厚地カーテン

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リネンカーテンの裾を床に垂らしたい|ランネルの丈とフラット仕立てを選ぶ

この記事の目次
  1. 床の布を楽しめる窓か、日々の動きから考える
  2. ランネルのリネンを選ぶ前に受け入れること
  3. 床までの長さに、ためたい分を足す
  4. フラットの幅と裾の広がりを一緒に考える
  5. 開けるときと掃除するときの置き場を決める
  6. 丈と使い方が決まったら、注文内容をそろえる
  7. 参考資料

リネンのカーテンを少し長くして、裾の布を床にためる窓辺にしたい。そんな好みには、インズのリネン100%の厚地カーテン「ランネル」が候補になります。自然な布の表情を楽しみながら、床に余らせる丈を決めて注文する選択です。

ただし、布が床へ触れる形を選ぶので、日々の開閉や床掃除も一緒に考える必要があります。天然素材の伸び縮みと、水洗いを避ける手入れを受け入れ、裾をよけて使える窓なら、フラット仕立てを検討できます。床までの採寸値に加える長さを、見た目と使い方の両方から決めていきましょう。

床の布を楽しめる窓か、日々の動きから考える

カーテンの裾を床にためる掛け方は、ブレイクスタイルと呼ばれます。床から少し離してすっきり掛ける場合と違い、下へ落ちた布の折れや重なりまでを窓辺の表情として楽しみます。カーテンの面だけでなく、床との境目も飾る選び方です。資料1

最初に考えたいのは、床に布を置ける余白があるかです。窓のすぐ前までソファや収納が迫っていると、裾が見えにくかったり、布を整える手が入りにくかったりします。家具を動かさなくても、自分が普段座る位置から床際を眺められる窓なら、この掛け方を選ぶ意味が見つかります。

例えば、外への出入りにはあまり使わず、朝に開けて夜に閉めるリビングの窓なら、裾を整える動作を日々の使い方に含めて考えられます。夜にカーテンを閉めたあと、床にたまった布まで見える席で過ごすなら、長い丈の表情を楽しむ時間があります。

反対に、洗濯物を出すために何度も通る掃き出し窓では、そのたびに床の布も寄せることになります。カーテンを横へ引くだけで足元を空けたいのか、裾を持ち上げたり整えたりすることも受け入れられるのかを想像してみてください。頻繁な出入りを手早く済ませたい条件には、床にためる丈が合わないことがあります。

見た目が好きだから、すべての窓で長い丈にそろえる必要はありません。部屋の中でも、よく通る窓と眺めるための窓では使い方が違います。まず一つの窓について、閉めた姿、開けた姿、床を掃除する姿を順に思い浮かべると、選ぶ対象が具体的になります。

ランネルのリネンを選ぶ前に受け入れること

ランネルはリネン100%の厚地です。麻のように見せた化学繊維ではなく、天然リネンそのものを窓へ取り入れたいことが、選ぶ理由になります。グレーを選ぶなら、床へたまる部分も同じ布の面として見えることを含めて、色のある窓辺を考えられます。

天然素材のため、色むらや生地の反り返り、においなどについて案内があります。また、季節や使用環境によって伸び縮みする性質も示されています。裾を床にためる場合でも、届いたときの形や長さがずっと固定されると考える商品ではありません。

ここで、丈を余らせておけば縮みを必ず吸収できる、とは捉えないことが大切です。今回加える長さは、床に布をためる見た目を作るための寸法です。何cm縮むかを予測する数字ではないので、「縮んだあと床ぎりぎりになるように」と逆算して注文する方法には使いません。

細かな変化を含めて布の表情を楽しみたいなら、その性質も選ぶ理由の一部になります。一方、裾の位置を常に一定にそろえたい、左右の布が毎日同じ形で床へ広がってほしいという希望が強い場合は、天然素材の長い丈との相性を先に考えたいところです。

