厚地カーテン

PR | 当ページ内には広告が含まれています

ガーゼ風の表情に遮光を添えたい|オルジェの二重生地と仕立てを選ぶ

この記事の目次
  1. 透ける表情と、光を通す使い方を分ける
  2. オルジェの二重生地を選ぶ理由
  3. ホワイトとベージュを、背景の色から絞る
  4. クラッシュの表情とヒダの形を分けて考える
  5. 裏地付きの厚地として幅と丈を決める
  6. 一体で選びたい条件がそろったら注文へ進む
  7. 参考資料

ガーゼのような柔らかな布の表情が好きだけれど、新しく選ぶ厚地には遮光も欲しい。そんな場合は、表面の見た目と裏地を一緒に選ぶ方法があります。インズの「オルジェ」は、ガーゼ風の素材を重ねた表情を持つ、裏地付きの3級遮光カーテンです。

向いているのは、カーテンを閉めたときにその表情を楽しみ、表地と裏地を一体の厚地として使いたい人です。透ける布だけを独立して開閉したい使い方とは分けて考えます。ここでは、オルジェを1.5倍ヒダで選ぶ場合の、素材、色、布のまとまり、注文寸法を順に整理します。

透ける表情と、光を通す使い方を分ける

「ガーゼのようなカーテンが欲しい」と感じたら、好きなのが布の表面なのか、布越しに光が通る姿なのかを分けてみてください。細かな表情を持つ生地が好きでも、それを窓に掛けて外の景色まで透かしたいとは限りません。好みの言葉が同じでも、必要なカーテンは変わります。

例えば、夜に厚地を閉めたあとの窓を、つるんとした無地よりも表情のある布で飾りたい。昼は厚地を寄せ、今のレースをそのまま使いたい。こうした使い方なら、表面に好みの素材感を持つ裏地付き厚地を選ぶことに意味があります。

一方、昼は薄いガーゼ風の布だけを広げ、夜はその後ろに遮光の布を追加して閉めたいなら、前後の布を別々に動かす組合せを考えることになります。オルジェの裏地付きという仕様を、独立したレースと厚地の二組が届く意味には読み替えません。

また、今のカーテンの色柄を残して、裏地だけを足したい場合とも異なります。オルジェを選ぶのは、室内に見える表地も含めて新しい厚地へ替える選択です。ガーゼ風の表情を新しく取り入れたいのか、今の布を使い続けたいのかで、購入対象を整理できます。

閉めた厚地の表面を楽しむ、昼は厚地ごと寄せる。この二つが自分の暮らしに合うなら、次にオルジェの素材と遮光の表示を見ていきましょう。レースのように見える部分があるからといって、カーテン全体もレースと同じように透けると考えないことが大切です。

オルジェの二重生地を選ぶ理由

オルジェは、光沢のあるベースへガーゼのような柔らかな素材を重ね、クラッシュ加工の表情を持たせた商品です。さらに裏地付きの厚地として案内されています。単に無地の色を選ぶだけでなく、生地を重ねた表情を窓へ取り入れたいことが、候補にする理由になります。

ここでいうガーゼ風は、組成が綿のガーゼであることを表していません。素材の表示はポリエステル100%です。天然の綿や麻そのものにこだわるなら条件は一致しませんが、素材の見え方や風合いの方向が好みなら、色や仕立てへ進めます。

遮光は3級です。表面の柔らかな印象と遮光の表示を一つの商品で選べる一方、完全遮光を条件とする選択にはなりません。等級は生地の選択条件として捉え、掛けた部屋全体がどの程度暗くなるかまで決める数字とは分けます。窓の上や横など、生地で覆わない部分もあるからです。

そのため、判断する順番は、まず自分に3級という条件が合うか、そのうえで表面の表情を気に入るか、です。遮光の条件を満たさないのに、好みの写真だけを理由に決めると、欲しかった使い方からずれてしまいます。反対に、完全に暗くすることが目的でなければ、必要以上に別の機能を増やして比較するより、閉めた布をどう眺めたいかへ戻れます。

