厚地とレースの組合せ
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柄の厚地に柄のレースを合わせたい|ツリーとソステで昼の窓辺を考える

この記事の目次
厚地は好きな木柄にしたいけれど、昼に開けた中央のレースも無地では少し物足りない。違う柄を二つ選ぶなら、柄の名前をそろえるより、同時に見える場所を考えると組み合わせやすくなります。
候補は、インズの厚地「ツリー」と、cucanのレース「ソステ」です。大きな木柄の厚地に、ナチュラルホワイトのチェック柄レースを合わせ、昼は左右の木柄と中央の格子を眺める案です。
おそろいのシリーズではなく、別々の商品として選びます。柄の位置がぴったり重なることや、同じ注文で二商品がそろうことは前提にしません。見た目、昼夜の役割、二つのショップの寸法と枚数を順に確かめましょう。
柄を二つ選ぶ前に同時に見える場所を考える
厚地を室内側、レースを窓側に掛ける通常の順番では、昼に厚地を開けると中央のレースが広く見え、左右に寄せた厚地が残ります。柄の組合せを考えるときは、この三つの面を出発点にできます。
夜に厚地を閉めれば、室内からは主に木柄の面を見ることになります。昼と夜で見える柄が変わるため、二つの柄を常に全面で同時に見せたいのか、時間によって主役を替えたいのかを分けておきましょう。
例えば、夜は大きな木柄を楽しみ、昼は白系のレースに線の表情を残したい場合です。二つの布に同じ木柄を入れなくても、昼夜それぞれに好きな模様を置く理由があります。昼のレースへ厚地と同じ強い色を増やさず、格子の形を足す考え方です。
一方、昼の中央にはできるだけ模様を置きたくないなら、柄レースを足す必要はありません。厚地が柄物だからレースも柄物にしなければ整わない、という関係ではないためです。無地に感じる物足りなさが、本当に格子を加えることで変えたいものなのかを確認します。
二つを選ぶ場合も、厚地をどれくらい寄せるかで見える木柄の量が変わります。しっかり端へまとめる姿と、少し幅を残して開く姿を想像すると、レースの中央に対して左右の柄をどれくらい見せたいかを考えられます。
ここで決めるのは、柄同士を一枚の絵につなげることではありません。厚地が閉じた夜も、レースが広がる昼も、それぞれの姿を気に入れることが二商品を買う理由になります。
大きな木柄と白い格子を役割で分ける
ツリーは大きな木をプリントした厚地カーテンで、グリーンとブルーがあります。どちらも2級遮光の案内です。窓に木のモチーフと色のある面を取り入れたい場合に選ぶ商品です。
ソステは、ウール調の糸を使ったチェック柄のレースです。色はナチュラルホワイトで、素材はポリエステル100%。ウール調という表現は糸の見え方を示すもので、羊毛が入っている意味ではありません。
今回の案では、色と木の形をツリーへ、白系の面と格子の線をソステへ分けます。二つとも柄物ですが、同じ色の濃さや同じモチーフを繰り返す組合せとは違います。木柄を主役として残しつつ、昼のレースにも線の表情が欲しい人向けです。
ただし、格子の正確な大きさを写真から測り、木柄との比率を決めることはできません。「木柄の何分の一のチェックだから必ず合う」といった計算にはしません。商品全景と接写で、柄の存在感の方向を比べるために使います。
ソステの既製品は1.5倍ヒダの二つ山です。格子の線も、平面の図のようにすべて一直線で見えるわけではなく、ヒダの前後へ入る姿を含めて楽しみます。ツリーも1.5倍ヒダを選ぶ例にすると、両方に縦の波はありますが、波や柄の位置が一致する保証にはなりません。
木柄を大きな面として見たいかは、ツリーの商品ページ(インズ)
で確認できます。厚地を閉じたときの姿を先に気に入り、その端へ白い格子を置きたいかを次の判断にします。
同柄にそろえず地色と線の印象を比べる
違う柄を合わせるときは、模様の名前が一致するかだけでは決められません。ツリーは木、ソステは格子なので、モチーフをそろえる組合せではなく、並べたときの色と線の関係を選びます。
例えば、グリーンのツリーを左右へ寄せ、中央をナチュラルホワイトのソステにする案です。木柄の色を窓全体へ常に広げるのではなく、昼は白系の中央を大きく取ることができます。グリーンを使う面と、白い格子を見せる面が分かれる点に魅力を感じるかを考えます。
ブルーを選ぶ場合も、厚地だけの写真で完結させず、白系のレースを挟んだ昼の姿まで考えます。部屋にある椅子やラグの色も含め、窓へもう一つの色面を加えたいかを比べます。同じブルーという名前でも、手持ちの物と同色とは限りません。
白いレースを選べば柄が何も目立たなくなる、というわけでもありません。ソステにはチェックの線があるため、窓のサッシや、近くの家具の直線と一緒に見えることになります。直線の模様を少し増やしたいのか、窓の中央はもっと静かな面にしたいのかで判断できます。
比較する際は、小さな画像を横へ置くだけでなく、普段窓を見る距離を思い出します。近くでレースの糸の表情を楽しむ時間があるのか、離れたソファから全体を見ることが多いのかで、注目したい部分が変わるためです。
