レースカーテン

PR | 当ページ内には広告が含まれています

部屋をレースで緩く仕切りたい|セレルで残す見通しと開け方を選ぶ

この記事の目次
  1. 壁の代わりに何を分けたいか決める
  2. セレルの透けと落ち感を選ぶ
  3. 両側から見えるものを確かめる
  4. 全開する動作を先に組み立てる
  5. レールに合わせて布と枚数を決める
  6. 境界の薄さを楽しめる一組を選ぶ
  7. 参考資料

一つの部屋の中で、くつろぐ場所と作業する場所を少し分けたい。でも、壁のように向こうを見えなくするほどの仕切りはいらない。そんな希望には、既設のレールに透けるレースを掛け、必要なときだけ布の境界を作る選び方があります。

セレルは、柔らかなボイルの表情と透けを残したい場合の候補です。大切なのは、閉じたときに見える向こう側を受け入れられることと、開けたときに一室として使えること。人の姿を隠す仕切りとは目的を分け、見通しと毎回の開閉から一組を決めましょう。

壁の代わりに何を分けたいか決める

最初に、部屋のどこへ布の線を引きたいかを考えます。たとえば、片側では椅子に座って本を読み、もう片側では机で作業する場面です。互いの存在を消すのではなく、それぞれの場所に布の境界を添えたいという希望なら、透けるレースを選ぶ意味があります。

この布は、音を遮ったり、別々の温度の部屋を作ったりするものとしては選びません。見た目の区切りを作ることと、壁と同じ働きを求めることは違います。向こう側の動きや家具がある程度見えることを前提に、部屋の使い分けを視覚的に感じられればよいかを考えます。

布を閉じる時間も決めておくと、必要な仕切りが明確になります。常に二つに分かれた姿で過ごしたいのか、作業をする時間だけ閉じて、その後は全体を見渡したいのか。後者なら、閉じた布の表情に加えて、開いた布の置き場が特に大切になります。

対象は、仕切りを掛けるために使える既設のカーテンレールがある場所です。レールを新設する方法や壁へ固定する方法を、この布の選択で兼ねるわけではありません。また、普通のフックで掛けるレースを、上部へ棒を通す専用ののれんとして注文する構成でもありません。

レールが部屋の中央にあっても、その下に机や椅子が並んでいれば、布を開閉する面を塞ぐかもしれません。まずは何も掛けない状態で、布が垂れる位置といつも歩く場所を分けて眺めます。生活の途中で邪魔になる位置へ境界を作るより、使い分けたい範囲を具体的に決めてから生地へ進みましょう。

セレルの透けと落ち感を選ぶ

セレルはポリエステル100%のボイルレースで、柔らかく、とろみのある表情が案内されています。張った板のような面より、布が垂れる姿を見せたいときに確認したい候補です。今回はホワイトを選び、一室の中へ白い薄い面を足す例で考えます。

セレルの生地と透け感を公式ページで見る

裾はチェーンウェイト仕様です。下端に幅のある折り返しを強く出さずに、垂れた布の終わり方を選びたい場合に注目できます。部屋の中央で使うと窓際よりも裾へ近づく機会が増えるので、全体写真だけでなく下端の仕上げも見ておきたいところです。

商品の昼の窓での見えにくさを、そのまま部屋の間仕切りへ当てはめないようにします。セレルには昼は外から見えにくく、夜は透けるため厚地を併用する案内があります。室内の両側で明かりを使う間仕切りは、昼の窓の内外と同じ条件ではありません。

ここでセレルを選ぶ理由は、向こうを完全に隠せるからではなく、向こうの気配を残す布を好むからです。柔らかな落ち感という説明も、掛ける場所や幅に関わらず写真と同じ波になる保証ではありません。透ける面と裾の仕上げを見て、欲しい境界の薄さに合うかを判断します。

ホワイト以外にはクリームやグレーの選択肢がありますが、色が違えば隠せる程度が必ず足りるという判断にはしません。まずはレースで緩く分ける目的が合うことを確かめ、そのうえで両側の家具や壁へ合わせたい色を選びます。色から機能を推測して、透ける前提を消さないようにしましょう。

両側から見えるものを確かめる

部屋の中に掛ける布は、両側から見ることになります。窓で使うときのように室内側の正面だけを気に入ればよいとは限りません。布の向こうの家具の形や、上部と脇の縫い目がどちらからどう見えるかも、選ぶ前に確かめたい要素です。

まず、一方の椅子に座る位置から、仕切りの向こうに何があるかを見ます。机の上の物が少し分かってもよいのか、動く人の輪郭が目に入ってもよいのか。次に反対側からも同じように考えます。一方からの見え方だけを基準にすると、もう一方では布を掛ける目的が満たせないかもしれません。

昼に窓から光が入る側と、室内の照明だけを使う側では、背景の明るさが異なります。夜に両側を照らす場合も、同じ布を通して見えるものが変わります。「昼は見えにくいレース」という説明を、どの方向からも同じように隠す意味へ広げないことが大切です。

たとえば、作業机の手元灯だけをつけた状態と、部屋全体の照明をつけた状態を想像します。布の向こうへ灯りが当たる位置が変われば、透けて見える机や物も違って感じられる可能性があります。普段使う灯りと座る向きを決め、いつも見る姿で境界を選びましょう。