裏地がある分、薄い布一枚のように端へ小さく収まることは前提にしないほうがよいでしょう。商品説明でも厚みのある仕立てが案内されています。窓を開けたときに左右へ寄せる布も、日々目にする姿です。閉めた面の表情を気に入ることに加えて、厚地として束ねて使うことにも納得して選びます。

なお、重ねた構造だから一定の重さになる、開閉が必ず重くなる、と数値や操作感までは決められません。今のカーテンと同じ薄さを期待するのではなく、裏地付きという構成を選ぶ、と考えると購入条件が明確になります。

ホワイトとベージュを、背景の色から絞る

色はホワイトとベージュです。選ぶときは、生地のアップだけでなく、厚地を閉めた面が部屋の中でどのように見えてほしいかを考えます。表面に細かな表情があるので、色名に加えて、布全体にできる陰影も好みかを見ると判断しやすくなります。

例えば、白い壁の前で窓の面を明るい色につなげたいなら、ホワイトから見てみる方法があります。窓だけを強い色で区切らず、布の表情を近くで楽しむ方向です。ただし、壁紙の白とカーテンのホワイトが同じ白になる保証はありません。名前をそろえることと、実物の色をそろえることは別です。

木の色やベージュの布ものが多く、窓にも黄みのある色を取り入れたいなら、ベージュを比較する方法があります。その場合も「木の家具にはベージュ」と固定せず、窓の面を周囲へなじませたいのか、白く軽い印象に見せたいのかを言葉にしてみましょう。ここでの配色は、候補を絞るための提案です。

光沢のあるベースと重ねた表地を持つ商品なので、色は拡大写真だけで決めず、カーテンとして掛かっている全体写真も見ます。近くで目に入る細かな凹凸と、離れた席から感じる布の面では、注目するものが違います。夜に長く過ごす席があるなら、そこで見たい姿を想像することが役立ちます。

画面で白く見えたから自宅でも同じ白になる、写真に光沢が見えるからどの角度でも同じように輝く、とは限りません。照明や見る位置による印象の違いを、商品の別色だと取り違えないよう、まず色名と写真の対応を確かめます。

ホワイトとベージュの方向が絞れたら、オルジェの商品ページ(インズ) で、表面の加工と二重生地の説明を色と一緒に見てください。色だけを好むのか、重ねた布の表情も含めて好むのかが、選ぶ基準になります。

クラッシュの表情とヒダの形を分けて考える

オルジェでは、生地の表面にあるクラッシュ加工と、カーテン上部に作るヒダを分けて見ることが大切です。前者は布の細かな表情、後者はカーテン全体の大きな波を作る仕立てです。片方を選ぶことで、もう片方がなくなるわけではありません。

1.5倍ヒダは、仕上がり幅に対して約1.5倍の生地を使い、上部を2つ山につまむ仕様です。窓全体にはヒダの並びを持たせ、その中で表面の不規則な表情を楽しみたい場合に候補になります。上部に山がないフラットより整った並びを求める、という選ぶ理由を持てます。資料2

例えば、厚地を閉めたときは大きな波をそろえて見せ、近くではガーゼ風の重なりを楽しみたいなら、1.5倍ヒダの組合せを考えられます。細かな加工も、大きなヒダもすべて均一にしたいという希望なら、クラッシュ加工そのものが好みと合うかを先に見直します。

形態安定加工の表示も、表面を平滑にする意味には捉えません。インズの共通案内では、ポリエステルの厚地のヒダを整える加工で、フラットやレースは対象外とされています。オルジェを1.5倍ヒダで選ぶときは、大きなヒダの形を整える説明と、表地のクラッシュを残す見た目を区別して考えます。資料2

そのため、細かな凹凸が気になるからアイロンで伸ばせばよい、と購入前から考えるのは避けたいところです。好きなのが加工を含めた表情なのか、もっと平らな無地なのかを選ぶ段階で決めます。加工を自分でなくす前提にしないほうが、商品を選ぶ理由がぶれません。