生地を手元で比べられる場合は、平らに隣り合わせるだけでなく、厚地を少し折って端に置き、レースの面を広めに残すと、昼に見せたい関係を考える手掛かりになります。ただし、小片だけで完成品のヒダの数や、柄の始まる位置までは再現できません。
二つを合わせたときに模様が多いと感じたら、片方の柄を無理に受け入れる必要はありません。木柄と格子の両方を好きだと思えることが前提です。「柄同士でも必ずおしゃれになる」という決まりではなく、自分が眺めたい昼の窓辺を選ぶ提案として考えましょう。
二枚を重ねてもレースの機能は別に見る
ソステには、日中に室外から見えにくく、室内から室外が見えるミラーのような効果が案内されています。白い格子の好みに加え、昼にレースを閉めて使うことを考える際の条件になります。
ただし、その案内を夜も同じように見えにくい保証へ広げません。今回の組合せは、昼はソステ、夜は室内側のツリーを閉める通常の使い分けが前提です。夜もレースだけで過ごしたい場合は、好きな柄だけを理由に適合としないようにします。
厚地のツリーは2級遮光ですが、後ろへソステを掛ければ別の等級に変わるという説明でもありません。厚地とレースには、それぞれの表示と使い方があります。二つの商品を足すことと、機能の数字が上がることを同じにしません。
また、ソステの格子があること自体が目隠しの強さを決めるわけではありません。柄は見た目、ミラーの案内は昼の機能として分けて読むと、模様の濃さだけから透け方を想像しすぎずに済みます。
二商品ともポリエステル100%で、洗濯できる案内があります。ただし、異なるショップの商品なので、具体的な扱いまで一律に決めません。それぞれの完成品の洗濯表示に従う前提で選びます。
今回の二商品を前後逆に掛ければ、見える柄の関係も変わります。レースを室内側で常に見せる掛け方が希望なら、通常の順番を想定した昼の三面とは別に考える必要があります。どちらを手前へ掛けるかを決めずに、柄だけを選ばないことが大切です。
ショップごとに丈と枚数を合わせる
柄の組合せが決まったら、注文は二つの店の方式へ分けます。ツリーの両開き一組と、ソステの一枚入り既製品では、数量の意味が違います。同じ窓の二層だからと、両方に同じ数量を入れないようにします。
例として、厚地側もレース側もレール幅180cm、ランナーの穴の下から床まで180cmとします。二本のレールの幅と高さが同じという仮定なので、自宅ではそれぞれ別に測ってください。
ツリーを1.5倍ヒダで注文する場合、インズの目安は幅180×1.05で189cm、床から1cm短くする丈179cmです。Aフックが合うレールを前提に、合計幅189cm、丈179cm、両開き、数量1を選びます。数量1で二枚になる注文です。資料1
ソステは、今回の幅100cm・丈176cmの一枚入りを二枚使う例です。cucanの既製サイズ案内では、レール幅170〜200cm、床まで180cmの窓に、このレースサイズを二枚選ぶ例があります。こちらは二枚欲しいので数量も二枚分にします。資料2
この組合せでは、同じ高さのランナーから下がる丈が厚地179cm、レース176cmなので、裾の差は3cmです。インズの厚地よりレースを1cm短くする例を、そのままcucanの既製品へ当てはめた構成ではありません。この差を見た目として受け入れられるかを確認します。
厚地とレースの裾をもっと近い位置にしたい場合や、自宅の採寸値が既製の例と違う場合は、100×176cmを当然の答えにしません。別サイズやオーダーを検討するなら、その商品の注文条件を改めて見ます。フックの調整だけでどんな差も吸収できると考えることは避けましょう。
ツリー側の注文メモとソステ側の購入メモを分けると、同じ「一窓分」でも指定が違うことを確認できます。片方は合計幅の両開き、もう片方は一枚の既製幅を二枚です。二店舗の方式を混ぜないことが、柄を選び終えた後の重要な確認になります。
昼と夜の両方を気に入れたら別々に注文する
ツリーとソステは、同じ模様でそろえるための組合せではありません。夜は木柄の厚地を広げ、昼は白系の格子と左右の木柄を眺めたいときに、異なる柄をそれぞれの役割で選ぶ案です。
昼のミラー効果を夜の保証にしないこと、柄の位置や大きさが一致する前提にしないこと、二商品は別々に購入することを確認できれば、好きな見た目と実際の使い方を結び付けられます。
例の窓なら、ツリーはグリーンまたはブルーの1.5倍ヒダ、幅189cm・丈179cm、Aフック、両開き、数量1。ソステはナチュラルホワイトの100×176cmを二枚です。レールの実測値、裾の差、商品の単位を照合してから指定します。
ツリーの商品ページ(インズ)
で厚地を、ソステの商品ページ(cucan)
でレースを選べます。昼に広く見える中央の柄も、夜に閉めた厚地の柄も楽しみたいと思えることを、二つを組み合わせる最後の判断にしてください。
参考資料
- カーテンのサイズの測り方(インズ):厚地の注文幅、丈、両開きの単位。
- 既製カーテンのサイズの選び方(cucan):レール幅と床までの高さに対応する既製レースの例。