レースカーテン
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窓を開ける日のレースは風通しで選びたい|エアースルーの織りと仕立てを考える

この記事の目次
窓を開けて過ごす日は、厚地を左右へ寄せても、レースまで全部開けるのはためらうことがあります。外からの見え方が気になる一方で、窓の前を布で覆うなら、風の通りやすさも選ぶ条件に入れたいところです。
そんな窓には、インズのケースメントレース「エアースルー」が候補になります。太い糸と細い糸で織ったざっくりした表情があり、通気性を特徴として案内されている商品です。ここでは夜に使う厚地を残し、昼のレースをホワイトの1.5倍ヒダへ替える選び方を考えます。
決め手は、風を通す生地の説明に加えて、布が揺れることや透け感も自分の窓に合うかどうか。窓を開ける時間の使い方から、色と仕立て、最後に幅と丈の注文へ進みましょう。
窓を開けるときに、レースへ何を任せたいか
まず想像したいのは、レースを使う一日のうち、どの時間を変えたいかです。たとえば、昼の在宅中に窓を開け、夕方には閉めて厚地を引くリビング。昼に広げる布の通気性が気になっているなら、夜のカーテンまで一緒に買い替える必要はありません。今の厚地を残す前提で、レースに求める条件を絞れます。
同じ「明るい窓辺が好き」でも、光を取り入れること、外の景色を見ること、窓を開けて風を通すことは別の希望です。今のレース越しの明るさには満足していて、開けた窓の前にある布を変えたいのなら、色の白さだけでなく、生地の通気性を選択理由に加えると候補を探しやすくなります。
反対に、一日中レースだけで過ごし、外からの見え方をできるだけ変えたくない窓なら、通気性だけを優先すると希望から外れることがあります。エアースルーを選ぶ前に、「昼は風を通すレース、夜は厚地」と役割を分ける使い方が自分に合うかを決めておきましょう。
窓を閉めたまま使う時間がほとんどなら、風通しよりも、閉じた布の色や透け方が日々の満足に関わるかもしれません。窓を開ける習慣があるかを出発点にすると、商品名の印象だけで機能を足していく選び方を避けられます。
エアースルーのざっくりした織りを選ぶ理由
エアースルーの商品説明では、太い糸と細い糸を使ったケースメントの生地と、光や風を通しやすい特徴が示されています。細く均一な面を思い浮かべるレースとは、選ぶときに注目したい部分が違います。織りそのものの表情を窓辺で楽しみたい人に向く候補です。
素材はポリエステル100%で、ウォッシャブルの案内があります。天然素材のようなざっくり感を求めながら、素材そのものをリネンに限定せずに選べます。風を通すことと、糸の表情を見せることの両方が希望なら、この組合せに選ぶ理由があります。
ただし、「通気性がよい」という商品説明から、自宅で今のレースより何倍の風が入るかまでは分かりません。窓の開け方やその日の風も違うため、購入後の風量を数値で見積もる材料にはできない点を押さえましょう。生地の特徴を候補にする理由として使い、部屋全体の空気の動きを約束する条件にはしない考え方です。
また、織りのざっくり感を魅力に感じるかは好みが分かれます。目立つ糸の表情を抑え、さらりとした均一な白い面を求めるなら、通気性の言葉だけで決めずに生地を見比べたいところです。今の厚地に柄がある場合も、色を増やさず織りを添えたいのか、レースの存在感を控えたいのかで判断が変わります。
この織りと洗えるポリエステルという組合せが希望に合えば、エアースルー(インズ)
の商品説明で色と仕立てを見ていきましょう。通気性と見た目を一緒に選ぶための候補として考えられます。
風を通すことと、いつも見えにくいことを分ける
窓を閉めた状態でレースの透け方を見るときと、風が入って布が動くときでは、窓の覆われ方も変わります。生地越しにどのくらい見えるかだけでなく、左右や裾が動いたときに布で隠れない部分ができることも、窓を開ける使い方には含まれます。
たとえば、庭に面した窓で、昼に短い時間だけ風を入れたい場合。多少布が揺れることも窓辺の表情として受け入れられるなら、通気性を特徴に持つレースを選ぶ理由がはっきりします。一方、通路に面していて布の端が少し動くことも気になる場合は、同じ結論にはなりません。
大きく揺れる日には窓の開き方を変える、気になる時間は厚地を使う、といった扱いを考えておくと、レースへ任せたい役割を絞れます。それでも常に同じように窓を覆いたいなら、風で動く布を選ぶ前提から見直すほうが希望に沿います。色を濃くすれば布のない部分も隠せる、という選び方はできません。
夜に厚地を使う前提もここで確かめます。エアースルーの透け感や通気性を好んで選ぶことと、夜も一枚で十分だと判断することは別です。残す厚地を実際に閉める生活なら、その役割分担を保ったまま昼のレースだけを変えられます。
色と生地見本で、残す厚地との関係を見る
色はホワイト、ベージュ、グレーの3色です。ここでは昼の窓辺に白いレースを残したい人に、ホワイトを軸にする選び方を提案します。白を選べばどんな厚地にも同じようになじむ、という意味ではなく、まず「色を足すより、織りを変えたい」という希望に合わせるためです。
