レースカーテン
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レースに透ける葉柄を取り入れたい|エルリーの光と重なりを選ぶ

この記事の目次
昼の窓辺に大きな葉の模様を取り入れたいけれど、窓いっぱいを色の付いた布で覆うのは少し迷う。そんなときは、模様と一緒に透ける部分も楽しむオパールプリントのレースが候補になります。
インズの「エルリー」は、透け方の違うシダの葉が重なって見えるレースカーテンです。白い陰影を楽しむか、ブルーやイエローの色も添えるかを選び、光に透かした生地と重なった生地の両方を見てから仕立てを考えます。
大切なのは、透ける柄を気に入ることと、目隠しに必要な条件を分けること。昼に葉柄を眺め、夜は手持ちの厚地を閉める使い方を前提に、色・ヒダ・一窓分のサイズを整理しましょう。
光で見える葉柄と、景色を見る透け感を分ける
エルリーの商品説明では、光の移ろいによる透け感と、シダ柄の重なりが特徴として紹介されています。葉の絵を不透明な面に描いた布とは違い、光が抜ける部分も含めて模様を見る選び方です。
ただし、透ける布を選べば外の景色がそのまま見える、という意味ではありません。窓の向こうを眺めるときにも手前には葉柄があり、布の重なるところと広がるところで見えるものが変わります。景色を邪魔しないことが最優先なら、葉柄を主役にしたい気持ちと両立するかを先に考えたいところです。
例えば、庭の緑が見える窓へ植物柄を足したいなら、実際の緑を背景にしても葉の模様を楽しめるかが判断のポイントです。写真ではすっきり見えた柄でも、自宅では背景の色や線と重なります。反対に、向こう側が単調な壁なら、その前に模様を置く楽しみ方を考えられます。いずれも、窓辺に何が見えているかと一緒に選びます。
外から室内を見えにくくしたい窓では、別の確認が必要です。エルリーは、この記事では夜まで一枚で目隠しできる商品として選びません。透ける柄を楽しむことと、室内を隠すことが同じ条件でかなうと見込まず、夜は厚地を閉める使い方が自分に合うかを確かめてください。
とくに、日中も向かいの窓からの見え方が気になる場合は、色を選ぶ前に立ち止まります。好きな柄だからと、必要な目隠しを後回しにしないことが大切です。透ける部分を積極的に楽しめる窓かどうかが、この生地を候補に残す最初の分かれ道になります。
色は葉の模様と重ねて見る
エルリーはホワイト、ブルー、イエローの3色です。葉柄を取り入れる目的が同じでも、色を増やさず陰影を足したい場合と、昼の窓辺へ色も加えたい場合では選ぶ方向が変わります。
ホワイトは、すでに家具やラグに色があり、窓には葉の形を添えたいときの候補です。白いレースだから無地に近い印象になるとは限りません。透ける部分との差によって模様を楽しむ生地なので、「色が控えめであること」と「柄が目立たないこと」は分けて考えます。
ブルーやイエローでは、シダのシルエットにプリントの色が重なります。青い小物とつながりを持たせたいならブルーを、昼に見える窓へ黄色を足したいならイエローを見比べる、という絞り方ができます。これは部屋に合わせるための提案で、色名だけで好みの仕上がりが決まるわけではありません。
色付きの候補を見るときは、手持ちの厚地を閉めた状態だけでなく、左右へ開いた状態も思い浮かべてみてください。昼はレースの両端に厚地の色が残り、中央には葉柄が広がります。厚地の色が強いなら、レースまで色を加えたいか、白い葉柄でつなぎたいかを比べられます。
素材はポリエステル100%で、ウォッシャブルの表示があります。天然の植物繊維を含むことが葉柄の由来というわけではなく、シダをモチーフにした見え方を選ぶ商品です。洗えることは手入れの条件になりますが、洗濯の具体的な方法は製品の表示に合わせます。
エルリーの商品ページ(インズ)
では、3色の説明と生地の写真、選べる仕立てを確認できます。まずは色を一つに決め切るより、白い陰影と色付きの表情のどちらにひかれるかを整理すると、その後の比較がしやすくなります。
サンプルで一枚と重なりを見比べる
透ける生地は、白い壁の前に置くだけでは窓へ掛けた状態と条件が違います。エルリーには生地サンプルの選択ページがあるので、候補色を実際の窓辺で見比べる方法があります。
最初は生地を一枚の状態で光にかざし、透ける部分と模様の部分の違いを見ます。次に、無理に折り目を付けず、軽く折り返して重なる箇所を作ってみます。一枚では好みでも、重なったところの色や模様が気になるかもしれません。その違いは、平らな布の写真だけでは考えにくい部分です。
この見比べ方は、完成したヒダを再現する試験ではありません。小さなサンプルを二重にしただけでは、実際の波の深さ、左右へ束ねた量、窓全体の見え方までは分かりません。あくまで「透ける面が好きなのか、模様の重なりも好きなのか」を言葉にする手掛かりとして使います。
朝と日中で窓へ入る光が変わるなら、同じ場所で時間を変えて見ると、どの時間の表情をいちばん楽しみたいかを考えられます。照明の下で見る色だけで決めず、普段その部屋で過ごす時間の窓辺に合わせてください。布を置く向きや場所を毎回大きく変えると、色と光の違いを切り分けにくくなります。
大きなシダの全体像は、サンプルに必ず収まるとは限りません。小片では色や透ける部分を見て、柄全体の配置は商品ページの全体写真も併用する、という役割分担が適しています。サンプルの一部分だけから、届くカーテンの中央にどの葉が来るかを決めることはできません。
