厚地カーテン
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カーテンにキルトのふくらみを取り入れたい|レヴィアのステッチと仕立てを選ぶ

この記事の目次
窓に大きな色柄を足すより、布そのもののふくらみを飾りたい。平らな無地とは違う、柔らかな立体感を楽しみたいなら、インズの「レヴィア」が候補になります。
レヴィアは、中綿を挟んだキルト生地にダマスク柄のステッチを施した厚地カーテンです。ガーゼのような表情がありますが、組成はポリエステル100%。ふくらみと縫い模様を一緒に選ぶ商品として考えましょう。
ただし、キルトという名前から遮光性や薄さまで想像して決めるのは避けたいところです。遮光等級を必須にせず、閉じた面の凹凸と、開けたときに寄せる布の姿を気に入れるかが選択の中心になります。ここでは1.5倍ヒダを例に、色、仕立て、寸法を整理します。
色柄よりも、布のふくらみを飾りたいか
模様のあるカーテンでも、色の違いで柄を描く生地と、縫い目やふくらみで表情を出す生地では、選ぶ楽しみが違います。レヴィアで見たいのは、キルトの面にあるダマスクの縫い模様です。白やグレーの色を広げながら、その中に凹凸を置く選び方になります。
例えば、壁や家具を淡い色でそろえていて、窓だけに強い配色を増やすのは迷う場合です。色数を抑えることは続けつつ、無地の平らな面とは違う表情を添えたい。その希望なら、色の濃淡だけではなく、表面にどのような模様があるかを比べる意味があります。
反対に、遠くからでもはっきりとした柄を見せたいなら、同色系の凹凸だけでは物足りないかもしれません。キルトの立体柄を選ぶのか、色の差が大きいプリントを選ぶのかは、窓の存在感をどこまで強くしたいかに関わります。柄があるという一点だけで同じ候補にまとめないようにします。
また、レヴィアは何も模様がない布ではありません。無地に近い色のまとまりを好んでも、ダマスク柄自体が好みに合うかは別です。色数が少なければどんな部屋にも合うと考えず、縫い模様まで含めて窓へ置きたいかを見てください。
ここで、求める表情を短い言葉にすると選びやすくなります。「白い面にふくらみが欲しい」「規則的な縫い模様を見たい」「つるりとした布より厚みを感じる姿が好き」といった希望です。「薄く軽やかで、模様のない平面が欲しい」なら、目指す方向が違います。
中綿と縫い模様がつくる表情を確かめる
レヴィアは中綿を挟んだキルトの構造です。表面へ描かれたように見える模様も、商品説明ではダマスク柄のステッチとして案内されています。布のふくらみと縫い目の組合せが、選ぶ理由になります。
「ガーゼのような」という表現は、綿のガーゼ製品であることを示すものではありません。素材の表示はポリエステル100%です。中綿という言葉に「綿」が入っていても、そこから天然の綿100%と読み替えることはできません。天然の綿を含むことが必要な場合は、組成の段階で希望と分けます。
生地の写真を見るときは、まず接写で縫い模様を確認し、それから窓全体へ掛けた写真を見るとよいでしょう。近くで楽しみたい縫い目と、離れた場所から見える布のまとまりを、別々に確かめるためです。
接写では好みの柄に見えても、ソファから窓を見る距離では細部が目立たないことも考えられます。一方、近くで布を見る時間が多い窓なら、細かな凹凸に魅力を感じるかもしれません。どの距離で眺めることが多いかを先に思い出すと、拡大画像の印象だけに頼らず選べます。
キルトの立体感と、カーテンを仕立てたときのヒダも分けます。キルトは生地の面の特徴で、1.5倍ヒダは上部で布をつまむ縫製です。ヒダを選んだから表面のふくらみがなくなる、または中綿があるからヒダを作らなくてよい、という関係ではありません。
選ぶのは、細かな縫い模様のある布が、大きな縦の波をつくる姿です。生地のアップだけでなく、掛けた全景まで好きかを見ておくと、届くカーテンの仕立てと好みを結び付けやすくなります。
レヴィアのキルト生地と仕立てをインズで見る
で、中綿の説明、ステッチ、全体の写真を照合できます。厚みのある見た目を楽しむ候補として、まず生地の構造へ納得しておきましょう。
白かグレーかは、陰影の好みと合わせる
レヴィアの色はホワイトとグレーです。同じキルトでも、白い面として窓へ置くか、グレーの色面として見せるかで、部屋の中での役割を考えられます。
ホワイトは、白系の壁や家具の近くで、強い色を加えずに凹凸を取り入れたい場合の比較候補です。ただし、壁の白とカーテンのホワイトが完全に一致するとは限りません。白い壁の横に並ぶ布として、色の差を気に入れるかも見ておきます。
グレーを選ぶ場合は、閉めたときに窓全体へグレーの面ができることを考えます。小さなクッションのグレーを好きでも、大きなカーテンで同じ方向の色を広げたいかは別の判断です。窓を背景にしたいのか、部屋の中ではっきり見せたいのかを決めると、比較する理由ができます。
