レースカーテン

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リネンのレースカーテンは洗える?レジェールとカームを手入れと丈で選ぶ

この記事の目次
  1. 洗えるかどうかは、素材名だけで決めない
  2. レジェールは、リネンの風合いと手入れを一緒に選ぶ
  3. カームは、洗える麻風の表情を選ぶ候補
  4. ふだんの手入れと、許容できる裾の変化で決める
  5. サンプルで見るのは色と質感、洗濯の可否は表示で確認する
  6. 縮みを見込んで丈を足さず、レース側の寸法を測る
  7. 洗濯を優先するか、リネンを含む素材を優先するか
  8. 参考資料

洗えるかどうかは、素材名だけで決めない

厚地を開けた昼の窓に、自然な糸の表情があるレースを掛けたい。リネンの雰囲気は好きだけれど、自宅で洗えるのか、洗った後に短くならないかが気になる。買い替える前に、この二つを分けて確認しておきましょう。

リネンを含むレースでも、商品ごとに手入れの指定は違います。インズのレジェールはリネン85%・ポリエステル15%で、水洗いを避け、ドライクリーニングで手入れする商品です。一方、麻風のカームはポリエステル100%で、ウォッシャブルの表示があります。

自宅で洗うことを優先するならカーム、リネンを含む素材を選び、その手入れや寸法の変化も受け入れたいならレジェールが候補になります。ここではレジェールのナチュラルとカームのホワイト、いずれも1.5倍ヒダを比べ、今ある厚地を残す掃き出し窓を考えます。

レジェールは、リネンの風合いと手入れを一緒に選ぶ

レジェールは、リネンを多く含む素材そのものにひかれる人の候補です。自然な布の表情を昼の窓へ取り入れたい場合に、リネン85%という組成が選ぶ理由になります。ポリエステルも15%含むので、リネン100%が必須なら条件は一致しません。

大切なのは、見た目と手入れを一緒に選ぶことです。レジェールは水洗いを避ける案内があり、自宅で気軽に洗濯する前提の商品ではありません。一般的なリネンの洗い方を見つけても、この商品の指定より優先して使うことはできません。「ポリエステルが混ざっているから洗えるはず」と考えるのも避けましょう。

また、季節や使用環境によって伸び縮みすることが案内されています。洗わなければ丈がまったく変わらない、と捉える商品でもありません。天然素材らしい表情を気に入ることに加え、吊るした布の寸法がいつも一定ではないことを受け入れられるかが分かれ目です。

天然素材に由来する色の差、におい、しわ、裾の反りなどについても商品側の説明があります。これらを好ましい風合いと感じるか、気になってしまうかは人によって違います。写真のような均一な仕上がりを常に保ちたいという希望が強いなら、素材の名前だけで決めず、別の候補と比べる意味があります。

たとえば、厚地を開けたときに布の自然な表情を見たい、手入れは表示に沿ってクリーニングへ出すつもり、裾の位置に多少の変化があっても素材の特徴として付き合いたい。その条件ならレジェールを検討できます。購入前に「リネンを含むことが、手入れの手間より大切か」と考えると、選ぶ理由がはっきりします。

カームは、洗える麻風の表情を選ぶ候補

カームは、ガーゼを思わせる麻風のレースですが、素材はポリエステル100%です。天然リネンの含有を優先する商品とは異なり、自然な雰囲気の見た目と自宅での手入れを重視する場合の候補になります。

ウォッシャブルの表示があることは、洗濯を選択条件に入れる人にとって具体的な違いです。気になったときに自宅で洗いたい、クリーニングへ出す前提にしたくない、という希望に結び付きます。ただし、どの洗剤やコースでもよいという意味ではありません。実際の手入れは届いた商品の洗濯表示に合わせて行います。

裾はチェーンウェイト仕様で、シームレスのレースです。窓に飾りのモチーフを足すより、生地の質感や裾のすっきりした見え方を選びたい人が検討できます。裾が見える窓なら、上の生地だけでなく、下端がどのように仕上げられているかも商品写真で確認してください。

