レースカーテン
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レースを閉めても昼の景色を楽しみたい|ファンクシーの透け感を選ぶ

この記事の目次
昼間にレースを広げると、庭の緑まで白い布の向こうに隠れてしまう。外を眺めるたびに片側を開けているなら、買い替えでは「閉めた状態で、どのくらい景色を残したいか」を先に決めると選びやすくなります。
候補になるのは、インズのレースカーテン「ファンクシー」です。室内からの透け感を残しつつ、外からの見えにくさにも配慮したミラーレースとして紹介されています。夜は手持ちの厚地を閉める人が、昼の眺めを見直すときに検討したい生地です。
ここではホワイトの1.5倍ヒダを例に、求める見え方の整理、サンプルを見る場所、最後に合計幅と丈を決める順で考えます。景色の細部まで見たいのか、木々の輪郭が感じられればよいのかで、選ぶ条件は変わります。
明るさ・景色・見えにくさを分ける
「明るいレースが欲しい」という希望には、いくつか違う意味があります。室内へ光を取り込みたい、窓の向こうにあるものを見たい、外から室内が見えにくい布を閉めておきたい。まずは、この三つを別々の希望として整理してみてください。
たとえば、食卓から庭を眺める時間が好きなら、部屋が明るいだけでは十分ではありません。レースを通して木の形や緑の位置を感じられるかが、買い替えの中心になります。一方、外の細部は見えなくても白い窓辺にしたい人なら、透け感の少なさをそれほど不満に感じないかもしれません。
ファンクシーの商品説明には採光と遮像、室内からの透け感がそれぞれ示されています。採光は光の取り込みに関わる説明であり、景色が鮮明に見えることと同じ意味にはできません。購入前には「明るそうだから外も見えるはず」とまとめず、自分が求める見え方の説明を探します。
見たい対象も一つ決めておくと、判断が具体的になります。「庭が見える」という大きなくくりを、「座ったまま鉢植えの輪郭を見たい」「窓の前の木が揺れる気配を感じたい」と言い直してみましょう。写真のような鮮明さを求めるのか、外の様子が少し分かればよいのかを決めるための目安です。
また、自分が室内から外を見る方向と、外から室内を見る方向は分けて考える必要があります。室内側から透けて見えるかを調べるだけで、逆方向の見えにくさまで判断したことにはなりません。景色と目隠しのどちらも必要なら、それぞれの条件を持ったまま生地を選びます。
ファンクシーを候補にする理由
ファンクシーがこの相談に合う理由は、単に薄手のレースだからではありません。公式の商品説明が、日中もレースを閉めておきたい人に向けて、外からの見えにくさと室内からの透け感を合わせて案内しているためです。閉めたまま景色を残す方向で、生地を比べる出発点にできます。
見た目はリネンのような風合いとして紹介されていますが、素材はポリエステル100%です。天然の麻を含むことを条件にしているなら、見た目の説明だけで選ばないようにします。ここで選ぶのは、リネンに似た表情を持つポリエステルのレースです。
色はホワイト、ベージュ、グレーの展開です。ホワイトを最初の候補にすると、布の色を大きく変えるよりも、今の白いレースから透け感や生地の表情を見直す選択にしやすくなります。ただし、同じ「白」でも手持ちの厚地や壁と並べた印象は画面だけでは決まりません。白い壁へ完全に同化させたい場合は、色名だけで判断せず隣に置いて見比べます。
裾はチェーンウェイト仕様です。裾に重りを入れて仕上げるため、商品写真では下端の見え方も見ておきたいところです。景色を楽しむために選ぶ生地でも、閉めたときには窓全体が一枚の面として目に入ります。上の透け感だけに注目せず、足元まで布を広げた姿が好みに合うかを合わせて考えます。
1.5倍ヒダは、仕上がり幅に対して約1.5倍の生地を使い、上部を二つ山につまむ仕立てです。平らな一枚布を窓に張る形ではないので、生地そのものの透け感と、ヒダが重なった状態の見え方を分けて捉えましょう。
色、生地の表情、裾、ヒダの組合せを確認するなら、ファンクシーの商品ページ(インズ)
を見てみてください。まずはホワイトの写真と仕様から、求めるレースに近いかを絞れます。
サンプルはいつもの席と窓際で見る
写真で候補が絞れたら、サンプルは「生地の方向性を確かめる小片」として使います。部屋全体の明るさや完成カーテンの目隠し性能を、小さな布だけで再現するものではありません。確認したいのは、色と織りの印象、そして自分が好む透け感に近いかです。
最初は窓際で、ホワイトの生地を透かして見ます。白い紙の上に置いたときの色と、窓からの光を通したときの見え方を比べると、単に白い布として眺めるより、使う場面に近づけて考えられます。手持ちのレースの端が使えるなら、隣に並べて違いを見る方法もあります。
次は、普段座る食卓やソファから眺める場面を考えます。窓に近づいて生地越しに見たい対象を確かめるだけでは、いつもの席で欲しい見え方とはずれることがあります。小片なので窓全体は覆えませんが、見る距離を変えることで「近くなら透けるが、自分はもっと離れて過ごす」といった選択上の違いに気づけます。
サンプルで窓越しの様子を見ようとするときは、布の外側に見えている景色と、生地を通して見えている部分を混同しないようにします。小片の周囲は何も覆われていないので、その開放感を完成後の印象として受け取らないことが大切です。
