厚地カーテン
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洗濯で扱いやすい遮光カーテンを選びたい|エアリアの軽さと仕立てを考える

この記事の目次
遮光カーテンを洗いたいと思っても、窓から外した大きな布をまとめて運ぶところで気が重くなる。洗える商品を選んだはずなのに、一枚が大きく、手入れの日には扱いにくさを感じる。そんな買い替えでは、洗濯できるかに加えて、生地の軽さと一度に持つ布の範囲も考えたいところです。
インズの「エアリア」は、軽量で、洗濯機で洗える遮光カーテンとして紹介されています。色によって遮光等級が異なるため、軽さだけで決めず、残したい遮光と好みの色をそろえて選ぶ商品です。
ここではアッシュブラウンの1.5倍ヒダを例にします。通常のカーテンレールへ掛ける厚地を、片開き一枚にするか、両開き二枚にするか。その違いまで決めることで、自分の窓と洗濯する日の両方へ当てはめて考えられます。
洗える表示と持ち運びやすさを分ける
最初に整理したいのは、何を不便に感じているかです。自宅で水洗いできないことが不満なのか、洗えるけれど大きな布を持つことが面倒なのかでは、買い替え時に見る条件が変わります。
前者なら商品の洗濯に関する指定が第一の条件です。後者なら、ウォッシャブルという表示だけで候補を絞り切らず、生地の特徴や仕上がり寸法も合わせて見ます。洗濯できることは、どんな大きさでも自分に扱いやすいことまで意味していません。
たとえば、左右に寄せる両開きのカーテンと、一方向へまとめる片開きのカーテンを比べてみてください。窓全体を覆う幅が同じでも、片開きは広い範囲が一枚につながり、両開きは左右の布が分かれます。洗う前に外して手元へまとめる布の単位が違うため、日々の開け方と別に考える余地があります。
今のカーテンについても、「重い」で終えず、面倒に感じる場面を一つ選んでみましょう。たたもうとすると横へ大きく広がるのか、布をまとめて運ぶときにかさが気になるのか、二枚を一度に扱うことが負担なのか。この整理があると、軽量の生地へ替えることと、仕立てを変えることを分けて検討できます。
エアリアの軽さはどう判断するか
エアリアは、軽さと柔らかさを特徴にしたポリエステル100%の遮光カーテンです。公式の商品説明やQ&Aでは、軽量であることを、取り外しや洗濯時の扱いやすさにも結びつけて紹介しています。光を遮る役割を残しながら、手入れのために布を動かす場面も見直したい人の候補になります。
ただし、軽量という特徴から、今使っているカーテンより何グラム軽くなるかまでは決まりません。比較する生地に加えて、幅、丈、ヒダ、枚数が違えば完成品の条件も変わります。商品側の比較表現を、そのまま自宅の古いカーテンとの重量差へ置き換えないようにします。
サンプルを手に取るなら、まず生地の柔らかさや折り重ねたときの感じを見ます。硬さのある布が苦手なのか、しなやかな生地の触れ方を好むのかといった、素材への好みを知るために使えます。小片を持って軽く感じたことだけで、大きな窓用の完成品も片手で楽に持てるとは判断しません。
具体的な完成重量を条件に選びたい場合は、検討している幅・丈・縫製・枚数をそろえたうえで、その仕様の情報が必要です。重さの数値が分からない状態で「これなら必ず洗濯機に収まる」と判断することもできません。ここで候補にできる根拠は、軽量の生地であり、洗濯機で洗えると案内されていることです。
生地の説明と通常のヒダ付きの仕上がりは、エアリアの商品ページ(インズ)
で確認できます。重さだけを見るより、柔らかい布を窓へ掛けた姿も好みに合うかを一緒に見ておきましょう。
残したい遮光と色を合わせる