カームを選ぶときも、「麻風なら天然の麻と同じ触り心地」「ポリエステルなら絶対に縮まない」とまでは考えないほうがよいでしょう。ここで比べられるのは、表示された素材と手入れの方法、仕立ての違いです。天然素材と同じ体験や、寸法が永久に変わらないことを約束する選択ではありません。

カームの素材と裾をインズで見るでは、ガーゼ調の生地やチェーンウェイトの説明を確認できます。洗えることが自分の暮らしに必要なら、ホワイトの見た目も合わせて候補に残しましょう。

ふだんの手入れと、許容できる裾の変化で決める

自宅で洗うことを先に決めている場合

窓まわりの掃除に合わせてレースも洗いたい、取り外した布を自宅で手入れできることを重視したい。そうした場合は、ウォッシャブルのカームから考えると条件が明確です。

ここでレジェールの写真にひかれたとしても、買ってから自分で洗える方法を探す順番にはしないでください。まず水洗いを避ける指定を受け入れられるかで判断します。受け入れられないなら、カームの質感や色が好みに合うかを確かめるほうが、生活の手入れ方に沿って選べます。

今のレースを洗っているという人は、同じ習慣を次の商品でも続けたいかを考えてみてください。自宅洗濯が当然になっているほど、天然素材の雰囲気だけで替えた際に、手入れの違いが負担になる可能性があります。

天然リネンを含むことを優先したい場合

自宅で洗うことよりも、リネンを含む生地を窓へ取り入れたいなら、レジェールを検討できます。ドライクリーニングという指定を受け入れ、使用環境による伸縮も理解したうえで選ぶ場合です。

ただし、「天然だから何でもよい」とする必要はありません。ナチュラルの色、手触り、しわや糸の表情を見て、自分が好きなリネンの雰囲気かを確かめます。今ある厚地と重ねたときの色の差が好みでなければ、混率が希望に合っていても、その窓に選ぶとは限りません。

手入れを任せたい場合は、商品説明と洗濯表示に沿って相談できるかも、購入前に考えておきましょう。素材への希望が強い人ほど、手入れの指定まで含めて納得しておくと、選んだ理由を保ちやすくなります。

裾の位置が少し変わることも気になる場合

床とのすき間をそろえて見せたい、レースが厚地の下から見える状態を避けたいなど、裾の位置に強い希望がある場合は、寸法変化の案内を重く見ます。

レジェールには環境による伸縮が案内されているので、いつも同じ位置へ裾が収まることを必須にする選び方には合わせにくくなります。カームを比較候補にできますが、こちらも「まったく変わらない」と保証されると考えず、寸法の許容と手入れの表示を確認してください。

素材、洗濯、裾位置のすべてに譲れない条件があるなら、どちらかを無理に選ぶ必要はありません。「水洗いはしたいが、天然リネンを含むことも必須」のように、この2商品のどちらでも満たせない組合せなら、条件を満たす別商品を探す判断になります。

サンプルで見るのは色と質感、洗濯の可否は表示で確認する

色名だけで比べず、レジェールの生地サンプルカームの生地サンプルを使って、今ある厚地と並べる方法があります。レジェールのナチュラルとカームのホワイトを比べる場合は、素材だけでなく色も違うことを意識しましょう。

同じ窓の近くで、まず厚地の色に重ねず、生地それぞれの色や糸の表情を見ます。その後に厚地の横へ置き、両方が視界へ入る状態で比べます。単体で好きな生地と、今の厚地に合わせて選びたい生地が同じかを確かめるためです。

サンプルの小さな布で、完成したカーテン全体の落ち方や裾の揺れまで再現することはできません。触った印象が気に入るか、色の組合せが好みかを確認するものとして使います。カームのチェーンウェイトなど完成品の裾処理は、商品説明と仕上がりの写真も合わせて見てください。

また、サンプルを洗って大丈夫だったから完成品も水洗いできる、という判断はしません。レジェールの手入れの指定は変わらず、洗濯の可否は商品表示で確認します。小片から完成品の縮み量を推定し、その数字を注文丈へ足す使い方も避けましょう。

