レースカーテン

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クローゼットを重く見せずに覆いたい|オミクレーの透ける目隠しを選ぶ

この記事の目次
  1. 隠す中身と残す輪郭を決める
  2. オミクレーで布の面を軽くする
  3. 衣類と布の間を空ける
  4. 取り出す範囲から開き方を選ぶ
  5. 既設レールで一窓分の仕様にまとめる
  6. 閉じた色と開いた使いやすさで決める
  7. 参考資料

扉のないクローゼットを布で覆いたいけれど、厚いカーテンで大きな壁を作るようには見せたくない。中の衣類の色や輪郭が少し残ってもよいなら、麻風のレース、オミクレーを既設レールに掛ける方法があります。

選ぶ基準は、何も見えなくなることより、収納の前にどれくらい布の面を加えたいかです。透ける姿を好めることに加え、衣類が布を押さないこと、開けた布を寄せて端の服まで取り出せることも確かめましょう。閉じた見た目と、朝に服を選ぶ動作を一緒に考えた一組を選びます。

隠す中身と残す輪郭を決める

まず、今のクローゼットを見て、目に入りすぎると感じるものを分けます。服の色が細かく並ぶ様子なのか、ハンガーの形なのか、下に置いた物なのか。収納全体の存在を消したいのか、手前に布が一枚あれば十分なのかで、必要な透けにくさは違います。

オミクレーは程よく透けるレースです。中の色や輪郭を少し感じながら、手前に麻風の布を見せる選び方になります。布がないときの情報量を和らげる候補ではありますが、衣類が全く見えない扉の代わりとして選ぶと希望と合わない可能性があります。

たとえば、淡い色の服が多く、レースの奥に柔らかく色が残る姿を好むなら、透けを許容しやすいかもしれません。濃色や強い柄の服が並び、それらを見せたくない場合は、同じレースを広げても気になる要素が残ることがあります。中身が異なる収納の写真だけを見て、自宅でも同じ面になるとは考えないようにします。

見る位置も確認します。ベッドや椅子から少し離れて眺めるのか、部屋へ入るたび近くを通るのかで、目に入る衣類の輪郭は違います。いつも過ごす位置から「この程度なら見えていてよい」と思えるかを基準にすると、透けを欠点として我慢する買い方から離れられます。

完全に隠したい物があるなら、レースの色を濃くするだけで解決すると決めない方がよいでしょう。今回の候補は、見通しをゼロにするための布ではありません。何をどこまで見せたくないかが決まってから、透けるオミクレーがその希望に合うかを判断します。

収納の中に照明がある場合は、その明かりを使う姿も考えます。部屋側だけが明るいときに気にならなかった服が、奥から照らされると目に入りやすくなることもあります。窓用レースの昼の写真を、室内の収納へそのまま当てはめず、普段使う灯りと中身を背景にして透けを判断しましょう。

オミクレーで布の面を軽くする

オミクレーはポリエステル100%で、リネンのような質感を表現したレースです。ここでいう軽い印象は、収納前を透ける布で覆う見た目のこと。手持ちの布より重さが何割軽い、開閉が必ず軽くなる、といった意味ではありません。素材の表情と透けを一緒に選ぶ候補です。

オミクレーの生地と仕上げを公式ページで見る

例ではホワイトを選びます。壁の前に白い面を続けたい場合や、服の色を薄く背景に残したい場合に考えられます。ただし、白なら中身が見えにくくなるとは限りません。レースの白い面と、奥の衣類の色が重なってどう見えるかを確認することが先です。

裾はチェーンウェイト仕様で、大きな折り返しの帯を目立たせたくない人が確認したい部分です。床近くまで布を垂らす場合、下端も一日の中で何度も目に入ります。上部のヒダだけでなく、裾の細い終わり方まで好めるかを見ます。何も縫っていない切りっぱなしの布を選ぶ意味ではありません。

シームレスの案内もあり、広い収納前を一つの布面として見たいときの候補になります。一方、縫い目がない面を選んでも、布の後ろに衣類の凹凸が迫っていれば、きれいな波がそのまま垂れるとは限りません。商品写真の布面と同じ姿を求める前に、収納との距離を確認する必要があります。

既設のカーテンレールへ通常のフックで掛ける構成として選びます。棒を通す筒状の上部や、収納用の特別な固定具が付くという案内へ読み替えないようにしましょう。ここで新しく選ぶのは布カーテンです。レールがない場所への取り付け方や、収納本体の選び方は別に考えます。

衣類と布の間を空ける

見た目を整えるうえで重要なのが、掛けた服とレースの位置関係です。ハンガーの肩が布を押していると、その形が表へ出るだけでなく、レースを横へ動かすときにも触れます。布の幅を増やせば自然に隠せる、という問題ではありません。先に、布が垂れる面を衣類が押さないかを見ます。

確認するのは、棚板や収納の外枠からの距離だけではありません。今掛けている服のうち、前へ出やすい物や袖が広がる物を含めて、使っている状態を見ます。空のクローゼットで余裕があっても、衣類を戻したら布へ触れることがあります。普段の中身が入った姿を基準にしましょう。

