厚地カーテン
PR | 当ページ内には広告が含まれています
麻を含む生地で完全遮光を選びたい|ホープの混紡とコーティングを確かめる

この記事の目次
麻を使った布の表情は好きだけれど、新しく選ぶ厚地には完全遮光の表示も欲しい。そんな希望には、インズの「ホープ」が候補になります。ただし、天然素材だけでできたカーテンではありません。
ホープはポリエステル85%・麻15%の生地に、裏面のアクリル樹脂加工を組み合わせた商品です。麻を含むことと、コーティングによる遮光を一緒に選ぶ厚地として考えます。
天然素材100%、樹脂加工なし、自宅で水洗いできることを必須にする場合は条件が違います。欲しいのが麻の含有なのか、天然素材だけの構成なのかを先に分け、混紡、加工、手入れ、ヒダのある仕立てまで納得して選びましょう。
麻を含むことと天然素材だけで作ることは違う
カーテンを探すときに「天然素材」「麻風」「麻混」といった言葉を見ると、同じ方向の商品に感じることがあります。しかし、購入条件としては、それぞれ意味が違います。
麻風は、麻のような見た目や風合いを表す場合があり、麻を含まないポリエステルの製品もあります。麻混は、麻とほかの繊維を組み合わせた生地です。天然素材100%を希望するなら、含まれる繊維に加えて、裏側の加工や重ねた素材まで見たいところです。
例えば、木の家具と合わせる素朴な布が好きで、少しでも麻を含む生地を選びたい場合です。ほかの繊維や加工を受け入れられるなら、麻混の厚地も候補にできます。反対に、化学繊維や樹脂を使わないことが最優先なら、見た目が自然でも同じ候補にはなりません。
この違いを曖昧にしたまま「天然の完全遮光」を探すと、商品名や写真の印象だけで、望んでいない構造を選ぶ可能性があります。まず「麻が含まれればよい」「生地も加工も天然素材だけにしたい」のどちらなのかを決めます。
完全遮光を優先する場合も、その機能をどの構造で実現しているかを一緒に読む必要があります。厚そうに見える麻の布なら同じ遮光になる、という判断はできません。見た目、組成、加工の三つを対応させることが、今回の選択の出発点です。
ホープは混紡と裏面加工を一緒に選ぶ
ホープの組成はポリエステル85%・麻15%です。麻を含みますが、麻だけの生地ではなく、割合としてはポリエステルが多い構成です。麻風の外観だけを選ぶ商品とも、麻100%の生地とも区別できます。
さらに裏面にはアクリル樹脂の加工があり、商品説明では4層構造と案内されています。素材欄で二つの繊維を確認するだけでなく、この加工も含めて一枚の厚地を選びます。「麻15%だから、残りはすべて別の天然素材だろう」と考えることはできません。
選ぶ理由は、麻を含む自然な表情を窓へ取り入れながら、完全遮光として案内された加工生地を使いたいことです。天然素材だけで作られていることが望みなら、ホープの構成は一致しません。どちらを優先するかで、同じ写真を見ても適合の判断が変わります。
例えば、昼に厚地を閉める時間があり、布を通る光を抑えたいけれど、室内側の面は素朴な雰囲気にしたい場合です。そのために混紡と裏面加工を受け入れるなら、検討する理由があります。閉めた面の好みだけでなく、布の構造まで選ぶという考え方です。
一方、透けるリネンを通して光の表情を楽しみたい場合は、完全遮光という希望と方向が違います。麻を含むという共通点だけで、薄く透ける天然素材の布と同じ使い方を期待しないようにします。
色はナチュラルです。名前から壁や家具と同じ色だと決めず、大きな面へ広げたときの印象を考えます。木の色にも黄みや赤みなどの違いがあるため、自分の部屋に置いたときの組合せとして気に入るかを見てください。
素材と加工の説明は、ホープの商品ページ(インズ)
で一緒に確認できます。写真の雰囲気と、ポリエステル85%・麻15%・裏面アクリル加工という構成を、同じ商品の条件として読み合わせましょう。
完全遮光の表示と窓まわりの光を分ける
ホープには遮光率100%の表示があります。これは、商品として案内される生地の遮光を選ぶ根拠になります。ただし、掛けた窓の周囲まで光がなくなり、部屋全体が完全な暗闇になる意味ではありません。
商品説明には、強い日差しが当たると縫い目の針穴から光が見える場合があり、それを防げない旨の案内もあります。完全遮光という言葉だけを見て、縫製された完成品のどこからも光が見えないと期待しないことが大切です。
また、カーテンの上や左右、中央、裾など、布が窓を覆いきらない部分は別に残ります。生地を通る光と、周囲の隙間から入る光を分けて、自宅で何が気になっているかを見ておきましょう。
例えば、今の厚地を閉めると布の広い面が明るく透けて見えるなら、生地の遮光を変更する理由があります。一方、布の面は気にならず、端の細い光だけをなくしたいなら、ホープへ替えることだけで解決できるとは判断しません。掛ける位置や覆う範囲も関係するためです。
