レースカーテン

PR | 当ページ内には広告が含まれています

レースの裾の折り返しをなくしたい|オミクレーの仕上げとヒダを選ぶ

この記事の目次
  1. 裾の帯と縦の継ぎ目を分けて見る
  2. オミクレーは裾を折り返さない質感の候補
  3. フラットかヒダかは上部の表情で決める
  4. 幅200cmのレールで注文を比べる
  5. 軽い裾をどこで見せるか
  6. 裾と上部の形に納得してから選ぶ
  7. 参考資料

昼のレースカーテンを眺めると、裾で生地が重なった帯だけが気になる。模様を増やすより、下端まですっきりした布の表情を楽しみたい。そんな場合は、色や透け方だけでなく、裾の仕上げから選ぶ方法があります。

インズの「オミクレー」は、リネンのような質感を表現したポリエステル製のレースで、裾がチェーンウェイト仕様です。折り返した生地の帯を避けたい人の候補になりますが、裾の仕様だけで窓全体の形が決まるわけではありません。

上部をつまむヒダ仕立てにするか、つままないフラットにするかで、布の見え方や必要な注文幅が変わります。まず気になる部分を見分け、そのうえで裾と上部の形を別々に選びましょう。

裾の帯と縦の継ぎ目を分けて見る

レースの中で目につく線には、異なる理由があります。下端で横に続く生地の重なりと、生地を横につないだときに入る縦の継ぎ目は、同じものではありません。

一般的な裾の仕上げには、生地を折り返して縫う方法があります。ジャストカーテンの解説では、三つ巻きと、重り付きのテープを縫い付けるウェイトロックを比較し、後者は幅のある生地の重なりをなくして下端を軽やかに見せる仕上げとして説明しています(資料1)。

この違いを知ると、「もっと薄い生地に替えたい」と思っていた不満が、実は裾の折り返しに集中していると分かる場合があります。生地全体の質感は好きなのに、下の帯だけを変えたいなら、次に選ぶ商品の裾の仕様を先に見る意味があります。

一方、縦に走る継ぎ目が気になる場合は、シームレスかどうかが別の確認項目です。シームレスという言葉だけで、裾にも折り返しがないと判断しないでください。横の帯を減らしたいのか、縦の縫い合わせを避けたいのかで、読むべき仕様が違います。

オミクレーには、シームレスとチェーンウェイトの両方が表示されています。前者は生地の継ぎ目、後者は裾の仕上げとして読み分けます。「すっきりしていそう」という一つの印象にまとめず、気になっている箇所に対応する条件を探しましょう。

また、折り返しの帯がないことは、下端に糸や仕上げの線が一切見えないことではありません。布の端を処理したレースとして、細い裾の表情を楽しむ選択です。何も縫っていない一枚の布を求める場合とは区別しておきます。

オミクレーは裾を折り返さない質感の候補

オミクレーは、天然リネンを含む生地ではなく、ポリエステル100%のリネン風レースです。自然な布の表情と、チェーンウェイトの裾を一緒に選びたい場合に候補になります。

「麻らしい雰囲気がほしい」と「麻そのものを選びたい」は違う条件です。前者なら商品写真の質感が好みに合うかを見られますが、天然リネンを含むことが必須なら、素材の条件は一致しません。裾の形が理想的でも、素材への希望まで同じとは限らないことを確認しておきましょう。

色はホワイト、アイボリー、グレーから選べます。裾の軽い印象を大切にするとしても、白だけが正解ではありません。手持ちの厚地と近い色にまとめたいのか、昼に見えるレースの色を少し変えたいのかで比べられます。

たとえば厚地を残してレースだけ替えるなら、レースを閉めた中央の面と、左右へ寄せた厚地の色が隣り合います。ホワイトとアイボリーで迷う場合も、色名から選ぶより、その厚地の横へ置きたいのはどちらかと考えると判断を絞れます。グレーを選ぶ場合も、部屋の明るさや透け方まで色名から断定しないようにします。

この質感と裾の組合せを検討する購入先が、インズ オミクレーの商品ページ です。生地だけが大きく写った写真と、裾を含む全体写真を分けて見れば、好きな質感と求める下端が同じ商品に備わっているかを確認できます。