余裕があれば、生地を平らにした部分と、軽く重ねた部分も見比べてみてください。これは完成品のヒダを正確に再現する試験ではなく、重なりが気になるかを知るための見方です。平らな部分だけを気に入っても、布が重なった部分を窓の中に残したくないなら、ヒダのある仕立て自体を再検討する理由になります。
色については、昼の厚地を開けた状態だけでなく、既存の厚地の横でも見ます。昼はホワイトのレースが主役になり、夜は厚地との組合せで見える部分が変わります。厚地の色を買い替えない予定なら、その隣に置いた白が好きかどうかが選択の軸になります。
比較に使う生地は、ファンクシーの生地サンプル(インズ)
から選べます。色を迷う場合は、同じ場所で比べたい色を決めておくと、好みの違いを整理しやすくなります。
昼の望みと夜の使い方をそろえる
ファンクシーの仕様欄にある遮像等級は、昼の値として記載されています。その数値を、夜に室内の照明をつけた状態へそのまま当てはめることはできません。「昼に景色を感じたい」という希望と、「夜もレースだけで過ごしたい」という希望は、購入時に分けて扱いましょう。
夜は今の厚地を閉める習慣があり、買い替えたいのが昼のレースだけなら、今回の選択と結びつきます。日中に楽しみたい見え方をファンクシーで検討し、夜に使う厚地はそのまま組み合わせる考え方です。レースの交換だけで一日中の見え方を解決しようとしない分、比べる条件が明確になります。
逆に、厚地を持っていない、夜も布を一層だけにしたい、外から必ず見えないことを重視する場合は、この選び方の前提が合いません。昼の透け感に魅力を感じても、夜の使い方が決まらないまま寸法注文へ進むのは避けたいところです。
景色についても、木々の輪郭が感じられればよい人と、細い枝や遠くの建物まで布なしと同じように見たい人では判断が分かれます。後者なら、サンプルを見て透け感があると感じても、それだけで希望を満たすとは限りません。レースを閉めることと、視界を完全に開くことのどちらを優先するかから考え直します。
購入候補として残す目安は、昼に求める透け感の方向が合い、白い生地の表情が好みで、夜は厚地を使うことに納得できることです。この三点がそろったら、実際の窓を覆う仕上がり寸法へ進めます。
透け感を選んだら幅と丈を決める
幅は窓ガラスの横幅ではなく、使うレールを基準に測ります。インズの通常のレールでは両端の固定ランナー間を測り、ヒダのあるカーテンは余裕を加えて注文する案内です。レールの種類ごとの測る位置は、採寸案内の図と合わせてください。資料1
たとえば、対象のレール幅が200cmなら、1.5倍ヒダの注文例は次のようになります。この寸法例では、レール幅に掛ける余裕は1.05です。
- レール幅:200cm
- 注文する合計幅:200cm×1.05=210cm
- 両開き:幅105cmのカーテンを2枚
「1.5倍ヒダ」の1.5を、レール幅に掛けて注文幅300cmとする計算ではありません。1.5倍はヒダを作るための生地量の説明で、注文する仕上がり幅とは役割が違います。ここを分けると、生地の仕立てを選ぶ数字と、窓を覆う数字を混同せずに済みます。
さらに、インズの通常の寸法注文では、両開きでも入力する幅は合計です。この例なら幅210cm・両開き・数量1で、幅105cmの2枚という組合せになります。105cmを入力して数量2にする方式ではありません。左右それぞれの寸法をメモするときも、「一枚105cm」「入力する合計210cm」を分けて書いておくと照合できます。
丈はランナーの穴の下から測ります。床までの掃き出し窓では、厚地は床までの寸法より1cm短く、レースは厚地よりさらに1cm短くするのがショップの案内です。仮に厚地とレースのランナーが同じ高さで、穴の下から床まで202cmなら、厚地丈201cmに対してレース丈200cmという例になります。資料1
二本のレールで高さが違う場合は、この引き算だけを手持ちの厚地丈へ当てはめず、それぞれのランナーの位置から測って裾の位置を揃えます。今のレースが短いからといって、その丈を写す必要はありません。閉めたときの下端をどこに置きたいかを、実際の窓で決めます。
フックはAフック仕様が標準で、Bも選べます。ここまでの例はAを使う前提です。今のカーテンがレールを隠す掛け方になっているなら、同じ掛け方を希望するかも合わせて考え、採寸案内のフック図と照合します。上部の生地の足し分を、自己判断で注文丈へ追加しないようにします。
確認した条件を一組にして選ぶ
今回の寸法例を注文内容へまとめると、ファンクシーのホワイト、1.5倍ヒダ、Aフック、合計幅210cm、丈200cm、両開き、数量1です。届く構成として考える幅は105cmの2枚です。これはレール幅200cm、同じ高さのランナーから床まで202cmという仮定に基づくので、自宅では測った値へ置き換えます。
注文内容をまとめるときは、色と透け感を気に入った理由も一言添えておくと判断がぶれません。「昼は食卓から庭の輪郭を感じたい。夜は厚地を閉める」と書けるなら、商品を選んだ理由と使い方がつながります。違う色やヒダへ変更したくなった場合も、その希望に照らして選び直せます。
閉めたレース越しに外の気配を残すことと、白い布の表情を楽しむこと。その両方を求めるなら、ファンクシーの商品ページ(インズ)
で好みの色と仕立てを選び、確認した合計幅・丈・開き方をそろえて検討してみてください。
参考資料
- カーテンのサイズの測り方(インズ):レールの採寸位置、ヒダ付きの注文幅、両開きの合計幅、ランナーを基準にした丈とフックの案内。