手入れはウォッシャブルの表示があります。ただし、裏地を含む厚地を洗うことと、薄いガーゼ布を洗うことは同じ扱いではありません。洗い方やアイロンの可否・温度は、付属の洗濯表示に従います。洗えるという一語から、任意の方法で加工や寸法を保てるとまでは期待を広げないようにしましょう。

裏地付きの厚地として幅と丈を決める

採寸は、オルジェを掛ける厚地側のレールで行います。今のレースを残す場合も、レースの布幅をそのまま新しい厚地の注文幅へ使いません。前後でレールの長さや高さが違う可能性があるので、掛ける側をメモに残します。

機能レールでは両端の固定ランナーの中心間を測り、丈はランナーの穴の下から裾を置きたい位置を決めます。装飾レールの場合はキャップの付け根など、採寸ガイドで示される基準をレールに合わせます。資料1

ここでは、厚地側レール幅200cm、ランナーの穴の下から床まで202cm、Aフックで床から少し離して掛ける例を考えます。インズの案内に沿うと、1.5倍ヒダの注文幅は200cm×1.05=210cm、掃き出し窓の丈は202cm−1cm=201cmです。どちらも整数なので、この例では端数を丸めません。

「1.5倍」はヒダに使う生地量を示しており、レール幅へ1.5を掛けて注文する意味ではありません。また、裏地付きだから幅をもう一組追加するわけでもありません。注文するのは一体の厚地の仕上がりサイズです。

両開きは、合計幅210cmを入力し、数量1で105cmずつの2枚へ分ける方式です。幅105cmと数量2へ読み替えず、注文欄の開き方と合計幅を一緒に確認します。片開きで使うなら、同じ合計幅を一枚に仕立てることになります。資料2

オルジェの1.5倍ヒダは、一枚の幅101cm以上で幅継ぎが入る案内です。この例の各105cmは幅継ぎの対象になります。二重生地の表情を気に入ることと、一枚の生地に継ぎ目がないことは別の条件です。布の継ぎ目を一切入れたくないなら、この両開き寸法のまま選ぶことはできません。

商品案内では、1.5倍ヒダは幅500cmまで、丈260cmまでの範囲が示されています。例の幅210cm・丈201cmはその範囲内です。幅と丈は1cm刻みで指定できるので、自分の採寸値から計算したサイズを、選んだスタイルの表へ照合します。

標準はAフックで、Bフックも選べます。Bへ変えるときも、上へ出る布の分を自分で注文丈へ重ねて足しません。厚地の裾と残すレースの裾がどこに来るかは、前後の吊るす位置を基準にします。レースの柔らかな表情を選ぶ感覚のまま丈を決めず、厚地として床との距離を取る選択です。

アジャスターフックと共生地タッセルが付属します。昼は厚地を寄せる使い方なら、寄せた布をどこでまとめるかも想像しておきましょう。束ねた部分が窓の端へ見えることも含め、ホワイトかベージュかを決めると、閉めた姿だけに偏らず選べます。

一体で選びたい条件がそろったら注文へ進む

ガーゼ風の表情が好きで、3級遮光の裏地付き厚地を新調したいなら、オルジェの1.5倍ヒダを検討できます。表地だけを別々に開けたいのではなく、厚地として一緒に寄せる使い方に合うことが前提です。細かなクラッシュの表情と、上部の2つ山の両方を気に入るかで選びましょう。

白い窓の面を作りたい場合、先ほどの条件なら「オルジェのホワイト、1.5倍ヒダ、幅210cm・丈201cm、両開き、数量1、Aフック」が注文メモになります。左右は105cmずつで、幅継ぎが入ります。ベージュを選ぶ場合も、色だけでなく自宅の厚地側の採寸値を一緒に確かめます。

素材の表情、遮光の条件、閉めるときと寄せるときの使い方がそろったら、オルジェの商品ページ(インズ) で色と注文内容を合わせて選んでください。

参考資料

  1. カーテンのサイズの測り方(インズ)
  2. カーテンのスタイルについて(インズ)
← 厚地カーテンの記事一覧へ

同じ分類の、別の選び方