ウォッシャブルの表示もありますが、ここで選ぶ中心は裾と布の見え方です。洗えるという表示から、縮みがまったくないことや、どの洗濯方法でもよいことまで読み取らないでください。手入れは商品に付く洗濯表示に沿うことを前提にします。

フラットかヒダかは上部の表情で決める

裾の折り返しを避けたいからといって、上部までフラットにする必要はありません。オミクレーでは1.5倍ヒダ、2倍ヒダ、フラットを選べます。どれも同じ生地を検討するときの、上部の仕立ての選択です。

1.5倍ヒダは上を二つ山でつまむ仕立て、2倍ヒダは三つ山でつまむ仕立てです。上部にヒダの形を作り、その下へ続く布の表情を楽しみます。きちんとつままれた上部が好きなら、裾を軽くしたいという希望と両立して考えられます。

フラットは上部にヒダを取らない仕立てです。布の質感を見せたい、上端につまみを作らず自然な波を楽しみたい場合の候補です。ただし「フラット」という名前でも、掛けた布が常に板のように平らになるわけではありません。幅にゆとりを持たせれば、つまみがなくても布はゆるく波打ちます。

このため、写真を見比べるときは上と下を別々に見ます。下端の仕上げが好きかを確認したら、次は上部のつまみが好きかへ視線を移します。一枚全体の印象だけで決めると、「裾が軽いから気に入った」のに、実は自分が欲しい上部の形とは違う仕立てを選ぶことがあります。

二重レールで厚地と重ねる場合は、フラットのゆるい波による前後の接触も考えます。インズの採寸案内には、フラットは上部をつまんでいないため、前後の布が当たり、一方を動かすともう一方もつられる場合があると説明されています(資料2)。

毎日厚地だけを開け閉めし、レースは動かしたくない窓なら、この動きが気になるかを先に考えましょう。裾の見た目が好きでも、日常の開閉で望む扱い方と合わなければ、上部の仕立てを再検討する理由になります。ヒダを選べば自宅で絶対に接触しないという保証ではなく、前後の余地も合わせて見る判断です。

手持ちの厚地がヒダ仕立てだから、レースも必ず同じにする必要はありません。ただし、違う上部の形を並べたいのか、それとも前後の布の表情をそろえたいのかは決めておくとよいでしょう。裾を変えたいという希望から始めても、最後は前後二枚が掛かった窓として選びます。

幅200cmのレールで注文を比べる

仕立てを選んだら、その仕立てに合う注文幅へ進みます。ヒダの「1.5倍」と、レール幅へ加えるゆとりの倍率を混同しないことが大切です。

インズでは、1.5倍ヒダや2倍ヒダの幅は、レール幅にゆとりを加えて求めます。幅200cmのレールを例にすると、基本の計算は200cm×1.05=210cmです。1.5倍ヒダを選んだからといって、200cm×1.5=300cmを注文幅にするわけではありません(資料2)。

一方、フラットにはレール幅の1.3倍を推奨しています。同じ幅200cmなら、200cm×1.3=260cmが例になります。上部をつままない生地にゆとりを持たせるため、ヒダ仕立ての210cmとは違う数字になります。

二つの仕立てを迷っている段階では、「レール幅200cm」という採寸値は共通のまま、「1.5倍ヒダなら210cm」「フラットなら260cm」と注文幅を分けてメモします。仕立てだけを変更し、前に求めた幅をそのまま残さないようにしましょう。

ここでの200cmは、窓ガラスの幅ではありません。機能レールなら左右の固定ランナーを基準に測る、レール側の幅です。装飾レールは測る場所の案内が異なるので、自宅のレールの種類に合わせて採寸します。

オミクレーの注文画面では、両開きを選ぶと、入力した幅の半分のカーテンが二枚届きます。数量一つで一窓分の両開きになる方式です。1.5倍ヒダの例なら「幅210cm・両開き・数量1」で、幅105cmずつの二枚。フラットの例なら「幅260cm・両開き・数量1」で、幅130cmずつの二枚になります。