窓に掛けたときの見え方についても、レースという種類や生地の写真だけで、室内が外から見えないことは判断できません。見えにくさが必須の窓なら、その機能を確認できる商品を選ぶ条件を加えてください。この2商品は、ここでは素材と手入れを軸にした候補です。

縮みを見込んで丈を足さず、レース側の寸法を測る

残す厚地と、ランナーの高さを確かめる

素材が決まったら、レースを掛ける側のレールで採寸します。厚地の注文履歴が残っていても、その数字をそのままレースへコピーしないでください。手前と奥のレールでランナーの高さや幅が違う場合があるためです。

インズの掃き出し窓の案内では、厚地はランナーの穴の下から床までの長さより1cm短く、レースは厚地よりさらに1cm短くする目安です。資料1

例えば、厚地側とレース側のランナーの穴が同じ高さで、床まで202cmある窓を考えます。今の厚地が丈201cmで希望どおりに掛かっているなら、レースは丈200cmが目安になります。床までの高さとの差は2cm、厚地との丈の差は1cmです。

ランナーの高さが違う場合は、この引き算をそのまま使いません。レース側の基準位置から測り、実際に残す厚地の裾との位置関係を確かめます。今の厚地が床に余っている場合も、その丈から単に1cm引けばよいとは考えず、希望するレースの裾位置から見直しましょう。

予想した縮み量を注文丈に加えない

レジェールを選ぶ場合でも、「リネンは縮むから何cmか長く」と自己判断で加算しないことが大切です。どれだけ変化するかはここで決められず、水洗いを前提に縮ませて合わせる商品でもありません。長くした分が予定どおり短くなる保証はありません。

注文時の丈と、使用中の寸法変化への許容は別の判断です。まずは窓に対して希望する丈を求め、そのうえでレジェールの伸縮の説明を受け入れられるかを考えます。受け入れにくければ、計算で解消したつもりにせず商品選びへ戻りましょう。

例の丈200cmは、レジェールとカームの1.5倍ヒダの両方で扱う範囲に入ります。必要丈がもっと長い窓は同じ条件で決めず、選ぶ商品の制作範囲を確認します。レジェールの1.5倍ヒダは丈260cmまでのため、それを超える希望丈へこの比較をそのまま当てはめることはできません。

両開きは合計幅を指定する

幅もレース側のレールを測ります。インズの300cm未満のヒダ付きの目安では、レール幅200cmなら1.05を掛け、注文する合計幅は210cmです。ここでは1.5倍ヒダを選ぶので、ヒダのためにさらに1.5を掛ける必要はありません。

今回のレジェール、カームは、両開きなら2枚を合わせた幅を指定する方式です。幅210cm・両開き・数量1で、左右は105cmずつの2枚となります。幅105cmと入力して数量2にする方法へ置き換えないよう、商品ごとの開き方の説明と照らします。

どちらもフックは標準Aに加えてBを選べます。フックの上へ出る布の分を注文丈に足さず、掛ける側のレールに合わせて選びます。採寸メモには「レース側」「合計幅210cm」「丈200cm」「両開き」と残しておくと、厚地の数字との取り違えを防ぎやすくなります。

洗濯を優先するか、リネンを含む素材を優先するか

自宅で洗うことが大切なら、ウォッシャブルのカームの素材と裾をインズで見るから、ホワイトの色とガーゼ調の生地を確認できます。天然リネンそのものを求めているかも、合わせて整理しておきましょう。

リネンを含む素材を選び、水洗いを避ける手入れや環境による伸縮を受け入れたいなら、レジェールのナチュラルをインズで見るから検討できます。

どちらを選ぶ場合も、縮みを予想して丈を増やすのではなく、今の厚地とレース側のレールを測り直してから注文します。素材と手入れに納得し、色、1.5倍ヒダ、幅、丈、開き方がそろったところで、自分の窓に掛けたいレースを選んでください。

参考資料

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