厚地カーテン
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Bフックのカーテンを買い替えたい|レイエルの注文丈はどこから測る?

この記事の目次
今のカーテンはレールを隠すBフック。買い替えも同じ見た目にしたいけれど、古い布を上から下まで測った長さを、そのまま注文してよいのか迷うことがあります。
インズの「レイエル」をBフックで注文する場合、丈はランナーの穴の下から希望する裾までで考えます。フックより上へ出る4cmは、指定した注文丈に対して製作側で加える部分です。自分で4cmを足して入力する方式ではありません。資料1
古い布の総丈、ランナーから裾までの長さ、新しい布の上部。この三つを分けると、同じ長さだと思って注文する取り違えを避けられます。まず今のレールにもBフックが合うかを確認し、買い替える厚地の色や幅と一緒に指定をまとめましょう。
古い布の総丈と注文丈は同じとは限らない
外したカーテンを床などへ広げると、布の一番上から裾までを測りたくなります。この長さは、布全体の総丈です。一方、掛けたカーテンの注文で必要になる長さは、ショップが定める起点から裾までの寸法なので、同じ値とは限りません。
Bフックは、レールを布の上部で隠す側の仕様です。レールへ掛ける位置より上にも布があるため、その部分まで含めて測った総丈を、ランナーから下の長さとして入力すると、狙った裾の位置が変わります。
例えば、古い布の上端から裾までを測って205cmだったとします。ただし、この205cmという数字だけでは、新しく掛けるカーテンの注文丈を決められません。古い製品の上部の仕様、フックの調整位置、今のレールで希望する裾の位置が、まだ分かれていないためです。
古い注文履歴に「丈205cm」と書かれていても、同じショップや同じ採寸方式とは限りません。以前の数値は照合の手掛かりにし、インズの商品へ入力する値はインズの基準で測り直すのが確実です。別の製品の表示を、そのまま今回の注文欄へ移さないようにします。
また、長く使った布は、今の裾の位置が当初の希望と同じかも分かりません。床へ触れていたなら、その状態を新しい布でも再現したいのかを考える必要があります。「今と同じ長さ」の意味を、布の数字ではなく、窓に掛けたときの裾の位置で決めておきましょう。
今もBフックを使える窓かを先に見る
フックは、レールを見せるか隠すかだけで選ぶものではありません。レールと天井、カーテンボックスなどの周囲の形によって、上部の布を置ける空間が違います。
今と同じ壁付けの機能レールを使い、上部の布を立ち上げる余地があるなら、Bフックを検討できます。ただし、引っ越し先へ持っていく、レールの種類が替わった、ボックスの中へ掛けるといった場合には、古いカーテンの指定をそのまま引き継ぎません。
インズでは、天井付けやカーテンボックスの中、装飾レールなどでAフックを勧めています。Aフックはレールを見せる仕様で、Bフックのように上部を立ち上げる選択とは違います。レールの周りへ布が当たりそうな条件なら、Bでレールを隠す見た目だけを優先しないようにします。資料1
例えば、以前は壁から出たレールだったけれど、新しい窓は天井の近くにレールがある場合です。古いBフックのカーテンが使えていたからといって、新しい場所でも同じ指定でよいとは決まりません。まず掛ける位置が変わったかを確認するだけでも、比較すべき条件を絞れます。
厚地の奥にレースがある場合は、そちらのフックまで同じにそろえる必要はありません。手前と奥ではレールや天井との位置関係が違うことがあります。今回は買い替える厚地側について、どのレールの穴から丈を測るかを決めます。
フックの形だけを交換すれば、どの窓にも合う長さになるという考え方も避けましょう。仕様の選択と、必要な注文丈は一組で確認します。フックを後から調整することを、測り方の違いを埋める前提にしないことが大切です。
レイエルのB仕様で足される上部を分ける
ここからは、既存レールにBフックが合い、レイエルの1.5倍ヒダを選ぶ例です。ランナーの穴の下から床まで202cmあり、裾は床より1cm上にしたいとします。注文丈は202−1で201cmになります。資料1
インズのBフック仕様では、この201cmに対して上部4cmが加わるため、布全体の総丈は205cmという関係になります。入力するのは201cmです。「Bだから4cm足す」と考えて205cmを入力しないようにします。
もし注文丈へ205cmを入れると、B仕様の上部4cmがさらに加わり、新しい布全体は209cmという関係になります。ランナーから裾までの部分も205cmになるので、狙った201cmより4cm長い注文です。上部を足す作業を自分と製作側で二度行ってしまうことが、取り違えの原因になります。
これは、古い布の総丈が205cmだった場合も同じです。古い総丈205cmと、新しいB仕様で注文201cmにしたときの総丈205cmは、数字として一致することがあります。しかし、その一致だけを理由に注文欄へ205cmを入れてよいわけではありません。