手持ちの厚地が生成りに近い色なら、ホワイトとの白さの差を見てみましょう。その差をすっきりした取り合わせと感じるか、もう少し近い色にしたいと感じるかで、ベージュも見る意味が出てきます。窓辺に灰色を取り入れたいならグレーも候補ですが、色名だけで明暗や相性を決めないことが大切です。
エアースルーには生地サンプルの案内があります。見本を使うなら、机の上だけで見るより、使う窓の近くで手持ちの厚地と並べてみる方法が考えられます。昼に厚地を寄せた位置と、厚地を広げた位置の両方で比べると、残す布との取り合わせを判断しやすくなります。
ここで見る対象は、色、糸の表情、触れたときの生地の感じです。小さな見本で、窓全体に吊ったレースの揺れ方や風の通り方まで再現することはできません。見本が気に入った理由を「厚地と合わせた色」や「ざっくりした織り」のように分けておけば、確かめられた範囲を購入判断に使えます。
窓の開け閉めに合わせて1.5倍ヒダを考える
色が決まったら、上部に山を作るヒダの仕立てを考えます。インズの1.5倍ヒダは2つ山です。ここでは、レースに山を付けた仕立てを好み、左右へ開ける形を選ぶ例として1.5倍ヒダの両開きを取り上げます。ヒダの説明はインズの縫製案内で確かめられます。資料2
1.5倍という数字は、生地の使い方に関わる仕立ての区分です。風が1.5倍通る意味でも、注文欄の幅を自分で1.5倍にする意味でもありません。仕上がりの幅を注文するときは、別に示された採寸のゆとりを使います。
エアースルーでは2倍ヒダやフラットの選択肢もありますが、ヒダの少なさから自宅での風量の順位を決めることはできません。山のある布を選びたいなら1.5倍、山を作らない見え方を好むならフラット、とまずは仕立ての見た目で比べると整理できます。フラットを選ぶ場合は必要な幅の考え方も変わるため、後述の1.5倍ヒダの計算例をそのまま使わないようにしましょう。
開き方は、窓のどちら側へ布を寄せたいかと合わせます。左右へ分けるなら両開き、片側にまとめるなら片開きが候補です。窓の取っ手に触れるときや出入りするとき、自分がいつも布をどちらへ動かしているかを思い出すと、見た目だけでは決めにくい選択を具体化できます。
幅のゆとりと、床から離す丈を決める
幅は両開きの合計を注文する
インズの採寸案内では、機能レールは左右の固定ランナーの中心間、装飾レールはキャップの付け根を基準に幅を測ります。窓ガラスの幅や古いレースの布幅をそのまま注文値にする方法とは異なります。資料1
1.5倍ヒダで、採寸したレール幅が200cmだった場合を考えましょう。300cm未満のレールに使う幅のゆとりは1.05倍なので、200cm×1.05=210cmです。この210cmが注文する合計幅になります。300cm以上では案内の倍率が変わるため、この例をすべての窓へ広げないようにします。
両開きは、合計の注文幅を半分にした2枚が数量1で届く構成です。例の210cmなら、一枚105cmのレースが2枚になります。二枚使うから数量を2にするのではなく、開き方を両開きにして数量1とする点を、注文メモにも残しておきましょう。資料2
丈はランナーの穴の下から考える
床までの丈は、レースを吊るすランナーの穴の下から測ります。インズの通常の床に届く窓の案内では、厚地は床までの長さから1cm引き、レースは厚地よりさらに1cm短くする考え方です。資料1
厚地側とレース側のランナーの高さが同じで、穴の下から床までが202cmと仮定します。通常の厚地の丈は201cm、そこから1cm短いレースは200cmとなります。前後のレールの高さが違う場合には、この引き算だけで同じ裾位置になるとは限りません。レースを掛ける位置で測り直して判断します。
窓を開けたときにも使うレースなので、床に布を余らせたいのか、床から離して使いたいのかは注文前に決めたい点です。この例は床から離す仕上がりを選んでいます。手持ちの厚地がもともと長めなら、その丈を無条件に写すのではなく、今回のレースの裾位置を決める基準として床までの採寸値を使いましょう。
フックはAが標準でBも選べ、アジャスターフックの仕様です。上端を作る分は店側の仕立てに含まれるため、AかBを選んだ後にその分を注文丈へ足しません。ここまでの例ではAを選び、注文幅210cm・丈200cmとします。1.5倍ヒダの表示表にある幅500cmまで・丈265cmまでの範囲に収まる例です。
風を迎える時間が決まったら注文へつなぐ
昼に窓を開けて風を入れ、夜には残した厚地を閉める。その使い方に、エアースルーのざっくりした織りを合わせたいなら、ホワイトの1.5倍ヒダは候補になります。通気性だけを切り出さず、織りの表情と透け感も選ぶ条件に含めることが、この商品の選び方の軸です。
注文メモは「ホワイト・1.5倍ヒダ・幅210cm・丈200cm・Aフック・両開き・数量1」という形になります。これはレール幅200cm、ランナーの穴の下から床まで202cmという仮定の窓の例なので、自分の窓では採寸から置き換えます。特に合計幅と一枚の幅を分けて書くと、左右二枚をどう注文するかが明確になります。
風で布が動くことを受け入れられるか、夜に厚地を使うか、残す厚地と色や織りが合うか。その判断と採寸値がそろったら、エアースルー(インズ)
で希望する色・仕立て・開き方を選んでください。