ここで、裾を長くすれば生地の性能まで上がる、ヒダを多くすれば針穴がなくなるといった考え方はしません。寸法と仕立てにはそれぞれの役割があり、素材の表示を超える効果を足す指定ではありません。
光が少しでも見えることを受け入れられない場合は、この商品の注意事項と希望が合うかを先に判断します。完全遮光の数字を気に入ってから例外を無視するより、どの光を抑えたいかと、残る条件を一緒に整理した方が購入理由が明確になります。
天然素材の手入れを購入条件へ入れる
ホープは水洗いを避け、ドライクリーニングを使う案内です。ポリエステルが85%と多いから家庭で洗えるはず、という判断はしません。素材の割合だけでなく、商品の手入れ指定をそのまま購入条件にします。
麻を含む生地が好きでも、カーテンは自宅で水洗いするつもりなら、ここが合わない点になります。見た目と完全遮光を気に入った後に、洗濯方法だけ別の製品の案内へ置き換えることはできません。
例えば、家で洗えることを今の厚地の長所として使っているなら、ホープへの買い替えではその扱い方が変わります。麻の含有と加工生地を選ぶために、手入れの方法も変えることを受け入れられるかを考えてください。
反対に、カーテンの手入れは製品の表示に合わせてクリーニングへ出すつもりなら、自宅水洗いの不可だけで候補から外す必要はありません。どの方法が自分に合うかは暮らし方によるので、洗える商品が一律に上位、天然素材が一律に上位という比較にはしません。
購入前に整理したいのは、使用後にどう扱うかを変えられるかです。麻らしい表情を取り入れることが大切でも、手入れの指定が自分の前提と違えば、日常で使う厚地としての条件がそろいません。天然素材を含むことだけで結論を出さないようにします。
実際の扱いは完成品の表示に従い、自己判断で水洗いや加工面への処置を加える前提にはしません。ここでは温度や洗剤を一律に指定せず、ホープの指定された手入れを続けられるかを、注文前の選択として考えます。
平らな面ではなくヒダ付きの姿を選ぶ
ホープは1.5倍ヒダと2倍ヒダから選び、フラットは選択できない商品です。麻を含む布だから、ヒダを取らない自然な平面の仕立てを当然に選べるとは考えないようにします。
ここでは1.5倍ヒダの二つ山を例にします。室内から見える麻混の面に、縦の波がある姿を取り入れる選択です。生地を平らに広げた写真を気に入った場合も、掛けた厚地の全景でその波を楽しめるかを確かめます。資料2
特に見たいのは、閉じたときと開けたときの両方です。閉めるとヒダのある面が窓を覆い、開けるとその布が端へ集まります。加工生地を、薄いレースと同じように小さくまとまるものとして選ばず、日常の布の置き場まで含めて考えましょう。
仮にレール幅200cm、ランナーの穴の下から床まで202cmの窓で、1.5倍ヒダを選ぶとします。インズのヒダ付きの幅は200×1.05で210cm、床から1cm短くする丈は201cmです。この二つは注文範囲内の整数になります。資料1
両開きは合計幅210cmを指定し、数量1で幅105cmずつの二枚です。1.5倍という数字をさらに幅へ掛けたり、左右の二枚が欲しいから数量2にしたりする方式ではありません。仕上がり幅とヒダの指定を分けます。
この一枚105cmは、幅101cm以上で幅継ぎが入る条件に当たります。布を縫い合わせる線があることと、中央で二枚が分かれることを別に確認してください。加工生地で完全遮光の表示があることは、継ぎ目のない一枚が届く意味ではありません。
フックはAとBを選べますが、今回の例はAフックが合う既存レールを前提にします。注文丈201cmはランナーの穴の下からの長さで、フックの上へ出る布を自分で足しません。色、仕立て、幅、丈、開き方を一つのメモへまとめます。
素材、加工、洗い方に納得して選ぶ
最後は、麻を含むこと、樹脂加工を受け入れること、ドライクリーニングで手入れすることの三つを一緒に確認します。ホープはこの組合せで選ぶ商品なので、一つだけを好み、残りを別の仕様だと思って注文しないことが大切です。
たとえば「天然素材100%が一番大切」なら、麻15%の混紡と裏面加工は希望と一致しません。「家で水洗いできることが譲れない」場合も同じです。逆に、その二つを必須にせず、麻を含む表情と完全遮光の表示を優先するなら、候補を残す理由があります。
例の窓では、ナチュラル、1.5倍ヒダ、Aフック、合計幅210cm、丈201cm、両開き、数量1が注文メモです。フラットを選べないこと、幅継ぎと針穴の注意事項、窓の周囲の光は別に残ることまで確認します。
生地の構成と使い方が希望に合ったら、ホープの商品ページ(インズ)
でそのメモを照合してください。天然素材だけという言葉へ無理にまとめず、麻混と加工を組み合わせた厚地として選ぶことが、この商品の適合を判断する要点です。
参考資料
- カーテンのサイズの測り方(インズ):ヒダ付きの幅、床から離す丈、両開きの指定。
- カーテンのスタイルと縫製仕様について(インズ):ヒダ倍率、開き方、幅継ぎの扱い。