手入れは水洗いを避け、ドライクリーニングを使う案内です。床へ触れる布だから自宅で頻繁に洗おう、と考えているなら、この商品の条件とは合いません。一般的なリネンの洗い方を見つけても、ランネルの指定を置き換えることはできません。素材を気に入ることと、その手入れを続けられることを一組で決めます。

また、ランネルは非遮光です。厚地という分類だけで、光を強く遮るカーテンを想像しないようにしましょう。布が光を通すことを受け入れられる窓で選ぶ商品であり、遮光を必須とする使い方には一致しません。長い丈にすることで、生地自体が遮光になるわけでもありません。

リネンの組成と手入れ、非遮光という条件が合うなら、ランネルの商品ページ(インズ) で、グレーの色と天然素材の案内を合わせて見てください。床際に見せたいのが、均一な布の線なのか、自然な布のたまりなのかも選ぶ基準になります。

床までの長さに、ためたい分を足す

ブレイクスタイルの丈は、床から離す通常の採寸とは計算を分けます。インズのガイドでは、ランナーの穴の下から床まで測った長さに、10〜20cmを加える方法が案内されています。基準は、今のカーテンの総丈ではなく、これから掛ける位置から床までの距離です。資料1

例えば、厚地側のランナーの穴の下から床まで220cmと測れた窓を考えます。10cm加えるなら220cm+10cm=注文丈230cm、20cm加えるなら220cm+20cm=注文丈240cmです。まず床までの数値を一つ書き、その横に見た目のために加える数値を分けて書くと、何を計算したかが分かります。

通常の床から離す厚地なら、同じ採寸値220cmに対して1cm短い219cmがガイドに沿った丈です。しかし、ブレイクスタイルへ変える際に、その219cmへ10cmを足して229cmとするわけではありません。床までの220cmへ戻り、そこから加算するので230cmになります。

加える長さの選択では、控えめな布のたまりから考えるなら10cm、より長く床へ余らせる姿が好みなら20cmを比較できます。ただし、加えた10cmがそのまま床の上へ奥行き10cmで広がる意味ではありません。布の折れ方や横幅、整え方によって床上の形は変わります。

数字を選ぶときは、閉めたカーテンの正面写真だけでなく、横から見た床の余白を想像します。布をためたい部分が家具の陰へ入ってしまうなら、長くした分を十分眺められないかもしれません。たまりを大きくしたい気持ちと、それを置いて整える場所を合わせて考えましょう。

好みの丈が注文範囲に収まるかを見る

ランネルのフラットは、丈260cmまでの範囲が案内されています。先ほどの230cmと240cmは、その範囲内です。幅と丈は1cm刻みで指定でき、この例は整数なので端数を丸める必要がありません。

床までの高さが変わると、同じ加算でも注文範囲との関係が変わります。例えば床まで250cmなら、20cmを足した270cmは260cmの上限を超えます。10cmを足した260cmは上限内ですが、20cmためるつもりの見た目と同じになるわけではありません。

この場合は、10cmを加える姿でも好みに合うかを選び直します。20cm加えることが必須なら、表示されている注文範囲のままランネルを選ぶ条件は整いません。入力できる数字へ小さくするだけで済ませず、何cm床へ余らせたかったのかへ戻ることが大切です。

フックはAが標準で、Bも選択できます。いずれも吊るす基準から丈を決め、フックの上へ出る布の分を自分でさらに加えません。長い丈を選ぶからこそ、上端の分と床にためる分を混ぜないようにしましょう。

フラットの幅と裾の広がりを一緒に考える

ランネルの商品説明では、1.5倍ヒダとフラットが案内されています。上部にヒダ山を作らず、布の自然な波を床のたまりへつなげて見たいなら、フラットが候補になります。上から規則的なヒダも見せたいなら1.5倍ヒダを考える、という好みの違いです。資料2

フラットは平らに張った布になるわけではありません。レールに対して幅のゆとりを持たせるので、吊るすと波ができます。その波がどこで床へ落ち、どの向きへ折れるかまで毎回固定するものではないことも、自然な表情を選ぶ条件に含めます。