また、室内からサンプルを見て気に入ったことを、外からも室内が見えない証拠にはしないでください。柄の好みを確かめる作業と、窓に必要な目隠しの判断は別です。
候補色の入口はエルリーの生地サンプル(インズ)
です。一枚と重なった部分の両方を好きだと思えるかを確かめ、その結果を仕立て選びへつなげましょう。
ヒダは葉柄を隠す量だけで決めない
生地の表情が決まったら、ヒダ付きかフラットかを考えます。エルリーには1.5倍ヒダ、2倍ヒダ、フラットの選択肢があります。ここでは、規則的な折りを作る1.5倍ヒダと、上部にヒダ山を作らないフラットを比べます。
1.5倍ヒダは、仕上がり幅に対して約1.5倍の生地を使い、上部を2つ山につまむ仕立てです。布の山と谷に沿って葉柄が見え隠れします。模様を一続きの平面として見ることより、折りの中で重なりが生まれる表情を好むなら候補になります。資料2
フラットは、上部をつままず、柄や素材の表情を生かす仕立てです。ただし、掛けた布には幅のゆとりがあり、自然な波ができます。「ヒダなし」を、葉の全体がいつでも正面を向くことや、生地が一切重ならないことと同じにしないようにしましょう。
サンプルで重なる部分も気に入ったなら、1.5倍ヒダのような規則的な折りを受け入れやすいかもしれません。透ける面をできるだけ広く眺めたいなら、フラットから検討できます。どちらも、光と布の位置によって柄が変わって見えることを楽しめるかが軸になります。
さらに、手前の厚地を動かしたときのことも考えます。インズの案内では、フラットを二重レールに掛けると、前後の布が当たり、一方を動かした際にもう一方がつられる場合があると説明されています。資料2
昼はレースを広げたまま、朝夕に厚地だけを開閉する窓なら、その接触が気になりそうかを見ておきたいところです。フラットが好みでも、厚地の上部とレースの間に余裕がない場合は、柄の見え方だけで決めないでください。レースに厚地と同じ形態安定加工が付くとも考えず、自然な布の動きまで含めて選びます。
幅の決め方が変わると継ぎ目の条件も変わる
仕立てを変えると、注文幅の求め方も変わります。インズの採寸案内は、300cm未満のレールでヒダ付きを選ぶ場合はレール幅×1.05、フラットはレール幅×1.3を推奨しています。窓ガラスの幅ではなく、一般的な機能レールなら両端の固定ランナーの中心間を測ります。資料1
ここではレール幅200cmの窓を、左右同じ幅の2枚で覆うと仮定します。
- 1.5倍ヒダ:200cm×1.05=合計幅210cm。両開き・数量1なら、仕上がり幅105cmのカーテンが2枚です。
- フラット:200cm×1.3=合計幅260cm。両開き・数量1なら、仕上がり幅130cmのカーテンが2枚です。
このショップの「両開き」は、入力した注文幅を半分ずつにした2枚が届く方式です。先に半分にした幅を入力してから両開きを選ぶと、さらに半分になるため、合計幅と1枚幅を混ぜないでください。また、1.5倍ヒダの生地量を理由に、注文幅へもう一度1.5を掛ける必要はありません。資料2
エルリーの幅継ぎの条件は、1.5倍ヒダでは1枚の幅101cm以上、フラットでは141cm以上です。同じ200cmのレールでも、先ほどの1.5倍ヒダは1枚105cmなので継ぎが入る条件に当たり、フラットの1枚130cmは継ぎが入り始める幅より小さくなります。
ここで比べるのは、注文欄に入れる合計210cm・260cmではなく、届く1枚の105cm・130cmです。生地の使用量と縫製が違うため、「フラットの方が注文幅は広いのに、継ぎの条件には当たらない」という関係になります。
継ぎの位置は指定できません。資料2 葉柄の途中に縦の縫い目が入ることが気になるなら、仕立てと1枚幅を組にして考えます。ただし、継ぎを避けるためだけに必要な幅を削れば、閉めたときのゆとりが変わってしまいます。柄の見え方、前後の布との接触、継ぎ目の条件を並べ、受け入れられる仕立てを選びましょう。
昼の見え方に納得して一窓分を選ぶ
エルリーを選ぶ理由は、大きな葉柄を加えながら、透ける部分や光によって表情が変わる窓辺を楽しめることです。一枚の布として見た色だけでなく、重なりと背景も好きだと思えるなら、色と仕立てを寸法へ落とし込めます。
丈は手持ちの厚地との位置関係で決めます。例えば、前後のランナーの高さが同じで、ランナー下から床まで202cm、厚地を201cmにする窓なら、レースはそこからさらに1cm短い200cmという例になります。これは厚地の下からレースの裾を見せないための、インズの推奨に沿った計算です。前後のレールの高さが違う場合は、その差を無視して同じ採寸値を使わないでください。資料1
幅200cmのレールでフラットを選ぶ例なら、候補色、合計幅260cm、丈200cm、両開き、数量1をメモします。フックは標準がAで、Bも選択できますが、自宅のレールに適した方を選びます。注文丈へフック上部の生地分を自分で足す方式ではありません。1.5倍ヒダへ変えるなら、同じメモの幅は210cmに計算し直します。
受注生産品なので、注文を受け付けた後の変更・キャンセルや、サイズ間違いなど購入者都合の返品・交換に頼って色や仕立てを決めることは避けたいところです。光に透かした見え方、布が重なった部分、必要な目隠し、継ぎの条件まで納得してから、一窓分をそろえます。
エルリーの商品ページ(インズ)
で、選んだ色と仕立て、合計幅、丈、開き方を照合できます。葉柄を広げた昼の姿を思い浮かべながら、日々の開け閉めにも合う仕立てを選んでください。