買い替えの目的が洗濯時の扱いやすさでも、窓に掛けている時間には遮光カーテンとして使います。今のカーテンを閉める理由を残せるか、色を選ぶ段階で確認します。
エアリアの遮光等級は、アッシュブラウンとダークブラウンが1級、グレーベージュが2級です。同じ商品名の色違いでも等級が同じではないため、淡い色が気に入ったときには、その色の仕様と組にして考えます。
1級を条件にしているなら、候補はアッシュブラウンかダークブラウンです。ここではアッシュブラウンを例にしますが、色名だけで部屋との相性は決まりません。手持ちのレース、床、窓の近くの家具と並べて、閉めたときに広い面で見せたい色かを判断します。
一方、グレーベージュの見た目を優先し、2級という仕様が自分の希望に合うなら、その色を選ぶ分岐もあります。「エアリアだからどの色でも1級」と考えず、色を変更するときには選定条件も一緒に見直します。色の好みと等級のどちらを優先するかが決まっていれば、注文画面で迷いにくくなります。
また、生地の遮光等級から、窓全体や室内の暗さが必ず同じになるとは考えないようにします。ここで選ぶのは、指定された等級の生地を使うカーテンです。軽量であることを理由に、窓を覆う幅や丈を不足させてよいわけではありません。
エアリアの生地サンプル(インズ)
を使うなら、昼の窓辺と、普段カーテンを閉めて過ごす場所で色を見てみてください。机の上で好きな色だったことに加え、室内の大きな面に置きたい色かを考える材料になります。小片は完成後の室内の暗さを再現するものではなく、生地選びに使います。
ヒダと一枚の大きさを一緒に決める
1.5倍ヒダは、仕上がり幅に対して約1.5倍の生地を使い、上部を二つ山でつまむ仕立てです。窓へ広げた幅と、ヒダを作るために使う生地の量が同じではないことを押さえておきます。
エアリアにはほかの仕立てもありますが、「軽さを優先するから、ヒダの少ないものなら何でもよい」と急いで変更する必要はありません。普段はヒダがある窓の姿を楽しみたいのか、平らに見せたいのかで好みが分かれます。使用する生地の倍率は仕立てを比べる材料になっても、それだけで完成品の重量を算出する数字にはできません。
次は開き方です。合計の仕上がり幅を210cmとした場合、通常の注文で選ぶ構成は次のように分かれます。
- 片開きなら、幅210cmのカーテン1枚。
- 両開きなら、幅105cmのカーテン2枚。
両開きでは、一枚を外したときに扱う横幅は105cmです。広い布一枚をまとめるより、左右を分けて扱いたい人が検討できます。ただし、布が二枚になるので、窓全体の手入れには両方を扱うことになります。総重量が半分になるという話ではありません。
片開きは一枚が広くなりますが、日常的に片側へまとめたい窓では、その使い方を残したい場合があります。たとえば、いつも同じ側を開けて外へ出るなら、洗濯の日だけでなく、閉める・開けるときの自分の動作も考えます。二枚に分けることが、どの窓でも便利とは限りません。
エアリアの1.5倍ヒダは、幅101cm以上で生地の継ぎ目が入る案内です。この例の一枚幅105cmも、その境界を超えています。両開きに分ければ継ぎ目が必ず消えるわけではないので、仕立ての見た目が気になる場合は合わせて判断します。
必要な幅を削って継ぎ目を避けるより、窓を覆う寸法を確保したうえで、この生地と仕上がりを受け入れられるかを考えましょう。一枚の大きさを決める目的は、軽さを数字で保証することではなく、どの範囲の布を一度に扱うかを選ぶことです。
窓を覆う幅と裾を引きずらない丈にする
仕立てが決まったら、使うレールを測ります。インズの通常のレールでは、両端の固定ランナー間が幅の基準です。装飾レールなどは測る位置が異なるので、ショップの採寸案内で自分のレールと図を合わせます。資料1