片方の仕上がり幅105cmを入力して両開きにしたり、両開きだから数量を2にしたりすると、この例とは異なる注文になります。合計幅、一枚の幅、注文画面の数量を、それぞれ別の言葉でメモしておくと照合しやすくなります。

丈は、厚地と同じ高さのレールに掛ける掃き出し窓を仮定します。ランナーの下から床まで202cmで、厚地の丈が201cmなら、同店が案内する厚地より1cm短いレースは200cmです。幅の仕立てを変えても、この例で求める丈まで1.3倍にするわけではありません。

幅210cmまたは260cm、丈200cmという例は、商品に用意された注文範囲で考えられます。幅丈は1cm刻みで指定するため、自宅の採寸では端数の扱いも含めて注文欄と照合します。大きな窓や極端に短い窓へ、この例の対応範囲をそのまま広げないでください。

軽い裾をどこで見せるか

裾を変えて満足できそうかは、その下端を普段どこから見るかにも関わります。掃き出し窓なら床の近く、腰高窓なら窓下、出窓なら窓台の近くというように、視線の先にある位置が違います。

たとえばソファの背にレースの下半分が隠れる窓では、裾を替えても、いつもの席から見える部分はほとんど変わらないかもしれません。立って窓のそばへ行ったときの姿を大切にしたいのか、座っている時間の景色を変えたいのかで、裾の仕様に置く優先順位が変わります。

出窓など下端が目に入りやすい場所では、折り返しの帯がないことを楽しむ理由が分かりやすくなります。ただし、窓台や家具に布が乗れば、仕上げの線をまっすぐ下げて見せる姿とは変わります。裾をどこへ置きたいかを決めてから、掛ける位置からの丈を考える必要があります。

掃き出し窓でも、裾が軽そうだから床へ長く垂らそうと考える前に、下端を見せたいのか、布を床に広げたいのかを分けてみてください。折り返しのない輪郭を見たいなら、床へたまった姿より、床から離して掛かった姿の方が希望に近い場合があります。

手持ちの厚地を閉める時間には、レースの裾が隠れることもあります。同じ高さのレールを想定してレースを厚地より短くするのは、閉めたときに内側の裾を見せない選び方です。昼にはレースの下端を見せ、夜は厚地に隠す、という二つの姿を一緒に考えられます。

チェーンウェイトという名前から、風が吹いても動かない、どの窓でも同じ波になると期待しないことも大切です。選ぶ根拠は裾の仕上げとしての特徴であって、自宅での揺れ方を固定する保証ではありません。落ち着いた見た目という好みと、布の動きを止めたいという希望は分けてください。

裾と上部の形に納得してから選ぶ

オミクレーは、リネン風の質感を選びつつ、裾の幅広い折り返しを避けたい人の候補です。シームレス、チェーンウェイト、ヒダやフラットという言葉を、一つの「軽そうなレース」にまとめず、それぞれ別の役割として選ぶのがポイントです。

裾はこの仕上げが好きで、上部は二つ山ですっきり整えたいなら1.5倍ヒダ。上部をつままず、ゆるい波と前後の布の関係も含めて楽しみたいならフラットが候補です。同じレール幅200cmでも、注文幅は前者210cm、後者260cmというように仕立てに対応させます。

最後は、色、スタイル、合計幅、丈、フック、片開きか両開きか、数量の順で一つの注文内容へまとめます。フックは標準Aと選択可能なBを、掛けるレールに合わせて選びます。受注生産の商品なので、注文後に変更することを前提にせず、この段階で寸法と仕立てをそろえておきましょう。

昼に見せたい裾の位置と上部の形が決まったら、インズ オミクレーの商品ページ で、自分の窓に対応する色・仕立て・幅丈を選べます。裾だけを見て決めず、前後のカーテンが掛かった姿まで納得できる組合せにしてください。

参考資料

  1. ジャストカーテン レースカーテンの裾を軽やかに仕上げるウェイトロック加工
  2. インズ カーテンのサイズの測り方
← レースカーテンの記事一覧へ

同じ分類の、別の選び方