どちらの色でも、凹凸には明るい面と影になる面ができます。写真の撮影条件まで自分の部屋と同じにはできないので、画面上の影の濃さをそのまま完成時の姿と考えないようにします。布の表情をどのように見せたいかを探る手掛かりとして見ます。
迷ったら、壁だけではなく、窓の前でよく目に入るものも一緒に比べます。例えば、木の椅子と白い棚があるなら、その二つを残した状態で、窓へ白を重ねたいか、グレーを置きたいかを考える方法です。新しい家具まで買い足す前提にせず、今の部屋にある色との関係から選べます。
色を選び終えても、求めていたのがキルトの表情かどうかは残しておきましょう。ホワイトやグレーが好きというだけで、凹凸のある生地まで好きとは限りません。色と布の構造の両方が好みに合っていることが、この商品を選ぶ理由になります。
閉じた面と端へ寄せた布を両方見る
キルトのふくらみは、閉めて眺めるときには楽しみになりますが、開ける時間には端へ寄せる布の一部になります。閉じた姿だけを見て、薄い布と同じように小さく収まると期待しない方が選びやすくなります。
例えば、朝に厚地を開け、昼は奥のレースだけを見せる窓です。この場合、レヴィアを広げた面を眺めるのは夕方以降でも、端に寄せた布は昼も窓辺に残ります。ふくらみのある布を両端へ置いた姿も、好みとして受け入れられるかを考えます。
一方、窓の端ぎりぎりに棚があったり、左右に寄せる場所をほとんど残せなかったりする場合は、布の置き場が先の確認になります。商品写真だけから、何cmに束ねられるかを正確に決めることはできません。完成品の幅や丈でも布の量は違うので、薄さを最優先にする窓では慎重に候補を見直します。
両開きなら左右へ分けて寄せ、片開きなら一方向へまとめることになります。どちらも、布が窓辺から消える使い方ではありません。好きなキルトの面を閉めて見せることと、開けた布をどこへ置くかを一組で決めましょう。
また、付属品欄で確認できるのはアジャスターフックです。タッセルも当然付いてくると考えず、まとめて使う予定なら、自分が予定する扱い方に必要なものを確認します。商品の一般的なイメージや、別の厚地の付属品をそのまま当てはめないことが大切です。
中綿入りという名前から、部屋の温度や音についての効果を想像して購入理由を増やす必要もありません。今回選ぶのは、窓へキルトのふくらみとステッチを取り入れたいという好みです。その望みに合うかを、閉めた面と寄せた姿で具体的に判断します。
継ぎ目のない生地とヒダの役割を分ける
レヴィアはシームレスのカーテンとして案内されています。生地の幅継ぎを気にせずキルトの面を楽しみたい場合に、確認したい仕様です。ただし、両開きにしたときの中央の分かれ目までなくなるという意味ではありません。
左右に開く二枚を選べば、中央には二枚の端が合わさります。生地内の縫い合わせと、開閉のための分かれ目は別です。さらにキルトには装飾としてのステッチがあるため、「シームレスだから縫い目が何も見えない」と考える商品でもありません。
ここでは、通常のレールへ掛ける1.5倍ヒダの両開きを例にします。1.5倍は仕上がり幅に対して使う生地の量に関わる指定で、注文幅へ自分で1.5を掛けるという意味ではありません。上部の二つ山と、下へ落ちる波を楽しむ仕立てです。資料2
仮にレール幅200cm、ランナーの穴の下から床まで202cmなら、インズの採寸方法に沿って幅は200×1.05で210cm、丈は202−1で201cmにします。どちらも整数の指定で、この例の丈はレヴィアの230cmまでという範囲に収まります。資料1
両開きは合計幅210cmを入力し、数量1で幅105cmずつの二枚になる構成です。Aフックを使えるレールなら、Aフック、1.5倍ヒダ、希望色を対応させます。ここでも中央の開きは残るため、キルトの柄が左右で一続きにぴったり合うことまでは求めません。
丈が長い窓では、他の商品で選べる長さをそのまま流用しないようにします。この商品の丈の範囲に収まることを確認してから、色や幅をそろえます。生地がシームレスであることは、どんな丈でも注文できることとは別です。
洗濯と付属品まで確かめて選ぶ
レヴィアはウォッシャブルで、形態安定加工の案内があります。1.5倍ヒダの姿を選びながら、自宅で洗えることも条件にできる商品です。ただし、洗えばいつでも同じふくらみになる、どんな方法でも形が変わらないとまでは考えません。実際の手入れは製品の洗濯表示へ合わせます。
例の窓なら、ホワイトまたはグレー、1.5倍ヒダ、幅210cm、丈201cm、両開き、数量1、Aフックを注文メモにします。生地の幅継ぎと中央の開きの違い、タッセルを当然の付属品としないことも、最後に合わせて確認してください。
遮光等級を必須にする場合や、薄く小さく寄せられることを優先する場合は、キルトの好みだけで決めない方がよいでしょう。閉じた面の縫い模様と、開けたときの布の置き場の両方に納得できたら、レヴィアの商品ページ(インズ)
で色と仕立てを照合して選べます。
参考資料
- カーテンのサイズの測り方(インズ):注文幅、丈の起点、両開きの入力方法。
- カーテンのスタイルと縫製仕様について(インズ):ヒダ倍率と仕立て、幅継ぎの説明。