厚地カーテン
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洗濯後もウェーブを整えたい|ルアナの形状記憶と既製サイズを選ぶ

この記事の目次
洗ったカーテンを掛け直すと、裾が横へ広がって見える。次に買う厚地は、自宅で洗えることに加えて、吊ったときの縦のウェーブも大切にしたい。そんな買い替えでは、洗濯の可否と形を保つ加工を合わせて選びます。
cucanの「ルアナ」は、ウォッシャブルと形状記憶加工を備えた遮光カーテンです。洗濯後のウェーブを考えて選べますが、加工の効果は繰り返す洗濯によって徐々に薄れると案内されています。ずっと同じ形を保証するものとしてではなく、欲しい姿を保ちやすくする条件として検討しましょう。
幅100×丈135cmの既製品を例に、加工に期待すること、閉めたときの見え方、自分の窓に必要なサイズと枚数を順に整理します。
洗った後の形を、次のカーテンの条件にする
まず、今のカーテンのどこが気になるかを、吊った状態で見てみてください。上部のヒダは残っているのに裾が大きく広がるのか、布の途中に折りじわがあるのか、閉めると横へ張ってしまうのか。似たように「形が整わない」と感じても、購入時に見る条件は違います。
裾の広がりが気になり、上から下へ続く波形を楽しみたいなら、ウェーブを整える加工が選択条件になります。一方、左右の布を中央へ引くと幅が足りない場合は、加工だけで解決する話ではありません。必要な仕上がり幅も一緒に確かめる必要があります。
たとえば、夜に厚地を閉めたとき、裾の一部だけが外へ張り出して見えることが気になっているとします。この場合に欲しいのは、単に洗濯機へ入れられる布ではなく、洗った後も縦の流れを意識して使える厚地です。購入条件を「洗える、形状記憶がある、窓に合う幅と丈」の三つにすると、商品説明を読む順番が決まります。
逆に、最も困っていることが大きな布の持ち運びなら、形状記憶という表示だけでは扱いやすさを判断できません。加工の有無から生地の軽さを推測せず、自分が変えたい場面と商品に求める特徴を対応させましょう。
形状記憶で期待するのは縦のウェーブ
ルアナの素材はポリエステル100%です。商品説明では、熱を使った加工でウェーブをつけ、洗濯後に吊ったときにもその形を再現する仕組みが案内されています。上部をヒダに縫うことに加え、布の縦方向の形まで考えて選ぶための仕様です。
ここで分けたいのは、ウェーブと折りじわです。ウェーブは、窓に掛けた布が山と谷を作る形。折りじわは、布をたたんだ位置などにできる線です。ルアナには、既製品のたたみじわがある場合についても注意書きがあります。形状記憶付きだから届いた布に一切の折り目がない、という受け取り方は避けたいところです。
さらに、加工の効果が洗濯を重ねると徐々に薄れることも、購入前に理解しておきましょう。「何回洗っても同じ形」「何年も手直しが要らない」といった期待は、この商品の説明からは持てません。洗濯できることと、加工が永久に変わらないことは別の条件です。
たとえば、たまに洗う厚地でも、洗い方や使用状況が違えば、将来の姿を回数だけで見積もることはできません。購入時には耐用年数を予想するより、「加工によるウェーブを選びたいが、使ううちに変化することは受け入れられるか」を判断の軸にすると、説明と期待を合わせやすくなります。
形状記憶があるからこそ、好みの波形を選ぶ意味があります。ぴんとした平らな一枚布を見せたい場合には、波のある仕立てそのものが希望と違うかもしれません。加工の名前だけで候補を決めず、商品写真で閉めた布の山と谷を見て、その姿を自分の窓にも取り入れたいか考えてください。
閉めた姿と寄せた姿を一緒に考える
この既製ルアナは、1.5倍ヒダ・2山の仕立てです。1.5倍という数字は、ヒダを作るための生地の使い方を表すもので、幅100cmの商品を買うときに、注文幅をさらに1.5倍へ増やす指示ではありません。まず既製品としての仕上がり幅を選び、その布がどのようなヒダで見えるかを考えます。
閉めたときは窓全体に縦の波が並び、開けて左右へ寄せたときは布が重なります。夜の姿を整えたいなら閉じた写真を、昼に寄せた厚地の広がりが気になるなら開けた姿も見る、という分け方がおすすめです。形状記憶は、布の量そのものをなくす加工ではありません。
窓の端にある家具や、左右に寄せた厚地の見える範囲も一緒に考えましょう。たとえば、普段は厚地を開けてレースだけで過ごす部屋では、昼に目に入るのは中央の大きな面より両端の束です。夜のウェーブが好みでも、昼に見える色のかたまりが部屋に合うかまで想像すると、色を選びやすくなります。
色にはアイボリー、グレー、コーラル、ベージュがあります。壁へなじませたいなら壁と近い色を比べ、窓に色を添えたいならコーラルも含めて考える方法です。これは配色の提案であり、同じ色名の壁や家具と必ず同色になるという意味ではありません。画面の色だけで細かな一致まで決めないことが大切です。