着替えなど、姿を見せないことが必要な場面には、この薄い境界の選択は合いません。見通しが残ることを楽しむ用途と、遮ることが必須の用途を同じ一枚で済ませようとしないようにします。前者に目的を絞れることが、セレルを間仕切りに選ぶ条件です。

全開する動作を先に組み立てる

レースを閉じた部屋だけでなく、開いた一室へ戻す動作を先に考えます。両開きなら中央で合わさる二枚を左右へ寄せます。布を常に少し割って通るのではなく、必要なときに手で開いて通路を作り、広く使いたいときは両端へ寄せる使い方です。

朝に布を閉じて作業場所を分け、あとで部屋全体を使う例なら、その切り替えのたびに布を動かします。毎回両端へ寄せる動作が負担に感じられないか、寄せた先へ手が届くかを見ます。布が軽やかに見えることと、どんな配置でも動かしやすいことは別です。

両端の束をどこへ置くかも決めます。レールの端が棚のすぐ横なら、集めた布が棚の物を取り出す場所に重なる可能性があります。端に椅子があるなら、座る人の近くへ布が残ります。全開という言葉を、布が完全に消えることとして考えず、一室へ戻ったときに残る二つの束を含めて見ましょう。

中央を頻繁に通る場合は、いつも通る幅まで開けておく運用も考えられます。ただし、二枚を閉じた状態で中央を押し分ければよいという選択ではありません。手で寄せる動作を省きたいことが第一なら、今回の普通の両開きレースとは求める構造が違います。

部屋を広く使う日が多いなら、開いた束が見える姿が、日常に長く目に入ることになります。閉じた写真だけに引かれて選ばず、普段は両側に白い布がある配置でも好めるかを確かめてください。必要なときだけ境界を作る目的に、布の置き場まで対応させます。

一方を閉じてもう一方だけ開ける使い方も、家具の位置に合わせて考えられます。たとえば机側の布は広げたまま、椅子側の布を寄せて出入りする場面です。その開け方で欲しい見通しが残るなら、毎回二枚とも閉じることを前提にしなくてもかまいません。ただし、片側に残す布の端が歩く場所へ出ないかは、その状態で確認します。

布を閉じたときに一方の部屋へ見せる面を決めておくことも役立ちます。普通のレースは、脇や上部の縫製がどちらからも全く同じ見え方になるという商品ではありません。よく座る側で見たい面を優先しつつ、反対側へ移ったときに縫製部分が見えることも受け入れられるかを確認します。裏表の見え方が同一であることを最優先するなら、その仕様を別に確かめる必要があります。

レールに合わせて布と枚数を決める

例として、仕切り用の既設レールが200cm、ランナーの穴の下から床まで202cmの場所を考えます。1.5倍ヒダを選ぶなら、インズの通常のヒダ付きで300cm未満の案内に従い、レール幅200cmへ1.05を掛けます。注文幅は210cmです。

両開きでは、この210cmが二枚の合計幅になります。一枚105cmの二枚を数量1で用意する注文です。二つの場所を分けるから二組必要、という数え方にはしません。開き方と縫製スタイルを確認し、一つのレールに掛ける二枚として整理しましょう。

セレルの1.5倍ヒダは、一枚幅101cm以上になると幅継ぎが入る案内です。この例は一枚105cmなので、継ぎ目がある条件になります。シームレスの商品と同じ感覚で、広い仕切りにも縦の縫い目が出ないと考えないようにします。部屋の両側から見る布面に、継ぎ目があってもよいかを判断してください。

丈は床上1cmに終える希望なら、202cmから1cm引いて201cmです。部屋の境界を作るからと、床へ長く余らせる丈を自動的に足す必要はありません。毎回布を寄せる場面も含めて希望の裾位置を決め、ランナーから測ります。採寸の基準を確認して、自宅の床とレールの関係へ置き換えます。

Aフックを選ぶ場合、上部立ち上がり1cmは注文丈に加えて仕上げる案内です。注文する201cmへ自分で足し直しません。上部をどこへ掛けるかと床の隙間を分け、ホワイト、1.5倍ヒダ、Aフック、幅210cm、丈201cm、両開き、数量1としてまとめます。

境界の薄さを楽しめる一組を選ぶ

セレルを選ぶ判断は、何を隠せるかだけではありません。読書と作業など二つの過ごし方の間に薄い面を置き、向こうの気配を感じられることを好むなら候補になります。両側の明かりを使ったときの透けと、縫い目の見え方を含めて納得できるかを見てください。

使ったあとに布を開き、また一室として過ごせることも同じくらい大切です。中央を開ける、左右へ寄せる、束を端に残すという流れに、家具や通り道が合うかを照合します。布を掛ければ生活が自動的に切り替わると考えず、自分で行う開閉に合う一組を選びます。

透ける境界と全開した姿の両方が好みに合ったら、セレルの公式ページで間仕切りに使うレースの仕様を選ぶ 段階へ進みましょう。例の210×201cmは自宅の既設レールから測り直します。向こうを見渡す一室と、布で緩く分けた二つの場所を行き来できるかが、このレースを選ぶ中心です。

参考資料

  1. インズ:カーテンの測り方
  2. インズ:カーテンの縫製スタイル
← レースカーテンの記事一覧へ

同じ分類の、別の選び方