レール幅200cmに1.5倍ヒダを合わせる例なら、余裕を加えた注文幅は200cm×1.05=210cmです。ヒダのための生地量を表す「1.5倍」をここへ掛ける計算ではありません。1.05は、このレール幅の例で使う注文幅の余裕です。
通常の注文欄へ入れる幅は、両開きの場合も合計幅です。幅210cm・両開き・数量1を選ぶと、幅105cmの2枚という構成になります。105cmを左右それぞれのメモに残す場合も、入力用には合計210cmと分けておきます。
丈はランナーの穴の下から測ります。掃き出し窓の厚地を床まで掛ける場合、インズでは床までの寸法から1cm引く案内です。たとえば穴の下から床まで201cmなら、注文丈は200cmになります。古いカーテンの裾が床へ触れていて扱いにくいなら、古い丈をそのまま写さず、レールを基準に測り直す機会にしましょう。資料1
ここで丈を大きく短くして生地を減らすと、もともと覆いたかった窓の範囲が変わってしまいます。洗濯時の扱いのために必要寸法を削るのではなく、幅と丈を確保して、一枚にするか二枚にするかを選びます。
フックはA仕様が標準で、Bも選べます。今回の例はAを使います。レールを隠す掛け方を希望するなら、フックの説明と今のレールの位置を照合してください。フックより上へ出る布の分を自分で足して注文丈を増やす方式ではありません。
買い替え前に洗う日の流れへ当てはめる
選んだ構成を、実際に洗濯する日の場面へ戻して考えます。これは洗剤やコースの選び方ではなく、購入前に一枚の布をどう扱いたいかを整理するためです。
幅105cmの二枚に分ける案なら、左右を別々に外して、片側ずつ布をまとめる姿を想像します。今の困りごとが、広い一枚を取り回すことなら、布を分ける意味があります。反対に、今も両開きで、二枚をまとめて運ぶときだけ扱いにくいのであれば、開き方の変更よりも、軽量の生地を選ぶことが今回の検討の中心になります。
洗濯機で洗えると案内されていても、自宅の機器で選んだサイズを洗えるかは別の照合です。購入する商品の洗濯表示と、使用する洗濯機の説明に合うことを確認します。サイズを二枚に分けたことだけで、どの機器にも対応すると決めつけないようにしましょう。
また、手入れの後に窓へ戻した姿も忘れずに考えます。日常の開閉では片側へ寄せたいのに、洗う日の都合だけで両開きへ変えると、普段の使い方が合わなくなるかもしれません。「洗うときは一枚を小さくしたい」「毎日は一方向へ開けたい」のどちらを優先するかを、色を決めるのと同じように選びます。
買い替えで決められるのは、軽量の生地、ヒダ、一枚の寸法、枚数の組合せです。その組合せが自分の不便に対応していれば、単に洗える表示だけで選ぶより、購入理由を具体的にできます。
色と一枚の仕立てを決めて選ぶ
遮光1級を条件にアッシュブラウンを選び、通常レールの1.5倍ヒダを使う。レール幅200cm、ランナーの穴の下から床まで201cmという例では、Aフック・合計幅210cm・丈200cmが注文の組合せです。両開き・数量1なら、幅105cmの2枚になります。
一方向へまとめる使い方を優先するなら、同じ合計幅と丈で片開き・数量1を選ぶ分岐です。その場合は幅210cmの一枚を扱うことになります。色と遮光等級が同じでも、一枚の範囲を変えることで、洗う前に布をまとめる場面が変わります。
軽さの特徴にひかれたら、遮光等級と好みの色を合わせ、必要な窓の寸法を守ったまま仕立てを選んでみてください。エアリアの商品ページ(インズ)
で色・ヒダ・開き方をそろえると、普段の窓の使い方と洗濯時の扱いを考えた候補に絞れます。
参考資料
- カーテンのサイズの測り方(インズ):レール幅の測定位置、ヒダ付きの注文幅、両開きの幅入力、厚地の丈とフックの基準。