ルアナには1級遮光の表示もあります。縦の形を整える加工が気に入っても、昼に厚地を閉めたまま光を透かして楽しみたい窓では、遮光性との兼ね合いが生まれます。昼は開け、閉めたときの遮光とウェーブを重視する使い方に合うかを考えてください。窓の周囲から入る光までなくなる保証ではありません。
加工、色、閉める時間の希望がそろったら、ルアナ(cucan)
の写真と仕様を並べて見ると、欲しい形と日々の使い方を結び付けて候補を絞れます。
既製の幅と丈が自分の窓に合うか確かめる
幅100cmを二枚使う窓の例
既製サイズは、窓ガラスの横幅だけで選ばず、使うカーテンレールの幅から照合します。cucanの既製サイズ案内では、レール幅170〜200cmの目安に、幅100cmのカーテン二枚が示されています。資料1
たとえば、使うレール幅が180cmで、厚地を左右に分けて開ける窓を考えます。この範囲なら、幅100cmを二枚使う組合せが候補です。仕上がり幅の合計は100cm×2=200cmで、レール幅180cmより20cm広くなります。180cmの半分だから一枚90cm、と既製品の幅を読み替える必要はありません。
このルアナは一枚入りです。左右を同じ商品にそろえるなら、幅100×丈135cmを数量2とします。「一窓に使うから数量1」とすると、届く枚数と欲しい構成が違ってしまいます。仕上がり幅100cm、二枚の合計200cm、注文数量2を分けてメモすると確かめやすくなります。
レール幅が案内の範囲から外れる場合は、この例をそのまま使わず、自分の幅に合うサイズ選びへ戻ります。ヒダを伸ばせば足りる、布を強く寄せれば余分が消える、と考えて寸法を合わせるのは避けましょう。欲しいウェーブを楽しむためにも、掛ける場所に合った幅が前提になります。
腰窓の丈135cmを選ぶ基準
丈はカーテンを掛けるランナーの位置から測ります。腰窓では、窓枠の下端までの長さに、下へ覆う分を加える考え方です。機能レールの幅や丈の測定位置は、cucanの測り方に沿って確認できます。資料2
ランナーから窓枠の下端までが120cmの腰窓なら、既製サイズ案内の例では厚地の丈135cmが候補です。120cm+15cm=135cmで、窓枠の下へ15cm伸びる想定になります。この120cmは床までの距離ではありません。窓枠から床まで余白のある腰窓の例として当てはめてください。
窓の下に家具がある場合は、さらに15cm下がった裾がどこへ来るかを見ます。幅と丈の数字が案内に合っていても、裾を置きたい位置に家具の天板があるなら、使いたい姿と一致しないことがあります。波形を眺めたい範囲と、布がかかる範囲を窓辺で確かめると判断が具体的になります。
商品にはアジャスターフックが付いていますが、大きく違う丈をフックだけで合わせる前提にはしません。商品に示された丈の基準と、自分が測った位置をそろえて選びます。今のカーテンの布の端から端を測った値を、そのままランナー基準の寸法と混ぜないようにしましょう。
洗える表示を、普段の手入れへつなぐ
ルアナはウォッシャブルですが、洗濯の際は商品の洗濯表示と取扱案内に合わせます。形状記憶を備えていることから、水温、脱水、乾燥方法などを自由に決められるわけではありません。次のカーテンを選ぶ段階では、まず自宅で洗える仕様が自分の手入れの希望に合うことを確かめます。
左右に二枚掛ける例なら、手元で扱う一枚は幅100×丈135cmです。窓全体の200cm幅と、一枚を外して扱う大きさは別になります。洗うときにまとめる布の範囲まで想像しておくと、形の好みに加えて、いつもの手入れへ移せるかを考えられます。ただし、一枚の寸法から重量や洗濯機への適合を推測することはできません。
洗濯後に気になる線があっても、すべてを形状記憶の効果が失われた状態と決めつけないようにします。購入時に案内されているたたみじわと、縦のウェーブは見ているものが異なります。手入れで迷ったら、どの位置にどんな線や広がりがあるかを整理し、取扱案内と合わせて考えると相談もしやすくなります。
きれいなウェーブが欲しいからと、自己判断で熱を加える方法まで購入の前提にする必要はありません。表示に沿って手入れしながら、加工のある仕立てを使いたいか。それを買い替え時の条件にすると、届いた後の扱いまで無理なく考えられます。
ウェーブと寸法に納得して選ぶ
ルアナを選ぶ理由は、洗える厚地の中で、吊ったときの縦の形も大切にできることです。加工効果の変化やたたみじわの可能性を理解したうえで、1.5倍ヒダの姿と遮光性が使い方に合うなら、色と既製サイズを決めていきます。
レール幅180cm、ランナーから窓枠下まで120cmの例で、アイボリーが部屋に合うと考えたなら、「アイボリー、幅100×丈135cm、一枚入りを数量2」が注文メモになります。色の好み、寸法の当てはめ、必要枚数をそれぞれ確かめた結果として選ぶ組合せです。
自分の採寸値と閉めたときに見たい姿がそろったら、ルアナ(cucan)
で色・サイズ・数量を照合して進めましょう。洗濯できることと、窓で楽しみたいウェーブの両方を考えた一組を選べます。