地の等級と足し算して室内の暗さを決めることはできません。カーテンの商品表示と、二つを掛けた部屋の結果は分けて考えます。

同様に、1級を選んでも窓全体で光漏れがなくなるという保証ではありません。レールまわり、左右、中央、裾など、布以外の部分もあります。障子を残すことから隙間がすべて解消すると想像せず、布の等級は色選びと並ぶ一つの仕様として確認します。

夜の照明で見える色も、昼とは分けて比べます。厚地を閉じた後に主役となるのは布の面なので、障子越しの昼の光だけで色を決めないでください。普段使う照明の下で、木枠や畳、座布団と並べて好きな色かを確かめます。

昼の端に集まる色と、夜の広がった色のどちらを優先したいかも考えておくと迷いにくくなります。閉めたときは好みでも、障子の両脇に残る色が強く感じられるなら、その差を受け入れるかを判断します。商品名や和室向けという印象だけでは決まらない部分です。

障子枠ではなく、レールから注文する

幅を測る基準は障子の一枚分や木枠の内側ではなく、使うカーテンレールです。ここでは両端の固定ランナー中心間が160cm、1.5倍ヒダを両開きで掛ける仮例にします。幅300cm未満の公式式で、160×1.05=168cmが全体の注文幅です。資料1

障子二枚の幅を足して同じ数字になるとは限りません。既設レールが木枠より外へ延びている場合もあるため、障子側の寸法をカーテンへ転用しないでください。今のカーテンの幅を測る方法より、店が指定するレールの測定位置から取り直す方が、入力の根拠を明確にできます。

両開きでは全体幅168cm、数量1で左右各84cmの二枚になります。障子が二枚あるから数量2、という入力ではありません。1.5倍ヒダも注文者が幅をさらに1.5倍する意味ではなく、仕上がり幅に対してヒダを作る生地量を示す仕立てです。資料2

丈は、掃き出し窓でランナー穴の下から床まで202cmだった場合、厚地を床から1cm上げる目安で201cmにします。障子の下端までの距離や、木枠全体の高さではありません。障子が動く範囲を見ながらも、丈の測定基準はカーテン側で保ちます。資料1

Aフックに適する既設レールならAを指定し、上部の立ち上がり分を注文丈へ自分で加算しません。ジャンディアの1.5倍ヒダは幅40〜500cm、丈55〜260cmの指定範囲なので、幅168cm・丈201cmという仮例は範囲内です。実際は自宅の採寸値で確認してください。

測り終えたら、幅と丈、開き方、布を寄せる側を一緒に見直します。寸法が注文範囲に入っていても、障子の引手の前に布が集まる問題まで解決したとは限りません。サイズの適合と日々の動作の適合を別々に確認してから、色を含む注文内容を確定します。

障子を動かす暮らしに合えば選ぶ

ジャンディアを候補にしやすいのは、使える既設レールがあり、昼は障子を見せ、夜は厚地を閉じる使い方が合う窓です。色や織りを好むことに加え、布を寄せても障子の引手へ届き、二つを日常的に動かせることが必要になります。

共生地タッセルとフックが付属し、ウォッシャブルと形態安定の案内があります。ただし、タッセルがあれば寄せた布がどんな隙間にも収まるわけではありません。実際の手入れは完成品の洗濯表示に従い、付属品の有無と開閉のしやすさを混同しないようにします。

上の仮例なら、トープ、1.5倍ヒダ、幅168cm、丈201cm、レールに合うAフック、両開き、数量1です。1級のトープを選ぶ場合の例であり、別の色なら等級も確認し直します。寸法は必ず自宅の実測値へ置き換えてください。

最後にジャンディアの公式商品ページ で、希望色の織りと等級を見直します。障子の代わりになる布を探すのではなく、残した障子と時間や開閉を分担できる厚地として納得できれば、一窓の候補に選べます。

参考資料

資料1:インズ・カーテンサイズの測り方

資料2:インズ・カーテンの縫製スタイル

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