下の方に引き出しがある場合は、閉じた位置と開けた位置を分けて考えます。レースを寄せる前に引き出しを開ける使い方だと、前へ出た引き出しが布を押すかもしれません。布を寄せてから開ける順番が自然にできるか、端へ集めた布が引き出しの前に残らないかを確認します。

衣類との距離は、一律に何cmあればよいとここでは決めません。服の形、レールの位置、選ぶヒダと寄せ方によって、布の通る場所が変わるためです。布が閉じたときに静かに垂れる場所と、動かしたときの重なりを分けて見ると、足りない余地が分かりやすくなります。

もし今の配置で衣類が必ずレースを押すなら、見た目だけを目的にそのまま注文するのは待ちたいところです。厚地より薄そうだから隙間へ入るはず、という期待では、布面の形まで整いません。衣類と触れずに垂れる位置が確保できてから、オミクレーの透ける面を選ぶ順にします。

取り出す範囲から開き方を選ぶ

クローゼット前の布は、人が中央を通り抜けられればよいのれんとは使い方が違います。朝に服を比べるなら、左右の端まで見渡し、必要な位置へ手を伸ばしたいことがあります。中央に隙間があるだけでは、端の服を取り出すときに布が邪魔になる場合があります。

今回は中央から左右へ開く両開きを例にします。二枚をそれぞれの外側へ寄せ、収納の中を広く見せる構成です。ただし、両端には布の束が残ります。端にある服を頻繁に使うなら、束を寄せた状態でもその服を取り出せるかを確認します。両開きなら収納の全幅が必ず完全に空くという意味ではありません。

片開きで一方へ全て寄せる方が、普段使う側を空けやすい場合もあります。その場合は、反対側へまとめた布がどこまで収納を覆うかが判断材料です。普段は右半分だけを使っていても、左端の物を出すときにも布を動かせるかを考えます。使わない側と決めた場所にも、いずれ手を伸ばす場面はあります。

閉める動作まで含めると選びやすくなります。服を一枚出したあと、毎回レースを戻すのか、着替えの間は開けたままにするのか。レースを開いた姿も部屋の一部として目に入ります。閉じた写真だけが好みでも、開いて寄せた状態を好めないなら、日常の使い方とずれるかもしれません。

また、収納の前に椅子や物を置いて使う場合は、布を引く動作が遮られないかを見ます。布の中央だけに手が届いても、端へ十分寄せるには横へ動かす余地が必要です。既設レールの端と普段立つ場所の関係から、毎日無理なく開けられる開き方を選びましょう。

既設レールで一窓分の仕様にまとめる

注文寸法はクローゼットの外枠だけで決めず、布を掛ける既設レールから求めます。例としてレール幅160cm、ランナーの穴の下から床まで202cmの場所に、1.5倍ヒダのオミクレーを掛ける場合を考えます。窓用の外枠へ何cm足すという別の計算を、そのまま収納へ持ち込む必要はありません。

インズの通常のヒダ付きの案内では、300cm未満のレールに1.05を掛けるため、注文幅は160cm×1.05で168cmです。1.5倍ヒダは上部の仕立てであり、レール幅へ1.5を掛けて240cmを入力する意味ではありません。採寸案内で、実際に掛けるレールを起点にしていることを確かめましょう。

丈は床から1cm上で終える希望なら、202cmから1cm引いて201cmです。収納の中身を下まで覆いたいからと、床へ余る長さを無条件に足すのではなく、布を寄せて使う動作も考えて裾位置を決めます。上の棚から床までの寸法と、フックを掛けるランナーからの寸法を取り違えないようにします。

フックはAを選ぶ例です。インズの案内では、Aフックの上部立ち上がり1cmは注文丈に加えて仕上げるため、注文欄の201cmへ自分で1cm足す必要はありません。レール周囲と上部の布が収まるかは別に確認します。通常フックで使うこの仕様と、上部へ棒を通す形式を混同しないでください。

幅168cmの両開きは、幅84cmの二枚で数量1になります。開き方と縫製スタイルに合わせ、ホワイト、1.5倍ヒダ、Aフック、幅168cm、丈201cm、両開きの一組として整理できます。用途がクローゼットでも、合計幅と枚数の注文単位はその商品に合わせます。

閉じた色と開いた使いやすさで決める

最後に、中の服が入った状態で見たい布面と、服を取り出すために開いた状態を組み合わせて考えます。オミクレーは、少し透けることを受け入れて麻風の白い面を足したい人の候補です。色や輪郭を一切見せないことが必須なら、今回の透ける仕立てとは希望が合いません。

洗濯可能の案内はありますが、手入れは届いた商品の洗濯表示に合わせます。洗った後も寸法が全く変わらないという前提で、床へぎりぎり触れる丈を決めることは避けたいところです。日々の開閉だけでなく、外して戻すときにもフックへ手が届くかを確認しておきましょう。

透ける色を好めて、衣類との距離と布の寄せ先が決まったら、オミクレーの公式ページで収納前に掛ける一組の仕様を選ぶ ことができます。例のホワイト168×201cmは自宅のレールへ置き換えます。閉じているときだけ整う布ではなく、服を選び、取り出し、また閉じる流れまで含めて選んでください。

参考資料

  1. インズ:カーテンの測り方
  2. インズ:カーテンの縫製スタイル
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