ここでは、現在の窓を測り直した結果が201cmであり、新しいインズのB仕様で上部4cmになる、という順に考えています。古い製品にも必ず4cmの上部があると仮定して、古い総丈から一律に4cmを引く方法とは区別してください。
同じインズでもAフックの上部は1cmの案内です。AとBを途中で変更するなら、完成した布全体の上端位置も違います。どちらも注文丈はランナーの穴の下から考えますが、上部が同じ形になるわけではないため、レールをどう見せるかと周囲の空間を改めて照合します。
メモには「床まで202cm、希望裾は床より1cm上、注文丈201cm、B上部4cmは入力へ加えない」と残せます。総丈と注文丈を同じ欄に書かず、必要なら総丈は参考として別に添えておくと、最後の入力で迷いにくくなります。
買い替えで残す見た目と遮光を決める
丈の仕組みが分かったら、厚地としてどんな布へ替えたいかを選びます。レイエルは、麻のような表情と光沢を抑えたマットな風合いを持つ、ポリエステル100%のカーテンです。天然の麻を含む商品ではありません。
古いカーテンと同じBフックを選んでも、布の素材感まで同じにはなりません。レールを隠す見た目は残しながら、大きな柄のある厚地から無地調へ替えたい場合などに、レイエルの生地を比較できます。フックの希望と生地の希望を、別々に決めてから組み合わせる考え方です。
例えば、壁や木の家具をそのままにして窓の光沢を抑えたいなら、ライトグレーの面を置く案があります。ただし、グレーという名前だけで今の部屋に合うとは決まりません。閉じた窓全体と、左右へ寄せた布の両方を想像して選びます。
レイエルのライトグレーは1級遮光です。アイボリーは2級なので、色だけを替えても遮光条件が同じだと思わないようにします。Bフックを選ぶことも、商品の遮光等級を上げる指定ではありません。生地の表示と、窓の上部を覆う形は分けて考えます。
ウォッシャブルの表示もあります。家で洗える厚地を選びたい場合には条件にできますが、完成した一枚の重さや、手持ちの洗濯機へ収まることまで決まるわけではありません。実際の手入れは製品の洗濯表示に合わせます。
布の表情と色別の条件は、レイエルの商品ページ(インズ)
で確認できます。レールを隠す指定だけで買い替えを決めず、閉めて眺める生地まで気に入るかを見てください。
幅と枚数は古い一枚から写さない
丈を測り直すときには、幅の入力も現在のレールから確認します。古い一枚の横幅を測った値は、一窓分の合計幅とは限りません。特に両開きの二枚のうち一枚だけを測ると、注文欄で指定する幅と混同しやすくなります。
レイエルの1.5倍ヒダを選び、厚地側のレール幅が200cmなら、インズの目安は200×1.05で合計幅210cmです。この例は300cm未満のレールの計算です。Bフックを選んだから、幅の係数まで変わるわけではありません。資料1
両開きは合計幅210cmを入力し、数量1で幅105cmずつの二枚となる構成を選びます。古い一枚の幅に合わせて105cmを入力し、両開きにすると、欲しかった一窓分とは違う幅の指定になってしまいます。
1.5倍ヒダという名称も、入力幅へ1.5を掛ける指示ではありません。注文するのは仕上がり幅で、ヒダのための生地の量は仕立ての指定に対応します。幅210cmと1.5倍ヒダを別の項目として選びます。
この例の一枚105cmは、レイエルの1.5倍ヒダで幅継ぎが入る101cm以上の条件に当たります。Bフックで上部を隠すことと、生地内に継ぎ目があるかは別です。麻風の無地調でも、継ぎ目のない一面を当然の仕上がりにしないようにします。
幅と丈の数字をメモする際は、「一窓分の合計幅210cm」「穴の下からの丈201cm」と単位の意味まで添えます。どちらもcmですが、測った場所と注文上の役割が異なります。古い二枚の見た目を再現するためにも、まず新しい店の販売単位へ置き換えることが大切です。
基準点を添えたメモで注文する
Bフックの買い替えで残したいのは、古い布の総丈という数字だけではありません。レールを隠す上部の姿と、自分が望む裾の位置です。その二つを、現在のレールと新しい商品の注文方法に合わせて決めます。
例の窓なら、レイエルのライトグレー、1.5倍ヒダ、Bフック、合計幅210cm、丈201cm、両開き、数量1です。床まで202cmから1cm短くする丈で、Bの上部4cmは加算せずに入力します。新しい布の総丈205cmは、注文丈と分けて確認する値です。
アジャスターフックの調整を、数cmの誤入力を必ず直せる仕組みとして頼らないでください。動かすと裾だけでなく上部とレールの関係も変わります。初めから必要な基準で注文し、微調整と測り間違いを別に考えましょう。
レールとの適合、穴の下からの丈、一窓分の幅がそろったら、レイエルの商品ページ(インズ)
で色とBフックの指定を照合できます。古い布の数値を写す前に、どこから測った長さなのかを確かめることが、買い替えの出発点になります。
参考資料
- カーテンのサイズの測り方(インズ):A・Bの上部と注文丈、レールへの適合、幅と両開きの入力基準。