幅は厚地側のレールを測ります。機能レールなら両端の固定ランナーの中心間、装飾レールならキャップの付け根など、レールに応じた基準をガイドへ合わせます。インズのフラットの案内はレール幅の1.3倍です。資料1

レール幅200cmを例にすると、200cm×1.3=注文幅260cmです。両開きは合計幅260cmを入力し、数量1で130cmずつの2枚へ分ける方式になります。幅130cmを入力して数量2とする注文へ置き換えず、合計幅と開き方を組にして確認します。資料2

ランネルのフラットは、一枚の幅121cm以上で幅継ぎが入る案内です。例の各130cmは幅継ぎの対象です。フラットという名前やリネン100%という組成だけで、一枚の生地に継ぎ目がないとは判断できません。自然な布を選ぶことと、継ぎ目を入れない条件は分けます。

フォームで案内されるフラットの幅は600cmまでで、例の合計幅260cmは範囲内です。幅と丈は別々の条件なので、幅が収まっていても、先ほどの丈270cmのように高さの条件を外れる場合は注文内容を成立させられません。

床の布を少なくしたいからといって、幅のゆとりを理由なく減らすのも避けたい選び方です。閉めた面の波や、左右を合わせるゆとりまで変わってしまいます。幅はフラットの案内に沿って決め、床へ加える丈のほうで好みを比較すると、二つの役割を混同せずに考えられます。

開けるときと掃除するときの置き場を決める

長い丈は、閉めた状態だけで完結しません。朝に布を左右へ寄せたとき、床に余った裾をどこへ置くかも考えます。付属の共生地タッセルで中ほどをまとめても、裾の長さが短くなるわけではありません。床の布を脇へ整える動作まで含めて、日々の使い方を想像しておきましょう。

例えば、左右へ寄せる両開きなら、窓の両端に布をためる場所が必要になります。片側に家具が接近している場合、同じように両端へまとめられるとは限りません。閉めたときに左右対称の窓に見えるかだけでなく、開けたときにどちらへ手が届くかも見ます。

床掃除では、たまった布をよけて床面を出すことになります。毎回その部分まで掃除したいなら、裾を持ち上げ、終わったら戻して整える流れを無理なく行えるかが選びどころです。掃除の道具が布の下へそのまま入れる、という前提にはしません。

一方で、布を整える時間も窓辺を楽しむ一部として受け入れられるなら、床にためるスタイルを選ぶ理由が続きます。常に写真と同じ形にそろえる必要はありませんが、自分が気になる形になったときに手を伸ばせる場所であることは大切です。家具の奥へ布が隠れる窓では、その動作も想像してから決めます。

今のレースを奥に残す場合、レースまで長くする必要はありません。床から離して使いたいレースは、その目的に合わせて別に採寸します。長くした厚地230cmから1cmだけ引いてレース229cmとすると、もともと望んでいなかったレースまで床へ垂れる組合せになりかねません。

厚地は床へためる、レースは床から離す、と前後それぞれの裾位置を決めることができます。採寸するレールも前後で分け、厚地を開けるときに奥のレースへ触れる位置関係も含めて考えると、見た目と操作を一緒に選べます。

丈と使い方が決まったら、注文内容をそろえる

天然リネンの表情を好み、伸縮とドライクリーニングを受け入れ、床の布をよけて使える窓なら、ランネルのフラットが候補になります。床にためる丈は縮みへの保険として増やすのではなく、眺めたい形のために選ぶ数字です。

グレーで10cm加える例なら、「ランネルのグレー、フラット、幅260cm・丈230cm、両開き、数量1、Aフック」が注文メモです。これはレール幅200cm、穴の下から床220cmという仮定で、左右は130cmずつ、幅継ぎが入る構成です。自分の窓では測り直し、加える長さと注文範囲を合わせます。

閉めた裾の姿だけでなく、開けたときの置き場と掃除の動作まで選べたら、ランネルの商品ページ(インズ) で素材・色・フラットの幅と丈・開き方を照合して進めましょう。

参考資料

  1. カーテンのサイズの測り方(インズ)
  2. カーテンのスタイルについて(インズ)
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